3月16日は今季初めての信州ダービーがあります。
ただ、冷静にならないといけません。
ダービーで勝利しても、AC長野パルセイロは2026シーズンのJ2昇格が決まるわけでもなく、勝ち点は勝利で3、敗戦で0、引き分けで1という形に変化があるわけではないためです。
仮に日本に限らず、ダービーでの勝利は勝ち点が3ではなく「4」になるという規定変更がおきれば、その勝利の意味合いは大きく変化しますが、勝ち点が変わらない以上、注意すべきは
敗戦の場合、そのしぼんだ空気を引きずらないこと
勝利の場合、その流れを最大限活用すること
だけではないでしょうか。
ローマーダービーやオールド・ファームのように、無駄に起きやすいファンの小競り合い、警察官の介入など本当に無駄な出来事ですし、単純にクラブの評判を落とすだけですよ。
昔、NBAのスターであったデニス・ロッドマンが自伝「悪がままに」の中で
「ダンクなど無意味だ」
「ダンクは派手なだけで2点にしかならない」
「むしろ3ポイントシュートを俺たちは脅威に考えるべきだ」
と語ったように、物事の判別はサッカーでもバスケットボールでも、注意する必要があるのではないでしょうか。
多摩川クラシコ、大阪ダービーなど日本でもダービーは目立つようになりましたが、ファンの行動が欧州と比較して諍いやもめ事に発展しない点は、もっと評価されるべきだと思うのです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます