野外保育 とよた 森のたまご
小さな草にも、大きな木にも、一つ一つに役割があり、私たちの生活に欠かせないものを、
小さな手で触れ、いろんな気持ちをいっぱい感じ、育ってほしい。
子ども同士の関わり、時間を大切にし、満足感や、達成感をたくさん味わってほしい。
大人たちは少し口を閉じ、子どもたちが何をどう選ぶのかそっと見守り、
必要な時には知恵のエッセンス。
大人も子どもも育ち合い、自分らしく生きる・・・
『森のたまご』にしか出来ない、手作りようちえんを創っていきたいと思っています。
今日は月に一度のあたため会議でした。
『たまごまつり』を来月に控え、今月は話し合うことが特に盛りだくさんでした。
今月の議題
・たまごまつりについて
・年長お泊り保育について
・もちつき 素案
・ブログについて
・野菜スタンプについて
◎畑係より
◎当番表係より ・・・などなど、これはほんの一部。
子ども達の育ちや今の様子をふまえつつ、今日も熱い話し合いが繰り広げられました。
去年のわたしはまだ一年目で、この“会議”という雰囲気だけで緊張してました。
会議係さんに「ふーみんはどう~?」なんて名指しで呼ばれた時なんか、
先生に指されたみたいに ドッキーン 毛穴をチクチクさせながらしどろもどろになってました。
でも、今年になり車座になって話し合うようになったからか、
人前で自分の意見を言うことにも少しずつ慣れてきました。
たぶん、去年会議係をしてくれていたよねちゃんが最後に残して行ってくれた言葉。
あの言葉があるからがんばって自分の意見を言おう!って思えるようになったのだと思う。
「わずかな意見でもすごく貴重なものだから、私なんて・・・と思わずにどんどん言っていってほしい。」
ここにいるのは自分の敵ではなく、一緒に作り上げていく仲間。
だから自分の思いを話すことを怖がらなくてもいい。
上手にまとまらなくても誰かが助けてくれる。
苦手だと思っていた会議が、今年に入って楽しみな日になりました。
熱いかーちゃんたちのトークは時間切れになってしまい、
今日の議題は最後までたどり着くことができませんでした。
さぁ、この続きはいつやりましょう。
(ふーみん)
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「森のたまご」お問い合わせ:morinotamago2010@mail.goo.ne.jp
代表:遊佐(ゆさ) 080-5122-1052
雲一つない、いい天気です。
さて、今日の作業は
1 先週収穫したさつま芋とかぼちゃの天ぷら
2 小松菜、カブ、玉ねぎ、いちごの土壌作りです。
朝の会はスムーズに始まりました。今日の作業内容を伝え、
年長さんに要交渉。 ばく「いちごを植えたいから、落とし穴の場所を移動して」
Aき「嫌だ」 ばく「最近、遊んでないじゃん」 Aき「遊んでる」
他の年長児もうんうんとうなづく。交渉成立ならず、、、
最近遊んでないのですが。
言わずに勝手に畝にするのは悪いし、言うと「嫌だ」と返事がくるのは
予想していましたが。結論→年長児の意見を尊重し、落とし穴を残し
いちごの植える場所を変更することにしました。
年長チームは5分ほど落とし穴で遊び、天ぷらの準備もせず用水路へ
消えていきました。
天ぷら作業は年少、年中チームが手伝ってくれました。
芋を選び、洗って包丁で切りました。Kぎが持参した包丁が、
人気で列を作って並んでいました。母が見ていて指を切るのではないかと
ハラハラしてしまう子がいたり、年中Tきやいつのまにかやってきた年長Kいは
手慣れていて安心して任せられました。
揚げの作業に入るといい匂いに誘われて、調理に興味のなかった年長チームも
フラフラッとやってきて、「食べた~い」のコール。
みんなで2回つまみ食いをしました。揚げたては最高においしかったです。
熱いのに揚げ続けてくれたのえちゃんありがとう。
やのちゃんが「食べたんだから、働いてもらわないとね」
その言葉を素直に聞き入れたLとはくわを持って一人で畑を耕してました。(さすが!!)
