うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

エアフェスティバルに行ってきました。

2006年12月10日 19時48分29秒 | うちなー日記(沖縄編)
今日は、航空自衛隊那覇基地のエアフェスティバルがあり、私も行ってきました。

このフェスティバルは、年に一回、この時期に開催されるもので、ブルーインパルスの展示飛行を目玉に、F-4、YS-11、C-1、P-3Cなど、普段なかなか近くで見られない飛行機の展示や、ファントムのコックピット体験、パトリオットミサイルなど装備品の展示、グッズの販売など、マニアにはたまらない内容となっています。
昨年は、用事があって行けなかったのですが、今年は前々から軍オタの友達と行く約束をしていました。
昼前に会場に到着したのですが、一歩基地内に足を踏み入れた瞬間から、ご飯を食うのも忘れてのめりこんでしまいました。
まず、那覇基地は那覇空港の敷地に隣接していて、格納庫前はすぐ誘導路になっており、すぐそばで旅客機を撮れるのです。飛行機マニアは、戦闘機と旅客機それぞれのカテゴリーに分かれているのですが、両方のマニアがすでに誘導路側に陣取っていました。日本全国から来ているようで、航空無線を聞きながら、なにやらぶつぶつつぶやきつつ、大砲のようなレンズでひたすら飛行機を撮影しています。まあ、当然のごとく、私もその群れに入り込んで飛行機の撮影をしてきましたよ・・・。
あまり写真ばかり撮っていても楽しめないので、もちろん会場内も歩いて回りました。中でも、YS-11の展示は、これほど間近に見たことはなかったので、とても興味深かったです。
さらに、F-4ファントムⅡ(正式にはF-4EJ改)のコックピットにも乗ってきましたよ。いやあ、久々に興奮しましたね。旅客機のコックピットにも座ったことがないのに、戦闘機ですから。しかも現役で飛んでいる機体ですよ!コックピットは想像以上に狭く、なんとか私も座れましたが、キャノピーを閉めたら頭があたりそうなほどで、この状態で急発進、急制動をするとは、ちょっと想像ができませんでした。最新式の戦闘機とは違って、コックピットには計器がびっしりと並んでおり、男心をくすぐります。
もちろんコックピットに座っているところの写真を、隊員の方に撮ってもらいました。
その後は、F-4とブルーインパルスの展示飛行を見たのですが、F-4の離陸には仰天しました。浅い角度で離陸し、しばらく低空飛行を続けた後、機体を90度傾けて急上昇したのです。とても人間が乗っているとは思えないような動きでした。強力なエンジンパワーのなせる技です。(昔、片方の主翼を事故でまるごともぎ取られた戦闘機が、そのまま飛行を続けて無事に着陸した例もありましたね)そのエンジン音も、旅客機とは桁違いにうるさいのですが、ビリビリと体に響く振動にはむしろ感動してしまいました。
那覇空港は国内でも指折りに忙しい空港で、ひっきりなしに旅客機が離着陸するので、その合間を縫っての展示飛行でしたが、高速で上空を通過したり、ロールしたりと、実戦用戦闘機らしいパワフルな飛行でした。
そしていよいよブルーインパルスの展示飛行となったのですが、これがもう格好良過ぎ!離陸こそ普通でしたが、そのアクロバティックな演技はさすがでした。たった2mの間隔で編隊飛行をしたり、編隊でロールをしながら急旋回したり、極めつけは2機のスモークで大きなハートマークを描いて見せました。(あまりに大きくてカメラに収まりませんでした。)
着陸後は、整備隊員が整列しているところに各機が進入してきて、コックピットから降りたパイロットが整備隊員と握手して飛行が無事に終わった感動を分かち合い、地元の小学生の代表から花束を受け取ったりと、飛行が終わってからもなかなか魅せてくれました。

ということで、今日は久しぶりに思いっきり飛行機を楽しめました。また来年も是非見に行きたいですね。



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