これから暑くなりますと、熱中症に気をつけて、
こまめな水分・塩分の補給も欠かせません。
水の飲み方・ご参考になさってください。
水の飲み方
のどが渇くのは、体が軽い脱水症状を、起こしているからです。
補給しないと、体がもちません。
がぶ飲みはいけませんし、ビールは水分補給にならず、逆効果です。
のどが渇けば水を飲む・・・・・
いつどのくらいの量を飲めば効果的なのか、以外と難しい。
「運動をする前には、水を飲んでおいたほうがいいです」
と、横浜市スポーツ医科学センターの、長嶋 淳三・内科診療科長。
水分の補給は、出た分を補給するのが基本。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
私たちはふつう1日に、
体重1キロあたり、15ミリリットルほどの汗をかく、といわれます。
「でも人は、水を体にためておけないので、
少しずつ補給しないと、いけないんです。」
人の体の約60%は、少し塩分が含まれた水分だ。
水分は体を構成するだけではない。
命の維持に、実に大切な働きをしている。
栄養分の運搬や吸収、不要になったものの排泄、体温の調節・・・。
だから水分量や塩分濃度を、一定に保つよう、
体は様々な機能を備えている。
のどが渇くのも、
水分のバランスが崩れてきたのを、脳が感じるからだ。
「ミネラル分を含め、排出された分を、補えば問題はありません」
と日本医大の飯野 靖彦教授(腎臓内科)
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
こんな飲み方に注意
冷蔵庫で冷やした、冷たいものばかり飲むと、胃の働きが
悪くなったり、下痢をしたり、5~15度が腸で吸収しやすい温度。
一度にたくさん飲むと、胃液が薄まって食欲がなくなったり、
消化に時間がかかったりする。
一回はコップ1杯(150~200ml.)程度で、こまめに飲む。
就寝中にかなりの汗をかくので、朝は水分補給が必要。
寝る前に飲むのも大事。
ビールは水分補給にならない。
アルコールは利尿作用があり、水分が失われる。
ジュースなどの、甘いものの糖分を取りすぎると、血糖値が上がり、
空腹感がなくなり、夏バテの原因に。
*** 朝日新聞・元気のひけつより、抜粋にて ***
ヤマボウシです