2000年代のNBAで大きな栄光を味わったサンアントニオ・スパーズ
フランス代表のトニー・パーカーとドラフト1位でスパーズに加入し、すぐさまチームの顔となったティム・ダンカン、そして指揮官のグレッグ・ポポビッチという、選手とコーチがまとまった良い塩梅でした。
今季のスパーズは27勝37敗と黒星が先行しており、どんな優勝経験を持つチームでも、低迷期だとか再建期間と呼ばれる時代があることを、教えてくれている気がします。
セリエAで9連覇したユヴェントスも
ロナウド・シンドロームと呼べそうな、停滞した空気と財務状況
指揮官を何度かえても、浮上の兆候がない
という点がありますが、実は1995年にスクデットを取り戻すまで、彼らは9年優勝から遠ざかっていました。
フランス代表の10番、プラティ二が引退を決断
ドイツ代表のトーマス・へスラーとユルゲン・コーラー、そしてロベルト・バッジョの獲得
1993年にはUEFAカップで優勝するが、スクデットはACミランの独壇場
というもので、彼らは苦渋を味わい続けていました。
そして日本では鹿島アントラーズが2016年からリーグ優勝から遠ざかっていますが、今季はまだ序盤戦とはいえ首位です。
岩政大樹、ランコ・ポポビッチ、レネ・バイラーにザーゴと、老舗らしからぬ短期での指揮官交代も多かったわけですが、遂に鬼木達という明確な考えを持つ指揮官を招聘できたことが大きいのでしょうか。
空白の時期が長いアントラーズですが、だからこそたまった不満を一層できるだけの爆発力があるのではないか、と勝手に思うのです。
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