塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

意味の無い比較検討は避けるべき

2012-12-27 22:47:57 | 日記
 コロッケさんや清水アキラさんのように、「物真似」を生業としている方は声のトーンから仕草に至るまで、
全て本人になりきる事が出来ます。

 僕たちが腹を抱えて大笑いできるのは、彼らが日常欠かさず稽古をして舞台に立つ努力を怠らないためです。

 このように物真似という一つの芸として、僕らはテレビ番組を楽しんでいる反面、プロスポーツの世界では
何かと新人選手をかつての有名選手と

 「比較検討」

 して、新人選手に意味の無い負荷をかけています。

 「○○さんのような優れた選手と比較していただいて光栄です。」

 と彼らの多くは謙虚に語りますが、心の中ではむしろはた迷惑と感じているのではないでしょうか?

 ジョルディ・クライフがヨハン・クライフ、パオロ・マルディーニがチェーザレ・マルディーニと、実父と
常に比較されてきたのは致し方ない面もあるでしょう。

 しかし赤の他人と比較されるのは、仮にその選手が幼いころからの目標だったとしても、随分窮屈な思いで
練習と試合に参加せねばなりません。

 アメリカでは1990年代、

 「マイケル・ジョーダンの後継者は誰か」

 という議論が白熱しましたが、2013年を迎えようとしている今でもその存在は見つかっていません。

 ユヴェントスもプラティニの後釜を確保するために、幾人もの選手に声をかけましたがお茶を濁しただけで
した。

 ですので、

 「有望選手と過去の有名選手との比較」
 「主力が退団した後の後継者探し」

 は意味のない欲求を果たすための方便であり、時間の無駄と言う気がするのです。

 過去と現在では用具、スポーツ医学、そして何より環境が異なる上に、通信機器と航空技術の発達で比較が
容易にできなくなりました。

 僕たちは選手個人の存在を、もっと尊重すべき時に来ていると言えます。

 
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J1でも望まれる大型移籍

2012-12-27 01:14:15 | 日記
 2004年のJ1開幕時、一番話題を集めたのがヴィッセル神戸がベシクタシュからイルハン・マンスズを獲得
したことでした

 この移籍劇でトルコの老舗は9億円近い現金収入を得たと聞きましたが、クラブ・ライセンス導入で経営監査が
求められる昨今、J1でこのような

 「大型移籍」

 は夢物語でしょうか?

 2007年FC東京がワンチョペを獲得した時、FC東京以外のファンも随分興奮したものです。

 それはクラブの垣根を越えてファンの多くが

 「有名外国籍選手の欠如」

 を嘆いていた為で、もし開幕当時のような熱狂が戻ったならば素晴らしいと考えていた為ですが、不幸にもこの
2例は好成績に結び付きませんでした。

 高額な移籍金を支払うまでは良しとしましょう。

 しかし、選手の年俸が負担となり、加えて選手とクラブいずれの成績も向上しないようであれば、今のJ1各ク
ラブに持ちこたえるだけの体力は無いでしょうね。

 僕個人としてはギャラクシーとの契約が切れるベッカムが、来日してプレイしないものかと思っていますが、こ
の希望も単なる白昼夢です。

 やはり日本も売却だけでなく、「買い」の参入しなくてはいけません。

 そうしますと

 「ボスマン・プレイヤー」

 に注目すべきでしょう。

 例えばレッズは今でもバイエルンと提携しているはずですから、ウリ・ヘーネスとルンメニゲの力を借りても
良いと思います。

 サッカーの魅力はその多国籍にありますし、日本市場を活気づけるための適切な判断を皆で考えていきたいも
のです。
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療養中の香川に集まる視線

2012-12-27 01:02:12 | 日記
 リハビリを終えようとしている香川ですが、療養中の間は体を休める事ができたのでしょうか?

 地元マンチェスターはともかく、遠く日本でもああでも無い、こうでも無いと批評されていては、彼自身が
心のどこかで

 「これ以上リハビリに充てる時間は無いのか?」

 と、持つ必要のない焦燥感に駆られても不思議ではありませんし、もし復帰を急いで再び故障した暁には、
日英問わず批判が相次ぐでしょう。

 「復帰が早すぎた」
 「香川はもっと治療と療養に専念すべきだった」

 間接的とは言え、自分たちの報道が悪影響を与えなかったかどうか、考える余地はあると思いますが。

 香川の復帰を望むのはユナイテッド関係者だけでなく、彼個人のスポンサーも同様でしょう。

 最近ジレットは広告展開を変更しましたが、少なくともアディダスとマニフレックスは、一日も早い復帰を
歓迎するはずです。

 個人スポンサーは選手を広告に起用することで、自社製品の信頼の高さだけでなく、社会貢献や製品開発の
裏話を伝えようとします。

 ですから、サッカーに限らずアスリートが広告に起用される際は

 1・選手が健康で試合を欠場しないかどうか
 2・成績が下降線を描いてはいないか
 3・選手と商品の愛称は間違いないか

 と、常に検証する必要がありますし、もし不一致があるようであれば契約を解消せざるを得ません。

 ですから香川とすれば、ファーガソンだけでなく個人スポンサーの視線も随分気になったと思います。

 勿論ザッケローニ監督も心待ちにしているでしょうが、逆に宮市や乾にとっては代表選で先発できる、大き
な機会とも言えるのですが。

 
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選手間におけるリスク・マネージメント

2012-12-26 23:06:53 | 日記
 クラブに絶対的なGKが存在すれば、第2、第3のGKがリーグ戦の最中に出場機会が巡ってくることは無い
でしょう。

 ユヴェントスななブッフォン、レアルならカシージャスという具合です。

 しかし、彼らが代表招集を受けることも事実。

 ならば指揮官としては正GKが代表選で負傷を負った、クラブに戻ってきて調子を崩す形になった際のリスク・
マネージメントとして、控えGKをリーグ戦で使うべきことも事実です。

 通常はカップ戦で起用すべきなのでしょうか。

 確かにカップ戦は一発勝負ですから、長丁場のリーグ戦と比較した際、全く別の緊張感があります。

 しかし、リーグ戦とカップ戦ではその重みが違いますし、チャンピオンズ・リーグは別格として、一般的な考察
としては

 「カップ戦の重みよりもリーグ優勝の方が重い」

 という観点に立ちます。

 2011年のアジアカップでも、川島のレッドカードが契機となり西川が登場する形になったように、日本代表
も来年は

 「招集をされても出番が無い選手」
 「招集されるが試合間隔が長い選手」

 を起用し、選手同士の経験値にこれ以上差が出ないように配慮すべきではないでしょうか。

 ただ新年最初の親善試合となるラトビア代表との一戦は、J1がオフシーズンの為海外リーグの選手を呼ぶ形に
なります。

 僕の希望としては

 「わかっている選手」

 ではなく、VVVの大津やユトレヒトの高木など、新鮮味ある選手で戦ってほしいのですが。

 選手層が厚くなればそれだけ監督が悩むことも事実ですが、それは監督にとっても嬉しい出来事にはずです。
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こんな靴でサッカー観戦はいかが?

2012-12-26 22:53:58 | 日記
 僕の店に来店する男性の殆どがスニーカーで、夏場はサンダルという出で立ちです。

 よく海外の方が

 「日本人はオーバーサイズで服を着るが、あれは幼く見えるので止めた方が良い」

 と唱えますが、事実その通りでしょうし、スニーカーを革靴に変更するだけその印象は随分変化します。

 巷のファッション誌では、オールデンのような高価な靴を提案することが多いのですが、真に受けるのではなく自分
の価値観で選んだ方が良いと思います。

 サッカー観戦ならば、クラークスのデザートブーツやワラビーはどうでしょうか?

 僕自身これらを試着してみましたが、どうも僕の足と相性が悪いようで良い履き心地は得られませんでしたが、老舗
としてクラークスの存在感は非常に大きいですし、あの

 「クレープソール」

 の感触に感銘を受ける方も多いですね。

 スタジアムは晴天の日もあれば雨天の日もあります。

 ですからレザーソールの靴よりは、クレープソールやラバーソールの方が良いと言えます。

 レプリカジャージにジーンズ、そしてデザートブーツいう恰好ならば、洒落た印象を与えますし、何よりクラークス
は人気商品であるにもかかわらず

 「セール対象品」

 になる事が度々あるので、その点でも注目すべきです。

 他の候補としては「ロックポート」「ティンバーランド」などが挙げられます。

 特に後者は靴づくりの中に社会貢献活動を積極的に推進しており、ファッションで世界を学ぶことも可能です。

 サッカーも地域と社会に根差すことで発展してきましたから、その点でも共通していると言えます。
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