もうひと月近く前の話ですが、さっぽろ雪まつり期間中に札幌青少年科学館で小惑星探査機「はやぶさ」の帰還カプセルの実物が展示されていたので、見学してきました。
最近のニュースで「はやぶさ」と言えば、東北新幹線の新型車両E5系の列車名である「はやぶさ」をよく目にしますが、この小惑星探査機「はやぶさ」の方も全国の科学館で現在巡回展示されており、壮大な惑星間飛行を成し遂げた実物を身近に眺めることができます。
北海道でも、札幌市と釧路市、そして大樹町(航空公園があります)で展示が行われました。
札幌での展示は雪まつり期間中の2月11~14日まで行われました。
見学整理券。
1階の玄関ホール脇に特設の整理券配布場が設けられており、会場内混雑防止のため、事前にそこで整理券を貰う必要がありました。
と言っても、札幌市中心部から青少年科学館のある新札幌へは結構離れており、あまり大々的に宣伝していなかったこともあって、直前に来館してもすぐに見学することはできました。(実際、私が行った時も待ち時間10分程度でした)
こちらが特別展示会場前の様子。
整理券配布場からの道中、前を歩くカップルの会話が聞こえてきたのですが、「ねぇねぇ、動物園じゃないのになんではやぶさなの?」という女の子の質問には少々唖然としました・・。(人類史上初の偉業を達成した探査機だっつーの!)
会場内の模式図。
待合室でしばらく時間調整した後、順番に展示室に誘導されました。
待合室でもパネル展示がされていて、探査機「はやぶさ」の情報が詳細に紹介されていました。
外から見た展示室の様子。
完全にパーテーションで仕切られていて、外から中を伺い知ることはできませんでした。
この壁の向こうに「はやぶさ」帰還カプセルの実物が有ったのですが、会場内写真撮影禁止だったため、肝心の写真はありません。
しかし、世の中情報化社会になり便利になったもので、YouTubeで当日の会場の様子が公開されており、その映像中でカプセルや展示品の様子が見られます。
「はやぶさ」カプセル 札幌で展示 (2011/02/11) 北海道新聞
映像を見て分かる通り、帰還カプセルのシールドは超高速での大気圏突入による熱で焼けただれており、それが本物であることをよく表していました。
実際の見学時間は、歩きながらの見学だったため、せいぜい5分程度でした。しかし、宇宙探査機の実物を確かにこの目に焼き付けることが出来ました。
地球15万周に相当する60億キロを7年かけて航行し、数々の災難に遭いつつも遥か彼方の小惑星の物質を地球に持ち帰ってきた。改めて考えると日本の宇宙航空技術者は凄いことをしてしまったものです。今後は、「はやぶさ」が持ち帰った微粒子を我等が北大の研究装置でも解析するそうなので、その結果が非常に楽しみです。
私もどこかで宇宙の研究に携わりたいなぁ・・と妄想しています。(蛋白質などの有機分野も宇宙研究で結構注目されているので、可能性はなきにしもあらず・・)
最近のニュースで「はやぶさ」と言えば、東北新幹線の新型車両E5系の列車名である「はやぶさ」をよく目にしますが、この小惑星探査機「はやぶさ」の方も全国の科学館で現在巡回展示されており、壮大な惑星間飛行を成し遂げた実物を身近に眺めることができます。
北海道でも、札幌市と釧路市、そして大樹町(航空公園があります)で展示が行われました。
札幌での展示は雪まつり期間中の2月11~14日まで行われました。
見学整理券。
1階の玄関ホール脇に特設の整理券配布場が設けられており、会場内混雑防止のため、事前にそこで整理券を貰う必要がありました。
と言っても、札幌市中心部から青少年科学館のある新札幌へは結構離れており、あまり大々的に宣伝していなかったこともあって、直前に来館してもすぐに見学することはできました。(実際、私が行った時も待ち時間10分程度でした)
こちらが特別展示会場前の様子。
整理券配布場からの道中、前を歩くカップルの会話が聞こえてきたのですが、「ねぇねぇ、動物園じゃないのになんではやぶさなの?」という女の子の質問には少々唖然としました・・。(人類史上初の偉業を達成した探査機だっつーの!)
会場内の模式図。
待合室でしばらく時間調整した後、順番に展示室に誘導されました。
待合室でもパネル展示がされていて、探査機「はやぶさ」の情報が詳細に紹介されていました。
外から見た展示室の様子。
完全にパーテーションで仕切られていて、外から中を伺い知ることはできませんでした。
この壁の向こうに「はやぶさ」帰還カプセルの実物が有ったのですが、会場内写真撮影禁止だったため、肝心の写真はありません。
しかし、世の中情報化社会になり便利になったもので、YouTubeで当日の会場の様子が公開されており、その映像中でカプセルや展示品の様子が見られます。
「はやぶさ」カプセル 札幌で展示 (2011/02/11) 北海道新聞
映像を見て分かる通り、帰還カプセルのシールドは超高速での大気圏突入による熱で焼けただれており、それが本物であることをよく表していました。
実際の見学時間は、歩きながらの見学だったため、せいぜい5分程度でした。しかし、宇宙探査機の実物を確かにこの目に焼き付けることが出来ました。
地球15万周に相当する60億キロを7年かけて航行し、数々の災難に遭いつつも遥か彼方の小惑星の物質を地球に持ち帰ってきた。改めて考えると日本の宇宙航空技術者は凄いことをしてしまったものです。今後は、「はやぶさ」が持ち帰った微粒子を我等が北大の研究装置でも解析するそうなので、その結果が非常に楽しみです。
私もどこかで宇宙の研究に携わりたいなぁ・・と妄想しています。(蛋白質などの有機分野も宇宙研究で結構注目されているので、可能性はなきにしもあらず・・)
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