面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

基礎的財政収支の黒字化は有害なだけだぞ財務省の犬の産経新聞社説

2024-08-08 11:39:10 | 新聞社説批判
うつでごはん食べる気がしない。食べないと元気が益々抜けていく。しかし財務省の犬として新聞が一致して基礎的財政収支の黒字化を達成するようプロパガンダ社説を書くと、それを批判しなければならないという気持ちが湧いてくる。

産経新聞は保守系の論調は評価できるが、経済・財政は他の新聞と変わらず財務省の犬なのだ。それでは存在価値がない。他の新聞同様不買の対象で潰れてしまえば良いのだ。

~~引用ここから~~
<主張>基礎的財政収支 黒字化への歩みを確実に 社説

<主張>基礎的財政収支 黒字化への歩みを確実に 社説

 内閣府が、国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)について、令和7年度に8千億円の黒字が見込めるとの試算を明らかにした。

産経新聞:産経ニュース

 


 内閣府が、国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)について、令和7年度に8千億円の黒字が見込めるとの試算を明らかにした。

 黒字化すれば34年ぶりだ。財政健全化の政府目標として小泉純一郎政権時の平成13年から掲げてきたPB黒字化がようやく達成されることになる。

 PBは社会保障や教育、防衛などの政策に充てる経費を主に税収で賄えているかを示す指標だ。高齢社会の本格化や安全保障環境の悪化などで必要な歳出が増えている。その財源として国債頼みから抜け出せないのは危うい。PB黒字化は財政改善への重要な一歩となろう。

 ただし、あくまでも試算である。政府が今秋まとめる経済対策は織り込まれておらず、想定の税収が得られない可能性もある。黒字化を見込めるからといって野放図に歳出を膨らませると達成は望めなくなろう。

 政府が目指す目標達成時期は延期を繰り返し、今の目標は安倍晋三政権が平成30年に決めた令和7年度だ。試算通りならこれに間に合うことになる。

 政府・与党はこうした経緯も踏まえて7年度の達成に最善を尽くすべきだ。先に概算要求基準を決めた7年度予算案や補正予算案の編成において適切に財政を運営するよう求めたい。

 内閣府の今年1月の試算では7年度は赤字としていた。それを今回、黒字としたのは足元の税収が好調なためで、税収増の傾向が今後も続くと判断した。内閣府は15年度まで黒字が続くとしている。だが、例年のように大型補正予算を組む財政運営が続けば下振れしかねない。

 政府は「骨太の方針」で、PB目標などがあるため「状況に応じたマクロ経済政策の選択肢が歪(ゆが)められてはならない」とした。もちろん、PBを優先するあまり必要な財政措置を講じない状況は避けるべきだが、無節操な財政運営が許されるわけでもない。施策の重要度を見極めて効果的に配分する歳出改革などに知恵を絞るべきである。

 そもそもPBは政策経費のみが対象で、過去に発行した国債の利払い費は含まれない。日銀が「金利のある世界」へと舵(かじ)を切ったことで、利払い費が膨らんで財政全体を圧迫することも予想される。その点を踏まえて財政健全化の取り組みを継続していくことが大切である。
~~引用ここまで~~


>内閣府が、国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)について、令和7年度に8千億円の黒字が見込めるとの試算を明らかにした。
>黒字化すれば34年ぶりだ。財政健全化の政府目標として小泉純一郎政権時の平成13年から掲げてきたPB黒字化がようやく達成されることになる。

基礎的財政収支の黒字化には何の意味もない。それどころ経済には極めて有害だ。政府の黒字は国民の赤字だから基礎的財政収支の黒字化を達成すれば国民は経済的に苦しむことになる。それを無視する財務省の犬の産経新聞もまた有害というほかない。

>PBは社会保障や教育、防衛などの政策に充てる経費を主に税収で賄えているかを示す指標だ。高齢社会の本格化や安全保障環境の悪化などで必要な歳出が増えている。その財源として国債頼みから抜け出せないのは危うい。PB黒字化は財政改善への重要な一歩となろう。

国債を財源にして悪いことなどどこにもない。税収で歳出を賄うことの方が危険なのだ。それは緊縮財政になり、消費税増税と歳出削減になるからだ。そうなれば益々景気が悪くなる。失われた30年はその繰り返しだったではないか。