それを見て当番母さんが「Lとが耕してるよ~」と言うと、顔つきが変わり、
みなハウスにくわを取りに行き、耕していました。
KいとCた、Lとは1人ずつ順番に、ポケモンの名前を叫びながら耕してました。
前に進みません。同じところばかり耕してました。
ハウスからなかなか出てこないRう。しばらくすると、天ぷら鍋の隣で
揚がった天ぷらをおぼんに移動してくれてました。油がとんでくると「アチ。アチ。」
と言いながら最後まで頑張ってくれました。途中でLとも加わり、芋を衣にいれて
くれました。
天ぷらをつまんだ後、弁当を広げてSこ以外の女子プラスPたで女子会が始まってました。
内容は「おなかすいた~」「早く食べた~い」「まだ?」です。
しかし、年長さんが耕し終えるまで食べないでずっと待っててくれました。
「春芽吹き」コールは今日当番のRきの号令で始まり、食べ始めました。
てんこ盛りにあった天ぷらは“あっ”という間に子どものおなかの中に消えていきました。
「揚げたて」「自分たちで育てて掘った芋、かぼちゃ」だから、格別においしかったです。
昼からは野菜スタンプをする子たち、どじょう探しをする子たちとグループに分かれて
楽しんでました。
帰りには大根を間引いて持ち帰りました。
自分たちで育てた野菜を食べるのは、最高の贅沢ですね。
次はどんな恵みをいただけるかな?
(ばく)
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代表:遊佐(ゆさ) 080-5122-1052
今日も秋晴れ、空が大きいです。
本日の予定は年長チーム会議で話し合われたようです。
朝の会でやのちゃんに促され、年長Cタが発表します。ちょっとテレテレモードです。
やの「Cタ、まずは今日の人数を教えてください。」
Cタ「・・・・26にん!」「おとな18にん・・・」(かなり不正解)
まぁ、苦戦しつつも何とか人数確認。
やの「今日の予定を教えてください。」
Cタ「・・・・(テレテレ)・・・・●●ー●ー公園に行きます。」
というわけで公園へ出発!
年長チームには目的があるようでズンズン進んでいきます。
ようやく追いつくと、年長チームはとっくに川に入って生き物さがしに夢中になっていました。
前回、この川でザリガニを見つけたんだって。
今日もその続きがしたくて、ルートを決めたそうです。
年中Kミちゃん&Cリちゃん、年少Sヤ&Mイ夫妻とPイちゃんも加わってしばらくは川遊びに夢中。
Pイちゃん、自分が楽しいコンクリート滑りをカエルくんにも体験させてました。
Pイちゃんのズボンには見事に穴が空いてましたね、カエルくんはズボン履いてませんが。。。
その間、残りのガールズは原っぱで泥団子つくりに夢中。
同じ夢中でも、
ひとつを大事に作り続ける子と、
いくつも作ってどんどん並べる子と、
タイプがあるそうです。面白いね。
それぞれ思い思いに夢中になって、ひと段落ついたら再出発。
公園へ行ってお弁当食べて、また思い切り遊んで、てくてく歩いて帰ってお迎え。
途中、栗の木の下でイガを覗いて実を探したり、焼き畑で上がる煙に立ち止まったり、おしゃべりしたり、リュックの持ちっこしたり、カマキリと喧嘩したり、笑ったり泣いたり、花を摘んだり、
たまご達はいろんな事に出会う力があって、今日も一日本当に楽しそうでした。
(じゅん)
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先週のさつまいも掘りに引き続き、今日は『紅ハルカ』の収穫です。
金曜日の帰りの会で、やのちゃんから年長さんにお話がありました。
「こないだの芋ほり、みんな最後までできた?」
年長さんは口々に
「最後までやれたー。」
「途中で遊びに行っちゃった・・・。」
「来週またあるんだけど、年長さんにまた一列まかせてもいいか、畑係さんが悩んでたよ。」
そうと聞いちゃやるしかない!という感じで、
「次は最後まで6人でやる。」
と言ってくれたそうです。
さて、どうなるかな。
朝の会が終わって、芋ほりのスタートです。
先週掘れたお芋と違って、今度は大きいのも小さいのもどんどん出てきます。
6人で手分けしてあちこち掘っていきます。
しばらく掘っていると、Rきはフラフラ~とみんなから離れ、一人お絵描きタイム。
先週、「もっと掘りたかった~。」と言っていた年少さんも、畝から離れてフーラフラ。
みんなそれぞれ興味があることは違うのだから、みんなで芋ほり大会!
