うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

モエレ沼公園遠征記4

2010年05月29日 23時21分44秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常
プレイマウンテン山頂から秘密の発射台に向け、一気に駆け下りた私。
林の中に入ると、広場に巨大な穴がありました。ますますもって何か出てきそうですぞ。
手塚治虫の漫画に出てきた、地底都市に続く巨大な穴のような雰囲気です。


と思ったら、何か始まりましたよ。時間は午後6時30分、いよいよ秘密メカの打ち上げか!?


おお、ついに出てきた!・・と思ったら、なんだ噴水ですか。


しばらく眺めていたら、見る見るうちに噴水は高くなり、高さ25mほどにも達しました。
高い!


向かい風だったので、飛沫が容赦なくこちらに飛んできました。ご覧の通り、地面もびしょ濡れ。もう少し左にずれていたら悲惨な目に遭うところでした。
ちなみに写真の自転車は現愛車。サドルが破れてフレームが出ていることは気にしない・・。


噴水ショーは15分ほど続きました。近くにあった解説板によれば、「海の噴水」という名称だそうで、その名の通り、一日数回、海を表現した大規模な噴水ショーが展開されます。今回観たのは、15分間のミニショーでしたが、正式版では40分間も続くそうです。その際には、波も表現されるのだとか。これも今度また見てみたいですな。

さて、噴水を見終わりましたし、日も暮れそうなので、そろそろ帰路に就くことにしましょうかね。できれば残照がある内に近所まで帰っておきたいですから・・。


丘珠の地に沈む夕日。

この後、1時間で自宅に帰還しました。

休日に、公園を散策するのはなかなか良いものですね。
札幌は大都市だけあって、市内には他にも公園がいくつもありますし、また色々周ってみたいです。
(でも折り畳み自転車でのサイクリングはやっぱり疲れました・・)

モエレ沼公園遠征記3

2010年05月29日 22時07分58秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常
というわけで、モエレ山の山頂から眺めて気になったNERV本部、もといガラスのピラミッド「HIDAMARI」にやってきました。


近くで見ても近未来的な建物です。南側からはピラミッド型に見えますが、結構複雑な形状の建築となっており、モエレ山やプレイマウンテンと同様に、見る方向によって表情を変えます。


中に入ってみました。
この施設はモエレ沼公園のレストスポットとなっており、案内所やイサム・ノグチ作品ギャラリー、売店、レストラン、カフェなどが入居しています。ただ、建物の大半は吹き抜けで、「HIDAMARI」という名称の通り、陽だまりの中で思い思いに寛げるようになっています。


2階のフロア中央には逆ピラミッド型の窪みがあり、宗教施設のような、不思議な雰囲気を醸し出しています。もしかしたら、下に聖杯が眠っているのかも・・。


4階テラスから見下ろした風景。複雑かつ豊かな空間デザインで、私の好みです。


館内の一角には、イサム・ノグチがデザインした照明が置かれていました。左から2番目のデザインが、もやしもんの菌に見えるのは私だけではないと信じたい・・。(2次元ネタ連発申し訳ない)

1時間ほどガラスのピラミッドに滞在した後、再び園内散策に出ました。


なんと、モエレ沼公園にはビーチもあります。といっても、水深40cmくらいの水溜りみたいなものですが・・。6月にオープンする旨が、今月の札幌市広報でも宣伝されていました。(実は、今回モエレ沼へ来たきっかけはこの広報記事でした)
現状ではどんな“海辺”が現れるのかちょっと想像がつかないので、また夏に見に来たいですね。


続いて、プレイマウンテンに登ってみました。北側から見ると階段ピラミッド型の山に見えますが、南側はご覧のようになだらかな斜面となっています。
イサム・ノグチの執念の山だけあって、なんとも絵になる景観です。


山頂には、小さな階段ピラミッドが設置されており、その頂上から園内が一望できます。


これが頂上からの展望(園内の北側半分)。公園の地形自体が“大地の彫刻”を形成していることが分かります。なんとも規模がデカい話です。


山頂から南側を眺めると、円形の林が目につきました。
奥には例のNERV本部、これは秘密メカの発射台に違いない・・!と思い、お次はあそこに行って見ることにしました。

その4に続く。




モエレ沼公園遠征記2

2010年05月29日 19時52分47秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常
モエレ沼公園に着いた私は、まずモエレ山に登りました。



こちらがモエレ山。公園のシンボルの人工山です。冬場は斜面でスノースポーツも行えます。1枚目の写真は北側、2枚目の写真は東側から見た山容ですが、見る方向によって古墳ぽくも見えます。
公園内が広いので、写真では大きさが分かりにくいのですが、実は高さが62mもあり、札幌市内各地の展望台からもよく見えます。


札幌テレビ塔からも、

大倉山ジャンプ競技場からも見えます。ちなみに、撮影した当時はこの山の正体を知らず、除雪車の雪捨て場かと思っていました。


このモエレ山は、3方向5つの登山ルートが整備されているのですが、今回は北側の階段から登ってみました。山頂まで階段が延々と続いている様子は、中国の秦始皇帝陵を彷彿とさせます。山頂までの段数はちょうど240段、さすがに息が切れるので、途中で休憩しながら、5分くらいで登りきりました。


山頂から今来た道を見下ろすと・・、なかなかの恐怖感。


山頂は直径20mほどの円形になっています。このとき、山頂ではとんでもない強風が吹き荒れていました。周囲数キロに渡って遮る物はありませんから、もろに風が吹き付けるようで、体が飛ばされそうな感覚を何度も味わいました。


残念ながら遠望は霞んであまりよく見えませんでした。写真は札幌駅から大通のあたりのビル群です。右に札幌駅タワー、左にテレビ塔が薄っすらと写っています。


反対方向には、公園内の景観が広がっていました。幾何学模様の通路が美しいですね。
中央の山は、プレイマウンテンと呼ばれる、園内もう一つの人工山です。イサム・ノグチは1930年代に既にこのプレイマウンテンの構想を描いていたそうですが、半世紀後にようやく実現したわけです。ただイサム・ノグチはこの公園のマスタープランを作成した直後の1988年に亡くなっており、完成した姿を見ることはできませんでした。


山頂から西側を眺めていたら、どこかで見たような建物が見えました。
ん?これは、エヴァンゲリオンに出てくるNERVの本部ではないですか!芦ノ湖畔の地下にあると思っていたら、なんと札幌市内にあったんですね。
次はこの施設に行ってみましょう。

-その3に続く-

月明かり落ちてくる夜は・・

2010年05月29日 02時20分36秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常
先ほど、そろそろ寝ようと思い、部屋の電気を消したら、窓の外がやけに明るいことに気付きました。




我が部屋の窓は、寒冷地仕様の二重窓で、内窓がすりガラスになっているので、カーテンは付けていません。その窓を通して、外から光が漏れてきていたのです。
最近近所に建ったマンションの灯りかと思って窓を開けてみたら・・・、


あらまあ、エラく明るいお月様が出ていました。どうやら今日は満月で、天気も良いのでLEDライトばりに月が輝いているようです。


せっかくなので、望遠レンズで拡大してみました。
おお、クレーターまでよく見える。(レンズの解像感がいまいちですが・・)

寝る前のひととき、思わず観月ができてちょっと得した気分です。
良い夢が見れますように・・。