ふしぎなこと。
たくさんの人がいるのに、
この人じゃなきゃだめってことがある。
星の数ほど存在する(はずの)♂の中で、
なんで「あの人」を選んじゃうんだろう。
なんで「どの人」でも、よくないんだろう。
なんで「その人」じゃなきゃ、だめなんだろう。
よりによって、なんでこいつって思うこともあったりして。
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ふしぎなのは、そんなことだけじゃない。
たとえば、たくさんの踊り手の中でも。
この人の踊り好き。この人の踊りは嫌い。
って分けちゃう。
分けようと思わなくても無意識に分けてる。
たとえば、たくさんの写真を撮る方があっても。
この方の写真、気になる。
この方の、それはあんまり。
この方のは好きじゃない。
やっぱり、この方の写真は文句なしに好きだって。
分けてたりする。
文章も。
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年齢を経て。
「どうでもいいもの」が増えて。
好きなものは厳選され。嫌いなものは徹底され。
でも、たいていは「興味ないフォルダ」が、すぐ一杯になり。
適当なところで削除してあげないと。
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それが大人なのかもな、と身近な子供を見ていてつくづく思う。
好きにも嫌いにも、どうでもいいにも迷いはなくなった。
ほとんど瞬間的、反射的に分類できる自分にとって。
娘M嬢の「優柔不断っぷり」は謎だ。
何を、そんなに悩むのか。
何故、二つに一つを選べないのか。
「A君はルックスが好みだけど、
B君はモノとかプレゼントしてくれるから。」
だから、どっちも好き♪
って言ってるようにも聞こえるよ。母には。
両方、手に入れようとしないで一人に決めなさい!(フィクションです
私だったら、そうね。
ルックスと金なら、
ルックスで選ぶという失敗の多いタイプよ。
ちなみに母R子も、そうでした・・・・・・。