こんばんは。ご無沙汰しております。
近頃何故か当ブログのアクセスカウンターが好調に回っています。多分SL効果なのでしょう。閲覧回数30万回突破も近付いてきたようです。
当ブログの趣旨は、「奈良県出身、沖縄や北海道での生活を堪能する、24歳独身男性の日常のよしなしごとの紹介。」のはずですが、実際問題日常ネタをブログ記事にするのは結構難しいものです。私の日常と言えば、「起きる→研究室に行く→一日中研究用PCで何やら書類を作成する(現在修士論文執筆中)→帰る→テレビ見る→寝る」の繰り返しです。既に講義を受ける身でもなく、北大生活も丸2年経過しつつあるので、記事にするほどの新たなイベントは起きにくくなっています。さらに、もし何かあったとしても、大概の日常ネタはtwitterでの呟きで済んでしまいます。こうして、ブログの不定期更新ぶり・内容のマニアック化が益々深化していくのでございます。もはや「日記」じゃない気がしますが、このブログも彼是7年目に突入していますし、肩の力を抜きながら細々と続けていこうと思います。
さて、そんなわけでここのところ記事の鉄分が強くなっていますが、残念ながら?今回も鉄道ネタです。いや、正確には再開発ネタの一つですかね・・。
先日、7月1日にJR西日本からプレスリリースが発表されました。
大阪駅ホーム屋根に関わる工事計画などについて
以前に当ブログでも記事にした、大阪駅再開発の最後に残った作業工程である、ホーム上屋(屋根)の改修方法が決定したとの内容です。
これは2008年当時に大阪駅に掲示されていた完成予想イラスト。上空を覆う大屋根の完成によって、上屋が取り払われ、とても開放的な空間となることが予想されていました。
しかし、今年春に再開発プロジェクトが一応完了し、全面開業した後も、ホーム上屋は残されています。JRの説明では、元々大屋根内の上屋改修作業は開業後しばらくしてからの予定だったそうで、別にスケジュールが遅れたわけではないそうなのですが、上の完成予想図が余りにインパクトが強かったからか、ここしばらく再開発ファンの間で「このまま上屋を撤去しないのではないか」との不安の声が囁かれていました。
この度、正式にJR側から上屋改修について発表されたので、ファンとしては一安心です。
では、その改修内容について紹介していきましょう。
JR西日本プレスリリースより。「上屋改修の概要」
今回発表された上屋改修方法は、二通りの方法を併用します。一つは、当初の予想通り「屋根を撤去する」、もう一つは「上屋の骨組みを残して流用し、ガラス屋根に換装する」という内容です。これら二つの方法の使用割合は、ホームによって異なります。
再開発で整備された大屋根は南北方向に斜めに架設されており、北側の最高部は高さ65m、南側が高さ30mほどとなっています。大屋根の東西端には、巨大な整流板が設置され、それで雨風がドーム内に入り込むのを防げる想定でした。しかし実際完成してみると、屋根が高くなっている北側のホームでは、上屋をそのまま撤去した場合に中央付近まで霧雨が入り込むことが分かり、そのため今回の改修でも上屋の撤去は行わず、スレートをガラスに換装して眺望を確保することになります。対して、南端の環状線ホームでは、当初の想定通り上屋は丸ごと撤去されます。
JR西日本プレスリリースより。「ガラス製屋根の模式図」
既存のホーム上屋の鉄骨を流用しますが、軒の突き出しを短くし、屋根の高さを高くするようです。線路際からの視界は現状よりだいぶ広がりますし、なかなか格好良さそうですね。
JR西日本プレスリリースより。「ガラス製屋根のイメージ図」
線路際からドーム内を見上げた様子です。これはこれでなかなか近未来的です。
ただ、少し気になるのは、屋根を撤去する部分についても上屋の骨組みが残されていること。電灯や配線の都合かもしれませんが、骨組みが残るとせっかくの眺望が妨げられてしまうと思います。実際にどうなるかはまだ分かりませんが・・。
さて、ここからは実際の写真で改修範囲を確認してみましょう。
まずは、環状線ホームです。
赤い線で囲った範囲の上屋が撤去されます。この写真はホーム東側の降車専用階段付近から撮影したのですが、この視野ではほぼ全ての屋根が無くなります。
