
電車に乗ったり、病院で待つことがないとますます貧弱な読書量 -_-;
しかも、新たに開拓するのが面倒な年ごろになり、ここしばらくの履歴は、
小川洋子小川洋子小川洋子角田光代角田光代小川洋子瀬尾まいこ群ようこ角田光代桜庭一樹角田光代角田光代角田光代桐野夏生角田光代島本理生群ようこ角田光代、とこんな感じで同じ人の小説ばかり。
写真で見ると普通のまっとうな人のような印象で、
文章も気品があるのに、描かれている世界は、
それと感じさせないヘンなところがいっぱいあるのがこの人の小説。
リトル・アリョーヒンは、絵になるイメージなのに、
思いを寄せる女の子とのロマンティックなような場面で、
「唇の脛毛」が震えたりもつれたりするのだ。
この人の小説の登場人物の多くは、固有名詞が与えられず、
「少年」とか「弟」とか「ホルン演奏家」とかで呼ばれて
それが頭の中でぼんやりと焦点の合わない透明なイメージを結ばせて
現実とは微妙に離れた不思議な世界に連れていかれる。
スト―リィよりも、読んでいる時間のその世界に浸っていること自体を楽しむ感じ。
唇に脛毛という設定にする、小川洋子のヘンなところが好き。
ブログを書くのって恥ずかしい。
読まれるのは恥ずかしい。
しょうもないことしか書けない日常で、いつもすみません・・・