本日目指すのは、長野県の飯綱町にあるサンクゼールの丘!!
サンクゼールの丘は、全国のショッピングモールなどで見かける久世福商店やサンクゼールという、ジャムやワインのお店の本店です。
東京ドーム2個分という広いブドウ畑に囲まれて、ワイナリーやレストラン、カフェや教会まであるんです。
いつか行ってみたいと思っていたのですが、この場所は最寄り駅のしなの鉄道牟礼駅から3.4キロ程度ありますが、自動車でなけれはアクセスづらい、しかし、ワインを頂いたら車を運転することは出来ません。
問い合わせましたが、近くには宿泊施設はないとのことなので、なかなか行くチャンスはありませんでした。
そこでっ!!
今回は時間に余裕がありますので、長野市のホテルに車を停めて、しなの鉄道北しなの線を利用して牟礼駅まで行き、そこから3.4キロの道のりをハイキングしてたどり着こう・・・という計画に致しました。
さあ、まずは長野駅すぐ近くのホテルに車を停めます。
今回は、ホテルメルパルク長野にしました。
長野駅のすぐ近くだという事も良いですし、長野駅近くに温泉はありませんが、こちらのホテルには展望大浴場があります。
宿泊日の朝から自動車を駐車できるという点も利便性がありますので、今回の目的には大変条件が良いですこと。
長野駅を10時42分発、しなの鉄道北しなの線で最寄り駅の牟礼駅には11時5分到着です。
途中の道にはリンゴの花が咲き、飯綱、黒姫、斑尾、妙高と山頂に雪の残る山々がきれいに見えます。
途中のアップルランドから上り坂になるのですが、サンクゼールの丘近くになると唯一の宿泊可能施設であるリンゴパークのログハウスがあります。
徒歩圏内で宿泊できるのは、ここくらいでしょう。
広々としていて、良いかもしれません。
3.4キロとはいえ、景色はきれいで大したアップダウンもありませんので12時前には到着します。
レストランと教会は、右手の奥にあります。
レストランでは、歩いてきたことを告げると大変驚かれました。
案内された席からは、窓の外にヨーロッパの田舎町の様な景色が広がっています。
案内してくれたスタッフからは「本日は○○からお越しいただきまして、遠いところありがとうございます」と挨拶がありました。
そういえば、予約時に「どちらからお越しですか」と尋ねられています。
予約の担当者からも、「私が予約を承りました〇〇です」と挨拶がありました。
なかなか、丁寧な接客です。
飲み物は、おすすめワインの3種セットを違う種類で2人分いただく事が出来ました。
パンにつけるオリーブオイルとジャムは店舗中ほどに置かれていて、自由に取り分ける事が出来る形式です。
さすがにサンクゼールの商品が大量に置かれていて、どれも美味しいです。
新鮮野菜のバーニャカウダ。
景色と共にいただくので、野菜の新鮮さが特に美味しく感じられます。
春の香りの野菜と魚介のアヒージョ。
パンをつけていただくと、たまらなく美味しいです。
あと、アナゴの赤ワイン煮テリーヌ仕立て。
予想通り、ちょっと甘めの味付けですが、野菜と一緒に頂くと美味しいです。
一番に目だっていたのが、パルメジャーノレッジャーノのチーズリゾットです。
タイヤのように大きなチーズに、リゾットを入れてかき混ぜてから盛り付けてくれます。
頂いたところで、そろそろワイナリー見学の時間です。
一日3回なのですが、無料で15分程度ワイナリーを案内してくださいます。
まずは、サンクゼールの発祥から。
久世さん夫妻が、ジャムの販売をする物語から説明が始まります。
ワイナリーの中は、とても良い香りが立ち込めています。
最後は、2種類の赤ワイン、白ワインの味を飲み比べさせてくださいます。
最後は、カフェでアイスクリームをいただき、満足、満足・・・。
長野駅構内の土産物処で購入した品々。
干し柿とバターをミルフィーユにしたもの、くるみ蕎麦のつゆ、小布施堂のモンブラン・・・、どれも大変おいしゅうございました。
夜はもちろん、長野駅周辺の居酒屋で地酒を求めてさ迷いました。