毎年恒例の陸上自衛隊東千歳駐屯地の創立記念行事(通称:戦車パレード)、今年も観にいってきました。
開催日、5月31日の朝は時折強い雨が降っており、かなりの悪天候でした。
駐車場からパレード会場まで歩いている間にも、あまりの雨の強さに諦めて引き返す家族連れを複数見かけるほどでした。
天気予報では午後から晴れる予報ではありましたが、パレードは午前中に行われるので早く止んでくれるよう祈りました。
9時半頃には一応雨も止み、創立記念式典は予定通り始まりました。
式典終了まで雨は降らず、いよいよ観閲行進(戦車パレード)開始に向けて車両の移動が始まりました。
相変わらず凄い数の装甲車です。
正面で発進準備中の車両群。ヘッドライトの群れが有機的で格好良かったです。
そして航空自衛隊千歳基地のF-15の飛行を皮切りに、戦車パレードが始まりました。
行進開始直前に再び雨が降ってきたのですが、しばらくすると止み、行進の後半は日差しがさして良い雰囲気になりました。
私の見物場所の目の前には巨大な水溜りがあったのですが、戦車はそれをものともせず、力強い走りを見せてくれました。
地面が緩んでいたこともあるのか、例年にも増して戦車通過時の振動が大きく伝わってくるように感じました。
観閲行進での各部隊の登場順は以下の通りでした。
観閲部隊指揮官・師団司令部幕僚
北部方面隊直轄部隊 第1高射特科群
〃 第101高射直接支援大隊
〃 第1電子隊
〃 第1陸曹教育隊
第7師団司令部付隊
第7化学防護隊
第7通信大隊
第7後方支援連隊 第1整備大隊
〃 第2整備大隊
〃 補給隊
〃 輸送隊
〃 衛生隊
第7飛行隊
第7偵察隊
第7高射特科連隊
第7特科連隊 第1特科大隊
第7特科連隊 第2特科大隊
第7特科連隊 第3特科大隊
第7特科連隊 第4特科大隊
第7施設大隊
第11普通科連隊
第71戦車連隊
第72戦車連隊
第73戦車連隊
計約400両の日本最大規模の車両パレードでした。
今年は第7師団創隊60周年記念ということで、観閲行進に続いて歴代の国産戦車によるパレードが行われました。
写真の左上が61式、右上が74式、左下が90式、そして右下が最新の10式の各戦車です。
時代の変遷とともに、シャープな形状になってきたことが分かりますね。
10式戦車は東千歳駐屯地の記念行事では初披露で、私も今回初めて撮影できました。やっぱり格好良いです。
続いて行われた模擬戦闘の頃には天気もかなり良くなり、例年どおり迫力のある90式戦車の姿を楽しめました。
天気が良いときには見られないような、こんなダイナミックな写真も撮れたので、雨もまた良かったと思います。
模擬戦闘が終わった頃には、完全に天気は回復していました。気温もぐんぐん上昇し、かなり暑く感じるくらいでした。
装備品展示会場に向かうと、先ほどの10式戦車が展示されていました。
この車両は第2師団隷下の第2戦車連隊(上富良野駐屯地)所属だそうです。
いかにも次世代型らしい形をしていますね。
10式戦車正面
これほど近くで撮れるとは思っていなかったので、興奮して何枚も写真を撮ってしまいました。真正面から見ると、狙われている感覚が凄いです。
10式戦車サイド
横から見るとこんな感じ。どこから見てもスタイリッシュです。
90式戦車正面
でもでも、迫力の面では90式戦車の方が勝っているように感じました。冷戦期にソ連の戦車に対抗するために作られた戦車ならではの重厚さが感じられます。
90式戦車サイド
結局90式はその重厚さが仇となり、本州には殆ど配備されずに北海道に重点配置されています。(おかげで大迫力の戦車パレードを楽しめるわけです)
10式戦車はさすがに格好良いですが、90式が大群で押し寄せてくるときの圧倒的なラスボス感も捨てがたいなぁと思います。
今では東千歳駐屯地からはいなくなってしまいましたが74式戦車のあの怪獣映画に出てきそうな渋いフォルムも格好良いですし、戦車道はなかなかに奥深いものがありますね。