なんて大人が思い描いてるようには、なかなかいきませんね。
今回収穫したお芋。
初挑戦!今年は土の中で保存して冬になったら焼き芋にしたいと思っています。
・穴を掘ったところに収穫したさつまいもを並べる。
・その上にビニールをかける。
・さつまいもがはみ出ないようにしっかりとかぶせる。
・最後に土をかける。
大人だけで進めていこうと思っていたこの作業。
年長LとAきが最後まで丁寧に丁寧にやってくれました。
二人がさつまいもを土の中へ埋めていた頃、他の子達は思い思いの時間を楽しんでいました。
年少ボーイズ二人は、カマキリ君を相手に。
こちらは車の陰でトイレごっこだそうです。
LとがAきに言いました。
「Lとたちはずっとやってるのに、みんな遊びに行っちゃったね。あとで痛い思いさせてしらせなきゃ。」
「・・・うん、そうだね。」
この二人の行動が気になった私、どうなるのかと様子をうかがっていました。
年長4人が楽しそうに遊んでいる輪の中へ、突然Aきが回し蹴りをしながら入っていきました。
突然のことでびっくりした4人。
Lとは近くで怖い顔をしながら見守っています。
これはやっぱりおかしいんじゃないかと思い、AきがLとのとこまで来たときに声をかけました。
「ねえ、いきなりそんなことしてもみんな意味が分かんないと思うよ。
言いたいことがあるならちゃんと言葉で言わなくちゃLとやAきの気持ちはわかんないんじゃないの?」
二人は「やだね、言いたくない。」
そういいながら私から離れていった二人。
でも、そのすぐ後でやのちゃんの背中にくっつきながら
「Lと達みんなが遊んでる間にずーっとやってたんだよ。」
といっているのを見ることができた。
二人がずっと作業していたのを知っているやのちゃんが
「ふたりでずーっとやってくれてたもんねぇ、手すごく真っ黒だね。さぁ、よく洗ってお弁当にしよう。」
みんなにさりげなく伝わったようで、二人の顔にも笑顔が戻ってきました。
そして、お弁当の時間はめずらしく仲良く6人だけで食べてました。
自分の気持ちを相手に伝えるのって難しい。
声をかけるタイミングも難しい。
でも、力で何とかしようとするんじゃなくて、言葉を伝え合うことを学んでいってほしいな。
(ふーみん)
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「森のたまご」お問い合わせ:morinotamago2010@mail.goo.ne.jp
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第1金曜日は“保育話し合い”の日。
子どもたちがいつものようにたまごで過ごしている中、当番にならなかった母たちで
子どもたちの様子や困っていることなどを話す時。
母たちが公園のテーブルを囲んでお話しをする周りでは、週2の子と未収園の子が遊具や水や砂などで遊び、ベイビーちゃんがテーブルの下で石をかじったり、ゴロゴロズリズリペロペロ…。
この時間は“あたため会議”のように議題を解決していく場ではないので気軽に話ができ、会議係りのかよちがもともと予定してくれていた内容から大きく外れたり、なかなか前に進まなかったりすることが多い。
今日もまた、本題に入れずに終了…。
でも、とっても熱い話が繰り広げられ、いい時間を過ごせたな~と充実した気分でお迎えに向かいました。
子どもの育ちについてこんなにも真剣に話せる、そして、誰の話にも否定することなく耳を傾け、真剣に考えるたまごの母たち、すごいな~。
こんな話ができる時間に感謝!
こんな母たちと一緒にたまごに関われることに感謝!!
koma