ユヴェントスと他界したジャンニ・アニエッリは、フィアットという自動車産業の根幹を通じて、大きな縁があります。
ユヴェントスは「イタリアの貴婦人」と称えられる存在ですが、もしアニエッリが存命していたら(2003年に他界)、カルチョ・ポリの審判をどのように感じたでしょうか。
彼はフィアットの総裁であり、厳格な家庭教師から
「あなたはアニエッリなんですよ」
と罵声に近い形で始動されていたんですね。
彼は米国に留学しますが、そこで目にとめたのがブルックス・ブラザーズの看板商品「ポロ・ボタンダウン」であり、アンディ・ウオーホール、デイビッド・ホックニーなどと共に、顧客として知られてゆきます。
皆シャツが描く美しいロールに
「米国の持つ自由」
「人種のるつぼでありながら、尊厳のある社会」
を感じていたといいますが、実際はそうではないですね。
現在MLSにはレオ・メッシを軸に多くの外国籍がいますが、俗にいうヒスパニックとアジアの人間は、白人と比較した際に街中で警察官から職務質問される頻度は、劇的に高いといいます。
実際中米から運ばれてくる麻薬を考えれば、警察官が敏感になることは致し方ないようにも感じますし、アジアの人間は勤勉といいますから、職場を失うという危機感もあるのでしょう。
以前購入したDVD「タイタンズを忘れない」を買いなおして、見返そうと思っていますがこれは人種間の融和を描いた実話なんですね。
ただプロサッカーでは道半ば、という面は大きいとも言えます。
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