うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

雪!雪!雪!

2013年03月10日 20時09分15秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常
3月になりました。
そろそろ春の足音も近付き、九州などでは気温が30℃近くまで上がるところも出てきていますが、北海道はこのところ真冬のような天候に逆戻りしています。


こちら、今夜の北大・理学部ローンの風景なのですが、一面積雪で埋まっております。
画面右下に、何かが埋もれているのがお分かりでしょうか?


これはちょうど一週間前の同じ場所の写真ですが、これ、実は看板なのです。どんな看板かというと・・、


ジャジャーン!このジンギスカンパーティーの残り炭の処理についての看板なのです。
写真を見てお分かりのとおり、そこそこの高さがある看板なのですが、今冬は記録的な大雪で、この看板が完全に埋もれるほどの積雪がまだ続いているというわけです。
札幌気象台のアメダスの記録では、3月10日午後8時現在の積雪深は127cmとなっております。昨日は一時130cmまでいきましたが、これは3月としては1946年以来、約70年ぶりという、記録的な状態です。


こちらは気象庁発表の現在の天気図です。
教科書に載りそうな、見事な西高東低の冬型気圧配置です。
先週末の猛烈な暴風雪は記憶に新しいところですが、今週末も立て続けに低気圧が北海道上空を通過し、土曜日日曜日と強風と雪が続きました。


昨日はそんな天候の合間を縫って藻岩山に登ってきた(実は初めて)のですが、展望台から雪雲が札幌を飲み込む様子がよく見えて驚きました。
こちらは札幌都心部の様子です。JRタワービルが雪で霞んで見えます。


こちらは北西側。円山公園や琴似、北大といった、日本海側の景色が見えていますが、画面奥の方では、猛烈な吹雪になっていて、雪雲と区別が付かなくなっていました。


こちらは東側。札幌ドームなどが見えています。こちらは、ちょうど日本海側と太平洋側の狭間のような場所なので、雪雲の壁が連なっていました。
高いところから見ると、雪はこんな風に見えるんですね。

週間天気予報を見る限り、まだしばらくは雪の日が続きそうです。今年は積雪が多いので、地面に咲く春の花たちを楽しめるのはまだまだ先になりそう・・。