なにやら重々しいタイトルとなっておりますが、お話的にはそれほど重い話でもないので、ご安心ください。
まず最初の「消え行ったもの」について。先日、北13条門付近を通りかかったところ、今年2月の「散髪」の記事で、私が「常連になりたい」と書いた理髪店がお潰れになっているのを目撃してしまいました。閉店の比喩ではなく、店舗ごと解体しており、文字通り潰れてしまったのです。
ブルーシートの手前に理髪店がありました。店主曰く、父親の代から60年以上営業していたそうなので、この界隈では最も古い店舗だったはずです。
私は5月にもこの理髪店を再訪していたのですが、その後すぐに休業がちになり、7月以降はずっと「本日休業」の札が店頭に出ていました。店主は結構ご高齢の様子だったので、長期休業は健康上の理由ではないかと心配していたのですが、まさか店舗が解体されることになるとは思ってもみませんでした。
あの古き良き床屋の雰囲気をもう味わえないと思うと、とても残念です。
そして続いての「消え行ったもの」は、先日の記事でご紹介した、理学部前電話ボックスです。
あの記事を書いた後、予定通り10月26日には電話機が取り外され、
30日の昼過ぎに撤去されました。トラックの荷台に電話ボックスが載っている光景は、旅立つ子牛を彷彿とさせます。
跡に残ったのは仮舗装のアスファルトのみ・・。夕方には、新たな自転車の前輪留めが設置されていました。
何年かしたら、ここに電話ボックスがあったことなど忘れ去られるんだろうなぁ・・。まあ、このブログが存続する限りは「記録」に残るわけですけれども。
実は、理髪店の写真は、まだ営業中の頃から「いつか撮ろう」と思っていたのですが、結局撮る前に解体されてしまいました。つまり、営業していた頃の理髪店は、少なくとも私の中では「記憶」の中の存在になってしまったわけです。もし、写真を撮っていれば、「記録」として何時でもはっきりと思い出すことが出来たんですけどね・・。今回この記事を書いて、今後はしっかりと「記録」を取って(撮って)いこうと強く思いました。
まず最初の「消え行ったもの」について。先日、北13条門付近を通りかかったところ、今年2月の「散髪」の記事で、私が「常連になりたい」と書いた理髪店がお潰れになっているのを目撃してしまいました。閉店の比喩ではなく、店舗ごと解体しており、文字通り潰れてしまったのです。
ブルーシートの手前に理髪店がありました。店主曰く、父親の代から60年以上営業していたそうなので、この界隈では最も古い店舗だったはずです。
私は5月にもこの理髪店を再訪していたのですが、その後すぐに休業がちになり、7月以降はずっと「本日休業」の札が店頭に出ていました。店主は結構ご高齢の様子だったので、長期休業は健康上の理由ではないかと心配していたのですが、まさか店舗が解体されることになるとは思ってもみませんでした。
あの古き良き床屋の雰囲気をもう味わえないと思うと、とても残念です。
そして続いての「消え行ったもの」は、先日の記事でご紹介した、理学部前電話ボックスです。
あの記事を書いた後、予定通り10月26日には電話機が取り外され、
30日の昼過ぎに撤去されました。トラックの荷台に電話ボックスが載っている光景は、旅立つ子牛を彷彿とさせます。
跡に残ったのは仮舗装のアスファルトのみ・・。夕方には、新たな自転車の前輪留めが設置されていました。
何年かしたら、ここに電話ボックスがあったことなど忘れ去られるんだろうなぁ・・。まあ、このブログが存続する限りは「記録」に残るわけですけれども。
実は、理髪店の写真は、まだ営業中の頃から「いつか撮ろう」と思っていたのですが、結局撮る前に解体されてしまいました。つまり、営業していた頃の理髪店は、少なくとも私の中では「記憶」の中の存在になってしまったわけです。もし、写真を撮っていれば、「記録」として何時でもはっきりと思い出すことが出来たんですけどね・・。今回この記事を書いて、今後はしっかりと「記録」を取って(撮って)いこうと強く思いました。
興味深く記事を読ませて頂きました。
長く親しんできたものが、跡形なくなくなってしまう・・
ということは、とても寂しいものですね。
記憶と記録・・
記憶は、心のどこかの引き出しに
大切に収められていて、
いつか何かの折にふっと心の中で再現され
なつかしく心に響くものなのでしょう。
記録は、ビジュアル的なものかもしれませんね。
写真はその時の状態を正確に再現してくれます。
どちらも大切なもののように思いました。
私も写真を楽しむ者として
一瞬一瞬の大切なひとときを記録に残したいと思いました。
理学部前の電話ボックスの撤去・・
ドナドナの世界ですね~
悲しいような、少しおもしろいような
実に複雑な気分です。。
新しいビルや店が出来て、街が華やかになる一方で、ひっそりと退場していくものがあるわけです。
今は昔と違い、デジカメという無尽蔵に「記録」できる機械があるので、これからも、その時その時の街の様子をなるべく記録していきたいと思っています。
実は、件の理髪店の写真、ネット上で見つけてしまったのですよ。グーグルストリートビューの当地の写真に、営業中の様子がしっかり写っていました。グーグル恐るべしです。
電話ボックスについては、私もそれほど未練はなかったのですが、運ばれていくときの様子は、まさにドナドナ・・でしたね。
ああいう風に撤去されていくとは思っていなかったので、思わず笑ってしまいました。
トラックの荷台にもう一つ電話ボックスが載っているので、多分他にも学内から電話ボックスが消えたのだと思います。
北大の年史には電話ボックスの話など絶対載らないはずなので、このブログが彼らの存在した重要な証の一つになるかもしれません・・。