最後に改めて、戦車の雄姿をご覧ください。
開催日、5月31日の朝は時折強い雨が降っており、かなりの悪天候でした。
駐車場からパレード会場まで歩いている間にも、あまりの雨の強さに諦めて引き返す家族連れを複数見かけるほどでした。
天気予報では午後から晴れる予報ではありましたが、パレードは午前中に行われるので早く止んでくれるよう祈りました。
9時半頃には一応雨も止み、創立記念式典は予定通り始まりました。
式典終了まで雨は降らず、いよいよ観閲行進(戦車パレード)開始に向けて車両の移動が始まりました。
相変わらず凄い数の装甲車です。
正面で発進準備中の車両群。ヘッドライトの群れが有機的で格好良かったです。
そして航空自衛隊千歳基地のF-15の飛行を皮切りに、戦車パレードが始まりました。
行進開始直前に再び雨が降ってきたのですが、しばらくすると止み、行進の後半は日差しがさして良い雰囲気になりました。
私の見物場所の目の前には巨大な水溜りがあったのですが、戦車はそれをものともせず、力強い走りを見せてくれました。
地面が緩んでいたこともあるのか、例年にも増して戦車通過時の振動が大きく伝わってくるように感じました。
観閲行進での各部隊の登場順は以下の通りでした。
観閲部隊指揮官・師団司令部幕僚
北部方面隊直轄部隊 第1高射特科群
〃 第101高射直接支援大隊
〃 第1電子隊
〃 第1陸曹教育隊
第7師団司令部付隊
第7化学防護隊
第7通信大隊
第7後方支援連隊 第1整備大隊
〃 第2整備大隊
〃 補給隊
〃 輸送隊
〃 衛生隊
第7飛行隊
第7偵察隊
第7高射特科連隊
第7特科連隊 第1特科大隊
第7特科連隊 第2特科大隊
第7特科連隊 第3特科大隊
第7特科連隊 第4特科大隊
第7施設大隊
第11普通科連隊
第71戦車連隊
第72戦車連隊
第73戦車連隊
計約400両の日本最大規模の車両パレードでした。
今年は第7師団創隊60周年記念ということで、観閲行進に続いて歴代の国産戦車によるパレードが行われました。
写真の左上が61式、右上が74式、左下が90式、そして右下が最新の10式の各戦車です。
時代の変遷とともに、シャープな形状になってきたことが分かりますね。
10式戦車は東千歳駐屯地の記念行事では初披露で、私も今回初めて撮影できました。やっぱり格好良いです。
続いて行われた模擬戦闘の頃には天気もかなり良くなり、例年どおり迫力のある90式戦車の姿を楽しめました。
天気が良いときには見られないような、こんなダイナミックな写真も撮れたので、雨もまた良かったと思います。
模擬戦闘が終わった頃には、完全に天気は回復していました。気温もぐんぐん上昇し、かなり暑く感じるくらいでした。
装備品展示会場に向かうと、先ほどの10式戦車が展示されていました。
この車両は第2師団隷下の第2戦車連隊(上富良野駐屯地)所属だそうです。
いかにも次世代型らしい形をしていますね。
10式戦車正面
これほど近くで撮れるとは思っていなかったので、興奮して何枚も写真を撮ってしまいました。真正面から見ると、狙われている感覚が凄いです。
10式戦車サイド
横から見るとこんな感じ。どこから見てもスタイリッシュです。
90式戦車正面
でもでも、迫力の面では90式戦車の方が勝っているように感じました。冷戦期にソ連の戦車に対抗するために作られた戦車ならではの重厚さが感じられます。
90式戦車サイド
結局90式はその重厚さが仇となり、本州には殆ど配備されずに北海道に重点配置されています。(おかげで大迫力の戦車パレードを楽しめるわけです)
10式戦車はさすがに格好良いですが、90式が大群で押し寄せてくるときの圧倒的なラスボス感も捨てがたいなぁと思います。
今では東千歳駐屯地からはいなくなってしまいましたが74式戦車のあの怪獣映画に出てきそうな渋いフォルムも格好良いですし、戦車道はなかなかに奥深いものがありますね。
最後に改めて、戦車の雄姿をご覧ください。