環状線ホームから見た3番線です。
写真右端の屋根が一段高くなっている場所から右側は、大屋根からはみ出るため、再開発工事で既に改修が完了しています。今回の改修では、青い線で囲った部分がガラス屋根に換装される予定です。赤線は屋根撤去箇所です。この視野ではガラス屋根の割合の方が大きく見えますが、実際には3・4及び5・6番線ホームは撤去とガラス屋根化の割合がちょうど半々程度になっています。
橋上駅舎から見た4番線、5番線です。
こちらから見た場合だと、屋根が撤去される面積の方が大きく見えますね。この辺から見た感覚なら、当初の予想図に近い印象になることでしょう。
6番線、7番線です。
上で述べたように、6番線ホームまでは屋根の半分程度を撤去しますが、7番ホーム以降は雨の入り込む可能性が高いため、撤去は橋上駅舎周辺のみとなり、大半がガラス屋根化されます。
今回の上屋改修作業、屋根の撤去は今年9月までに、ガラス屋根化は来年3月までに完了させる予定だそうです。改修の出来栄えがどうなるか、楽しみですね。
近頃何故か当ブログのアクセスカウンターが好調に回っています。多分SL効果なのでしょう。閲覧回数30万回突破も近付いてきたようです。
当ブログの趣旨は、「奈良県出身、沖縄や北海道での生活を堪能する、24歳独身男性の日常のよしなしごとの紹介。」のはずですが、実際問題日常ネタをブログ記事にするのは結構難しいものです。私の日常と言えば、「起きる→研究室に行く→一日中研究用PCで何やら書類を作成する(現在修士論文執筆中)→帰る→テレビ見る→寝る」の繰り返しです。既に講義を受ける身でもなく、北大生活も丸2年経過しつつあるので、記事にするほどの新たなイベントは起きにくくなっています。さらに、もし何かあったとしても、大概の日常ネタはtwitterでの呟きで済んでしまいます。こうして、ブログの不定期更新ぶり・内容のマニアック化が益々深化していくのでございます。もはや「日記」じゃない気がしますが、このブログも彼是7年目に突入していますし、肩の力を抜きながら細々と続けていこうと思います。
さて、そんなわけでここのところ記事の鉄分が強くなっていますが、残念ながら?今回も鉄道ネタです。いや、正確には再開発ネタの一つですかね・・。
先日、7月1日にJR西日本からプレスリリースが発表されました。
大阪駅ホーム屋根に関わる工事計画などについて
以前に当ブログでも記事にした、大阪駅再開発の最後に残った作業工程である、ホーム上屋(屋根)の改修方法が決定したとの内容です。
これは2008年当時に大阪駅に掲示されていた完成予想イラスト。上空を覆う大屋根の完成によって、上屋が取り払われ、とても開放的な空間となることが予想されていました。
しかし、今年春に再開発プロジェクトが一応完了し、全面開業した後も、ホーム上屋は残されています。JRの説明では、元々大屋根内の上屋改修作業は開業後しばらくしてからの予定だったそうで、別にスケジュールが遅れたわけではないそうなのですが、上の完成予想図が余りにインパクトが強かったからか、ここしばらく再開発ファンの間で「このまま上屋を撤去しないのではないか」との不安の声が囁かれていました。
この度、正式にJR側から上屋改修について発表されたので、ファンとしては一安心です。
では、その改修内容について紹介していきましょう。
JR西日本プレスリリースより。「上屋改修の概要」
今回発表された上屋改修方法は、二通りの方法を併用します。一つは、当初の予想通り「屋根を撤去する」、もう一つは「上屋の骨組みを残して流用し、ガラス屋根に換装する」という内容です。これら二つの方法の使用割合は、ホームによって異なります。
再開発で整備された大屋根は南北方向に斜めに架設されており、北側の最高部は高さ65m、南側が高さ30mほどとなっています。大屋根の東西端には、巨大な整流板が設置され、それで雨風がドーム内に入り込むのを防げる想定でした。しかし実際完成してみると、屋根が高くなっている北側のホームでは、上屋をそのまま撤去した場合に中央付近まで霧雨が入り込むことが分かり、そのため今回の改修でも上屋の撤去は行わず、スレートをガラスに換装して眺望を確保することになります。対して、南端の環状線ホームでは、当初の想定通り上屋は丸ごと撤去されます。
