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また「年金改悪」かよ!

2023年10月25日 | 生活

保険料納付「60歳→65歳」期間5年延長で負担増100万円

日刊ゲンダイDIGITAL 10/25()

 これでは将来は暗くなるばかりだ。また、自民党政権が「年金改悪」を推し進めている。

 24日、厚労大臣の諮問機関である「社会保障審議会」の年金部会が開かれ、国民年金保険料の「納付期間」の延長について議論がスタートした。

 テーマは、現在、40年間(2059歳)となっている国民年金保険料の支払期間を、45年間(2064歳)へ、5年間延長するべきかどうかというものだ。委員の多くが、「平均寿命が延び、働ける高齢者は保険料を支払うべきだ」などと、「賛成」意見を表明したという。厚労省は2024年末までに改革案をまとめ、25年の通常国会で成立させる方針だ。

 問題は、この5年間の延長が、国民にとって得なのかどうかということだ。60歳で定年退職し、再就職しなかった人は国民年金に移行するため、5年間、保険料を払わなければいけなくなる。

 現在、国民年金の保険料は、一律月16520円。保険料を40年間納めた場合の受給額は月約66000円となっている。

 40年間、一度の未納もなく月16520円の保険料を納付したとすると、その支払総額は約800万円。受給する年金は毎年約80万円なので、国民年金を65歳から受給すると、75歳くらいまで生きれば損はしない。

 一方、納付期間が5年間延長されると、納付する保険料の総額は、約100万円も増えて約900万円になってしまう。まだ5年延長した場合の制度設計はされていないが、納付した100万円を取り返すためには、相当、長生きしなければならなくなる恐れがある。

国民が損をする可能性

 しかも、現在、国民年金の支給は、2分の1を保険料、残りの2分の1を税金で賄っているが、5年間延長した分の年金支給については、税金を投入しないというプランが浮上している。となれば、国民はかなり損をする可能性がある。

 経済ジャーナリストの荻原博子氏はこう言う。

「国民年金の大きな問題は、若者を中心に、最初から保険料を払うつもりがない人が増えていることです。『どうせ将来、年金制度は破綻する』と年金不信を強めている若者も多い。それに年収200万円や300万円では、毎月16000円も払えないのでしょう。いま必要なことは、若い人にも国民年金に魅力を感じてもらい、制度に踏みとどまってもらうことです。なのに、保険料の支払期間が5年も延びたら、さらに年金不信を強めるだけです」

 なぜ、岸田政権は庶民の気持ちが分からないのか。


「働ける高齢者は保険料を支払うべきだ」❓
年金が少ないから働かざるを得ないのに、まったく逆だ。
80代でも働かざるを得ない現実を見てほしいものだ。

 今日、まだ陽射しがあるうちに帰宅した。途中山に陽が射しているところが霧立つように見える。よおく目を凝らしてみると小さな虫のようだ。すごい数である。息を吸ったら鼻や口に吸いこんでしまう。変だぞ、雪虫、クマ、シカ・・・自然が壊れているのか。