前回、7000km走行時に5ヶ月の軌跡を纏めたが、その後約7000kmを追加、少し早いが2013年を総括してみた。
尻の痛みとライポジ
長距離での尻の痛みについては、700km走っても痛みが出ない事もあったが、概ね300kmを過ぎると
耐えられない程ではないが痛みが出てきて、500kmなるとスタンディングポジションで痛みを緩和する回数が増える。
ウェアの違いも考えてみたが、同じウェアでも痛みが始まるのが早い時と遅い時、或いは出ない時もあり、
それが原因とも思えない。
ただ言えるのは、当初からハンドルの位置がやや遠くて腕が延び気味になるので、やや前寄りのシートの狭い部分に
座る事になり、シートが前上がりな事もあり、会陰部を圧迫される感じがあることで、ロード(自転車)では知られている
EDは別にしても、もう少し後方の広くてフラットな部分に座りたいと考え、ハリケーンセットバックスペーサーを装着してみた。
未だ十分な距離を走っていないので改善効果は判断できないが、ポジションは尾骶骨がシートストッパーに触れる
位置まで後退した。また膝の曲がりもきつくて脚が疲れたが、シート後方に座ることで若干だが膝の曲がりが
緩くなったのは副次的効果。
親指の痛み
セットバックスペーサーと前後して、レザーグリップカバーを作り、グリップを太くした。これはDLのグリップが細く長距離を
走るとアクセルを握る親指を内側に巻き込む形になり、親指付け根の関節が痛くなる為。
スロットルロッカーも高速では使う時があるが、微調整が効かないので一般道での使用は避けている。
太くしたことでアクセル自体も軽くなり、また指の掛かりも良くなった。
フルスロットにするには少し握り直さないとならないが、フルスロットルが必要な場面は左程多くないので
暫くはこのまま様子を見ていく。
燃費
エンジンに当りがついた事も有るかもしれないが、3000~4000rpm(60~80)で下道メインの長距離では
多くの場合30km/L前後をキープしていて、フルパニアやタンデム、ワインディング、山岳路でも余り燃費に影響は無い。
しかし、5000rpm以上を常用すると急激に低下する。新DL1000に期待するのも案外高速走行での燃費改善かも
しれない。ただ高速道路の割引率が2014年6月以降低減するようで、今まで以上に下道比率が増えるなら650で
十分とも思える。
いずれにせよガソリンスタンドが減少傾向にあり、バイクであっても500km位の航続距離が確保出来ると安心。
関連記事
燃費報告
燃費報告2
発熱について
今年の夏、バイクで走るのが嫌になってしまう程の猛暑、酷暑だったが、DL自体の発熱・放熱については
エンジン・エキゾーストレイアウト、ラジエター容量、冷却効果、カウル形状等からか夏でも余り熱さを感じなかった。
タイヤ
12千キロで前後同時にストックのTWからBWに交換した。フロントは後2千キロ位は延ばせたかもしれないが
安全面から一括交換とした。
TW自体、ウェットグリップを含め一部を除き不満は無かったのだが、BWに履き替えてそれまで気になっていた
シミー現象が消えた(これがTWを避けた最大理由)。 ただウォブルについては交換後も170前後で発生する。
原因がタイヤ単体なのか、或いはパニア等も含めた空力影響等も含めた複合要素なのかは不明。
交換してから未だ1500km程(12月時点)しか走っていなので、ウェットや燃費、耐磨耗については分らないが、
第一印象は癖の無いタイヤ。新型のDL1000もBWを履いている。メーカーカタログだとBWはTWのプレミアムバージョン
的な位置付けとのことだから、やがてDL650もBWが標準品化するかもしれない。
購入時の実売価格はBWがTWより前後共に1000円前後高いだけで値差は僅か。
それ以外は特に不具合も無く、メンテナンスもチェーン清掃・給油はワンタンク≒500km毎、引き代の調整は
2000km、10000km、12300km(タイヤ交換時)。
クラッチワイヤーへの給油は4~5千キロ毎、Eオイル交換は5千キロ、フィルターは10千キロにしているが、フィルターは
マニュアルだと18千キロなので15千キロまでは交換時期を延ばしても良いかもしれない。
エアクリとプラグは顕著な燃費低下、始動性悪化等が無ければ2年若しくは30千キロ辺りを目処に考えている。
フルード、冷却水は随時点検した状況で判断したいと思っている。
2013年のツーリング記録等
2013年1月
1月27日乗り出し
マニュアルでは1000kmまで4000rpm(≒100km/h)以下という指定があったが、1000kmを過ぎたらいきなり
10000rpmまで回しても良いと言うのもおかしな話(いきなりテッペン回しをするオーナーも居ないとは思うが)、
