私の故郷、奈良県を走るJR桜井線の愛称がこの度公募により決定したそうです。
といっても、もう発表から一ヶ月経つそうなので、ご存知の方もおられるかもしれません。
桜井線といえば、旧実家の天理市から奈良へ出るときの最短かつ最安の移動手段として、私もよく利用したものです。
ICOCAが使える、大阪近郊区間の路線ながら、田園風景の広がる単線の線路を国鉄時代の車両が二両編成で走る姿は、まさにローカル線です。乗り心地も、旧型車両のためにバネが悪く、かなりよく跳ねます。でも、それもまた一興、私の生まれた頃から四半世紀たってもほとんど変化の無い沿線風景と車両の組み合わせは、故郷の風景として、今後も出来る限り長く残ってほしいと願っています。
さてさて、本題。
愛称を公募していたことを、私は知らなかったのですが、なんとこの度、そんな桜井線の愛称が発表されました。
しかして、その愛称とは・・・、
「万葉まほろば線」です!(ばばーん!)
うん、まあその通りとしか言いようがない名前ですな。
桜井線は、奈良市から、天理市、桜井市、橿原市を経由して大和高田市までを結んでいます。
奈良県天理市の南部から桜井市北部に跨がる地域は、初期大和朝廷の中心地でした。ヤマトタケル伝説の時代の「やまと」、すなわち「まほろば」はこの地域のことを指しています。そして、この大和盆地は万葉集の多くの歌の舞台になっており、沿線には万葉文華館や万葉ホールといった施設も点在しています。ですから、「万葉まほろば線」というネーミングはまあ妥当ではあります。
ただ・・、ちょっと長いかなぁとも思いますね。桜井線で通じるところを、「万葉まほろば線」て言うのはちょっと面倒かも。
そんでもって、「万葉」も「まほろば」も、奈良以外で結構一般に使われてるんですよね。富山県の路面電車路線に「万葉線」なんてのが既にありますしね。
個人的には「やまのべ線」などを考えていましたが、これもよく考えたら山手線と紛らわしいですかね。
うーん、路線の愛称もなかなか難しいです。
ちなみに、JR西日本の路線愛称といえば、大和路線(関西本線の一部)やみやこ路線(奈良線)などで既に付けられていて、列車名や路線図、駅の案内板などで結構目にします。
「万葉まほろば線」が大和路線なみに浸透することを祈ります。
この「万葉まほろば線」、3月13日のJR奈良駅の桜井線高架ホームの共用開始を機に使用が始まるそうです。
奈良駅周辺は約10年をかけて高架化の工事が進められてきましたが、2年前に関西本線が高架化し、今回の桜井線の高架化により、ついに全ての線路が高架に移ることになります。
なんとか予定通り、平城遷都1300年に間に合いましたね。
それにしても、あの奈良駅が高架か・・。なんか不思議な感覚です。まだ高架駅の東側正面には仮駅舎が存在するため、完成後の全貌は分かりませんが、どうなるかとても興味があります。奈良らしい、風情を感じられる駅になってほしいですね。
といっても、もう発表から一ヶ月経つそうなので、ご存知の方もおられるかもしれません。
桜井線といえば、旧実家の天理市から奈良へ出るときの最短かつ最安の移動手段として、私もよく利用したものです。
ICOCAが使える、大阪近郊区間の路線ながら、田園風景の広がる単線の線路を国鉄時代の車両が二両編成で走る姿は、まさにローカル線です。乗り心地も、旧型車両のためにバネが悪く、かなりよく跳ねます。でも、それもまた一興、私の生まれた頃から四半世紀たってもほとんど変化の無い沿線風景と車両の組み合わせは、故郷の風景として、今後も出来る限り長く残ってほしいと願っています。
さてさて、本題。
愛称を公募していたことを、私は知らなかったのですが、なんとこの度、そんな桜井線の愛称が発表されました。
しかして、その愛称とは・・・、
「万葉まほろば線」です!(ばばーん!)
うん、まあその通りとしか言いようがない名前ですな。
桜井線は、奈良市から、天理市、桜井市、橿原市を経由して大和高田市までを結んでいます。
奈良県天理市の南部から桜井市北部に跨がる地域は、初期大和朝廷の中心地でした。ヤマトタケル伝説の時代の「やまと」、すなわち「まほろば」はこの地域のことを指しています。そして、この大和盆地は万葉集の多くの歌の舞台になっており、沿線には万葉文華館や万葉ホールといった施設も点在しています。ですから、「万葉まほろば線」というネーミングはまあ妥当ではあります。
ただ・・、ちょっと長いかなぁとも思いますね。桜井線で通じるところを、「万葉まほろば線」て言うのはちょっと面倒かも。
そんでもって、「万葉」も「まほろば」も、奈良以外で結構一般に使われてるんですよね。富山県の路面電車路線に「万葉線」なんてのが既にありますしね。
個人的には「やまのべ線」などを考えていましたが、これもよく考えたら山手線と紛らわしいですかね。
うーん、路線の愛称もなかなか難しいです。
ちなみに、JR西日本の路線愛称といえば、大和路線(関西本線の一部)やみやこ路線(奈良線)などで既に付けられていて、列車名や路線図、駅の案内板などで結構目にします。
「万葉まほろば線」が大和路線なみに浸透することを祈ります。
この「万葉まほろば線」、3月13日のJR奈良駅の桜井線高架ホームの共用開始を機に使用が始まるそうです。
奈良駅周辺は約10年をかけて高架化の工事が進められてきましたが、2年前に関西本線が高架化し、今回の桜井線の高架化により、ついに全ての線路が高架に移ることになります。
なんとか予定通り、平城遷都1300年に間に合いましたね。
それにしても、あの奈良駅が高架か・・。なんか不思議な感覚です。まだ高架駅の東側正面には仮駅舎が存在するため、完成後の全貌は分かりませんが、どうなるかとても興味があります。奈良らしい、風情を感じられる駅になってほしいですね。
万葉鉄道まほろば線.
特徴.車両が高速で走行中にバウンドするなどというスリル感を味わえます.
何とか沿線住民が積極的に利用して,まぼろし線にならないように,存続を目指したいものです...
先日、運転席の窓ガラス越しに前面展望のビデオを撮影していたんですけど、
やはりバウンドが凄くて、ぶれないようにするのが大変でした。
「万葉まほろば線」命名を記念して、特急「まほろば号」が期間限定で走るそうです。
なんか「特急まほろば」って松本零士を思い浮かべてしまいますね。