JR西日本プレスリリースより。「ガラス製屋根の模式図」
既存のホーム上屋の鉄骨を流用しますが、軒の突き出しを短くし、屋根の高さを高くするようです。線路際からの視界は現状よりだいぶ広がりますし、なかなか格好良さそうですね。
JR西日本プレスリリースより。「ガラス製屋根のイメージ図」
線路際からドーム内を見上げた様子です。これはこれでなかなか近未来的です。
ただ、少し気になるのは、屋根を撤去する部分についても上屋の骨組みが残されていること。電灯や配線の都合かもしれませんが、骨組みが残るとせっかくの眺望が妨げられてしまうと思います。実際にどうなるかはまだ分かりませんが・・。
さて、ここからは実際の写真で改修範囲を確認してみましょう。
まずは、環状線ホームです。
赤い線で囲った範囲の上屋が撤去されます。この写真はホーム東側の降車専用階段付近から撮影したのですが、この視野ではほぼ全ての屋根が無くなります。
環状線ホームから見た3番線です。
写真右端の屋根が一段高くなっている場所から右側は、大屋根からはみ出るため、再開発工事で既に改修が完了しています。今回の改修では、青い線で囲った部分がガラス屋根に換装される予定です。赤線は屋根撤去箇所です。この視野ではガラス屋根の割合の方が大きく見えますが、実際には3・4及び5・6番線ホームは撤去とガラス屋根化の割合がちょうど半々程度になっています。
橋上駅舎から見た4番線、5番線です。
こちらから見た場合だと、屋根が撤去される面積の方が大きく見えますね。この辺から見た感覚なら、当初の予想図に近い印象になることでしょう。
6番線、7番線です。
上で述べたように、6番線ホームまでは屋根の半分程度を撤去しますが、7番ホーム以降は雨の入り込む可能性が高いため、撤去は橋上駅舎周辺のみとなり、大半がガラス屋根化されます。
今回の上屋改修作業、屋根の撤去は今年9月までに、ガラス屋根化は来年3月までに完了させる予定だそうです。改修の出来栄えがどうなるか、楽しみですね。
ところで,ガラスの屋根は透明度が高いですが,地震の際は凶器ですね...その辺の対策はなされていると思いますが.
それはそうと,北海道,梅雨ですか???
ここのところ雨続きです。
聞いた話では、今年の天候は2001年の状況に近いそうです。
ちょうど私が初めて北海道旅行に来た年で、20年ぶりの冷夏でした。
今年も冷夏になるのかも・・。
さて、大阪駅ホームのガラス屋根については、同じことを私も思いました。
しかし、模式図をよく見てみると、既存の鉄骨との間にダンパーらしきものが見えますから、多分対策はなされているのでしょう。
ちなみに、上空の大屋根については本格的な免震構造になっているそうです。
このまま、記録更新しておくれよ~。
大阪駅だけど、これはもう、一つの都市だわ。
ショッピングモールというか、ライブスタジアムというか・・・、とにかく駅という次元を超越してる。。。。
大学は、梅田で乗り降りしてたけど、入学当初はこうなるとは予想もしなかったよ。
ただ、日を重ねるごとに、変わっていくな~って印象があった。
それがまさか、ここまでデカくなるって・・・。
ガラスはどうなんだろ?
分厚くて強度の高いガラスだとは思うけどな~。
それか、透明度の高い、超強化アクリルとかかな?
→水族館にも使われているレベルの
新ジャンルに覚醒したナマコより。
それから既に丸6年と1ヶ月(73ヶ月)経ったことになります。
早いものですねぇ・・。
今後も、博士号取得や結婚、2世誕生、教授昇進などのイベントが起こるまで続けられたら良いなと思います。
大阪駅は本当に規模が大きくなりましたよね。
駅ビルの延床面積で日本最大だそうです。
一つの駅の中にデパートが2つ、ショッピングモールが6つ、ホテルやオフィスまで入居していますから。。
ガラスの素材も気になりますね。
いずれにせよあまり重い素材は使わないと思います。
夏・冬・そして完成後の来年春の帰省でどれくらい駅の様子が変わっていくか楽しみです。