14日の熊本県、大分県で起きた地震で災害に見舞われた方に心よりお見舞い申し上げます。
今回の地震は阪神淡路大震災と同等の規模だそうです。本震だけでなく、引き続く余震によって犠牲になった方も大勢いるようです。
このように、いつ、どこで、どのように災害が起こるかわからないような状態にあります。心配なのは原発です。自然災害に輪をかける人災を回避するために、廃炉にすべきです。
毎日新聞2016年4月16日
気象庁は三つの地域で別々の地震が同時多発的に発生しているとの見解を示した。これらの余震域が離れていることから、それぞれ別の地震と判断。「広域的に続けて地震が発生したケースは近代観測が始まって以降は思い浮かばない」と話している。
子どもの心支援を NGOがサイト開設
世界各地の子どもたちを支援している国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」は、熊本地震で心理的に不安定になっている子どもに対して、周囲の大人が適切なコミュニケーションをとって支援につなげるための「心理的応急処置」を紹介する特設サイト
サイト内では、ストレスを抱えている子どもたちが取り乱したり、パニックになったりする反応がある一方で、あまり動かなくなったり、静かになったりすることもあることを紹介。その上で、負傷の有無など子どもの様子をしっかり「見る」、無理につらい体験を思い出させずに必要なものや心配なことを「聞く」、その上で必要なものや情報に子どもたちを「つなぐ」という3点が応急処置の原則と説明している。「あくまでできる範囲で支援し、気になる点があった場合は自分たちだけで対処せず、避難所にいる医師、保健師、看護師、臨床心理士などにつなぐことが大切」と呼びかけた。
また、子どもたちの日常生活のルーティン(習慣)を大切にしてほしいとも提言。「安心して遊べる機会や場所を作ってあげてほしい。小さい子どもは『地震ごっこ』のように遊びの中で実際に起きた出来事を表現することもあるが、それは止めないでほしい。遊びの中で経験や感情を表すことは、子どもの自然なストレス対処法」と解説した。
同NGOは14日に震度7を記録した熊本県益城町の広安小学校で4〜14歳ぐらいの子どもを対象にした遊び場を16日に開設し、同様の場所を県内に順次、設置する方針という。災害時の心理的なストレスについては「災害時こころの情報支援センター」のホームページ(http://saigai-kokoro.ncnp.go.jp/)などにも解説がある。【大村健一/デジタル報道センター】