この日は午前中、秋田県南の未踏峰、黒森山と御嶽山に登ったが、
時間が余ったので、未踏三座目として横手市山内にある南郷岳(681m)に午後から登ってみた。
山麓から南郷岳
非合法マップ
(手持ちの登山ガイド書「山と渓谷社 新・分県登山ガイド【改訂版】4秋田県の山」に掲載マップに加筆)
このお山、手持ちの登山ガイド書には五合目までクルマで行け、一時間程度の登りと書いてあったが、
いざ行ってみたら、奥の方の林道はわだちが深く、クルマの腹がもろに擦れた。
これはたまらんと思い、慌ててバックで数百メートル引き返した。
そしたら途中で脱輪してしまったが、根気強く慎重に対処したら、ナントカ危機を脱することが出来た。
結局、手前の林道分岐付近に自車(柿の種号)を置いてテクテク歩くことにした。
林道分岐付近の空き地に駐車。 林道赤渕線をテクテク歩く。
それでも一時間半もかからず、山頂に到着できた。
何故ならば登山道は林道よりもよく整備されており、歩きやすかった。
しかし期待していた紅葉はさっぱりだった。
五合目から先はアカマツ並木?が続いたりして、ちょっと驚く。
なお登山道(参拝道)は異常なほど広かったが、両側が樹林で視界は利かなかった。
アカマツ並木
やがて杉と広葉樹が現れる。
この杉の木は(´π`;)なんかヤバい雰囲気だ。
途中、樹間からちらと山が見えた。焼石連峰の前衛、三森山のようだ。
八合目・お隣堂を過ぎたら、風景は一変した。
狛犬のすぐ後ろには大黒様や恵比寿様だろうか。
一対の狛犬より先は素晴らしいブナの参道に変わっていた。
このような参道は見るのも歩くのも初めての経験だ。
参道はかなりの急勾配だ。
ここのブナは紅葉がたけなわだった。
山頂部は平らで樹木はブナから杉に変わっていた。
ブナ林の下はユキツバキの群生地。 山頂の金峰山神社。ブルーシートは冬囲いだろう。
金峰山神社の裏、西側は伐採され、草地になっていて展望も良好だった。
まずは北側から。
横手の街並みや大曲方面の眺め。
午前中登った御嶽山が見える。
女神山と真昼岳
よく見ると岩手山まで見えるじゃないか。
南郷岳山頂から岩手山。
この日の雲の多さと視程の悪さはしょうがないとして、西側には鳥海山。
朧気ながらも鳥海山
南郷岳は奥まった場所に有るというのに展望はなかなかのものだった。
春、ユキツバキの咲く頃、しかも鳥海山が見える晴れた日に再度チャレンジしたいものだ。
というわけで、春の南郷岳に行った時の記録は
こちら↓
新緑の南郷岳に登る。(2021年5月12日)
この日は山頂から遠くの山々もよく見えた。
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