500kmまではほぼ4000rpm以下で抑えたが以降、100km毎に各ギアで1000rpmずつ上限を増やしていった。
ただ、実用上9000rpm辺りで回転が伸びどまり、10000rpmまで回す意味はないと思う。
2013年2月
2月10日 1000kmの慣らし完了
2013年3月
3月3日 納車から約1ヶ月遅れでアクセサリーバーの納品を待って、パニアステーと一緒にSBSで装着作業。
3月9日 土浦神立『ひつじの小屋』ジンギスカンツーリング、JAB-NETWORKメンバーにDLをお披露目。
3月16-17日 大子グリーンヴィラキャンプツーリング、今年の初キャンプ
途中久慈川の川原に乗り入れた時にサイドスタンドが潜り、1月に富津岬でも同じ経験をしたので、サイドスタンド
エクステンションを購入
3月23日 霞ヶ浦タンデムツーリング、カミさんとDL初タンデム、C109Rとの比較ではまあまあとの事。
2013年4月
4月20日 ミツバプラウドホーンでWホーン化。
GWツーリングを控え、原チャの様なシングルホーンが我慢ならず交換。
2013年5月:天候不順
4月27―5月1日 GWツーリング、秋田方面へ約1800km、燃費は最低17km/L、最高31km/L、
当たり前だが、回せばそれなりに燃費は落ちる。
紫雲寺ACで自転車で世界一周中のフランス人(DLも所有)に遭った。
天候に恵まれなかったが(雨+雪)、ウェットでも不安無く走れた。
その他娘とタンデムツーリング、秩父方面ツーリング、クラブツーリング等で距離が延びた。クラブツーでは
無線を使用したが(ハム5W、2W運用)、DL(の電気、電子系)に対する影響はなかった。
2013年6月:梅雨の中休み?を狙った
6月2日 ナビにサンシェードを装着
6月7-9日 下北半島尻屋岬ツーリング、2泊3日、ドラ割利用
その他、那珂湊デカ盛り中華ツーリング、大笹牧場、宇都宮ジンカン+餃子ツーリング他
2013年7月:後出し梅雨明け宣言
・DLのJBRの更新手続き、JBRとJAFと、さてどう使い分けるか
・エスティマからシエンタへの乗換えを15分で決定
2013年8月:熱くて暑くて、バイクに乗る気にならない
8月3-5日 紫雲寺ACキャンプツーリング、クラブメンバーを案内
8月9日 コンデジ購入
6年以上使ったCanon IXY800ISが壊れ、カシオのZR400というバイクの様な名前のカメラと迷ったが、
結局IXY610Fを購入した。使い勝手は悪くは無いが、バッテリーエラーが頻発する。紫のボディは反射して
色が他のものに写り込むのでお奨めしない。
8月13日約500km無給油ツーリング、阿武隈高原
8月15日約500km無給油ツーリング、阿武隈高原再び
2013年9月:異常な酷暑も少し盛りを過ぎバイクには良い季節に
9月2日 鹿島灘ツーリング
人気の無い海岸に乗り入れたら道が荒れていてあわや初転倒というか、バイク放置という状況に。
DLは気楽に何処にでも乗り入れられるのでつい無理をして『ヤバイ』という状況になる事も。
いざ押すとなると650cc、200kgの車体はそれなりに重たい。
9月7日 千葉道の駅「鄙の里」ビンゴバーガーツーリング、JAB仲間と。
途中、鴨川有料道路手前で10000km、足掛け8ヶ月。
9月14日 喜多方三ノ倉ひまわりツーリング
三ノ倉~白河あすなろ食堂でデカ盛り、帰りに茨城横川温泉入浴、ここの強アルカリ泉は久し振りに気に入った。
9月19-21日、家族で東北ドライブ旅行、『みちのく四寺廻廊(しじかいろう)』で御朱印収集も。
9月28-29日 万座温泉オフツーリング、RLCメンバーが神戸、大阪、千葉、東京から集合
2013年10月:季節遅れの台風襲来
10月11日 KOMINE PK-716 Pantsのテストを兼ねて銚子方面ツーリング
10月12日 約500km無給油ツーリング、阿武隈高原
10月14日 前後タイヤ交換、TWからBWへ、12000kmはやや早目
2013年11月:今年は親父が春先から入退院を繰り返し、先月下旬また親父、叔父と相次ぎ入院、
何かと病院へ行かなくてはならない事もあり、気分的に余りバイクに乗る気にならず。
11月13日 紅葉ツーリング、佐久方面
11月17日 運転免許更新、電車で行ったら遠かった。
11月24日 セットバックスペーサー装着。車検は通る筈だが・・・
2013年12月:親父の入院・手術、退院、救急車で再入院・手術騒ぎ、叔父の葬儀等で引き続き近場だけ
12月2日 レザーグリップカバー(自作)を装着
12月8日 霞ヶ浦でDLのオフミを主催、ブロ友さん+mixiのコミュメンバー
12月16日 親父と私の誕生日(同じ日) 親父は心臓のカテーテル手術(無事終了)、私は叔父の葬儀で
喪主代行、何とも忘れえぬ誕生日となった。
12月31日現在のOdoは13400km