「偲ぶ会」でした（追記あり

５月に亡くなられた流儀の先輩先生は、

わたしの師匠と手ほどきの先生が同じ姉妹弟子関係にありました。

以降お名前いただく際の取り立ての先生は違い、

それぞれに違う方向に進んだものの。

地元が同じであり何かと、お世話になったり。

相互の協力体制が、あった先生でした。


何度も、ご自宅に伺ってお話したり。

病床の枕元へも度々、伺いました。

今も先生の、お稽古場の近くを通ると。

未だ先生が、そこで踊っていらっしゃるように感じられて。

信じ難い気持ちです。


最後に来春の勉強会で踊るつもりの曲を稽古していただいて、

その合間お昼時間にカレーをごちそうになったりした時のことが思い出されて。

先生の、ご遺影を前に舞台に立つと。

在りし日の先生の、お声が聞こえてくるようで。

なかなか顔を上げることができませんでした。


昨日は先生から、いただいた着物を着させてもらいました。



ご指導いただいた曲、舞台に上がった姿を見ていただけないと思うと。

残念で残念で、たまらないのですが．．．。


きっと先生は、わたしたちの中に生きて生き続けていらっしゃるのだと。

そう思いながら大切に務めたいと思いました。


すこし離れた所から、きっと見守っていてくださると思います。

毎度のように師匠とも思い出話をしています。



どうぞ安らかに、お休みください。

心より、ご冥福お祈りいたしております。合掌。