やたああああ 100回記念だよおおおお
桑名駅
中原中也 - 『桑名の駅』(詩)
桑名の夜は暗かつた 蛙がコロコロ鳴いてゐた 夜更の駅には駅長が 綺麗な砂利を敷き詰めた
プラットホームに只独り ランプを持つて立つてゐた 桑名の夜は暗かつた
蛙がコロコロ泣いてゐた 焼蛤貝(やきはまぐり)の桑名とは 此処のことかと思つたから 駅
長さんに訊ねたら さうだと云つて笑つてた
桑名の夜は暗かつた 蛙がコロコロ鳴いてゐた 大雨の、
霽(あが)つたばかりのその夜は 風もなければ暗かつた
「此の夜、上京の途なりしが、京都大阪間不通のため、臨時関西線を運転す」
1994年(平成6年)7月5日、桑名駅開業100周年を記念して『桑名の駅』の詩碑が1番ホームに建立された
島ケ原駅
三重県伊賀市島ヶ原広垣内にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)関西本線の駅
拓殖駅
柘植駅(つげえき)は、三重県伊賀市柘植町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅
1900年(明治33年)11月に発表された『鉄道唱歌』第5集関西参宮南海編(作詞:大和田建樹、作曲:多梅稚)では
14.伊賀焼いづる佐那具の地 芭蕉うまれし柘植の駅 線路左にわかるれば迷はぬ道は草津まで
15.鈴鹿の山のトンネルをくぐれば早も伊勢の国 筆捨山の風景を見よや関より汽車おりて
といった歌詞になっている。トンネルとは「加太トンネル」のことである。