スズメバチ等という怖い蜂は別として
家の軒などに直径がせいぜい6cm程度の巣を作る蜂が幾らでもいた
昼間 蜂のいないのを見計らって竹竿で叩き落したりしていた
只この方法では親蜂は無傷だから
帰って来て巣を探し回ると怖いので 夕方 蜂が帰ってくるのを見て
竹竿の先に紙などを縛り付け 火をつけてさっと焼いて親蜂を落としてからとったりもした
ハチの巣からピンセット等で幼虫を取り出し
醤油と砂糖で煮て佃煮にするのである
信州人なら知らない者のない珍味である
生きた儘食べることもあった
子どものできるのはここまでで スズメバチのように
球体を作る蜂は危ないので 大人でも手慣れた人しかできなかった
我が家でも大屋根の一番高いところに直径60cm程の大きな巣が出来たことがある
玄関の真上で 蜂が飛び回り危なくて仕方ないので
近くのおじさんに頼んで採ってもらったこともある
この時は巣を袋の中に入れようとして失敗
半分くらいが割れ落ちてしまった
花火の火花を吹き付けるので 蜂は大分死んだり弱ったりしていたので
被害はなかったが 斜め向かいの家のおばあさんが刺されたという事だった
この時は玉の中に何段もの巣棚があり
蜂の子の量も相当なものだった -続-
☆読めば読むほど 田舎を思い出します
もう一度戻れるのならと思いますが
今の 感情のまま帰らないと・・・
同じ事が デジャブのように繰り返されるのでしょうね