>ただし、あくまでも試算である。政府が今秋まとめる経済対策は織り込まれておらず、想定の税収が得られない可能性もある。黒字化を見込めるからといって野放図に歳出を膨らませると達成は望めなくなろう。

秋に大型補正予算を組まなければ恐ろしい緊縮財政になり、経済が縮小する。GDPの4%が縮小してしまう。基礎的財政収支の黒字化目標に囚われるべきではない。GDPを成長させることが重要なのだ。

>政府が目指す目標達成時期は延期を繰り返し、今の目標は安倍晋三政権が平成30年に決めた令和7年度だ。試算通りならこれに間に合うことになる。
>政府・与党はこうした経緯も踏まえて7年度の達成に最善を尽くすべきだ。先に概算要求基準を決めた7年度予算案や補正予算案の編成において適切に財政を運営するよう求めたい。

基礎的財政収支の黒字化目標が無意味どころか有害な目標なのだ。達成しても意味はないし、それどころか経済が縮小して国民が苦しむことになる。なぜ財務省の犬はそれがわからないのか。

>内閣府の今年1月の試算では7年度は赤字としていた。それを今回、黒字としたのは足元の税収が好調なためで、税収増の傾向が今後も続くと判断した。内閣府は15年度まで黒字が続くとしている。だが、例年のように大型補正予算を組む財政運営が続けば下振れしかねない。

繰り返しになるが、秋に大型補正予算を組まなければ恐ろしい不景気になる。例年に比べてGDPの4%が縮小することになる。それだけ歳出を減らすことだからだ。基礎的財政収支の黒字化目標に囚われてはいけない。

>政府は「骨太の方針」で、PB目標などがあるため「状況に応じたマクロ経済政策の選択肢が歪(ゆが)められてはならない」とした。もちろん、PBを優先するあまり必要な財政措置を講じない状況は避けるべきだが、無節操な財政運営が許されるわけでもない。施策の重要度を見極めて効果的に配分する歳出改革などに知恵を絞るべきである。

予算は減らしすぎてどの分野もおかしくなっている。大学予算を減らしすぎたので研究力でイランにまで抜かれてしまった。公共事業予算も減らしすぎたので老朽化したインフラを直す費用が足りない。医療費もこれ以上減らせば病院は立ち行かなくなるだろう。必要なのは消費税減税て歳出拡大だ。

>そもそもPBは政策経費のみが対象で、過去に発行した国債の利払い費は含まれない。日銀が「金利のある世界」へと舵(かじ)を切ったことで、利払い費が膨らんで財政全体を圧迫することも予想される。その点を踏まえて財政健全化の取り組みを継続していくことが大切である。

三橋貴明が指摘していたが、財務省は基礎的財政収支の黒字化のみならず、国債の利払いも含めた財政黒字を目標にすると。日銀に利上げをさせ財務省の犬の新聞に早速書かせた。国債金利は世界最低だし、気になるなら日銀に購入させれば良いだけではないか。財務省の犬のプロパガンダに騙されてはならない。


財務省の犬の全国紙5紙のプロパガンダを批判してきた。社説の内容はどれも似通っている。基礎的財政収支の黒字化を達成するためにさらなる歳出削減をしろ。消費税増税を選択肢から外すな。利払いが増えるから利払いを含めた財政黒字を目標にしろ、などだ。

どれか一つでも実行に移せば経済が崩壊しかねない。財務省の犬の新聞の部数が減っているのは良いことだ。だが信頼性も減らさなければならない。とはいうものの新聞が新聞の世論調査ほど信頼されていればもっと購読されている。もう全世帯の4割以下しか購読していないのだ。

だがテレビも含めるとやはり新聞のプロパガンダは効果がある。国民には財務省の犬である、新聞、テレビに騙されないで欲しいのだが。

周囲の人や勤め先に新聞の不買・解約を呼び掛けて欲しいが、正直難しいだろう。新聞は財務省の犬だから解約する方が良いなんてなかなか言えない。言えるなら言って欲しいが。だからネットで新聞不買・解約を呼び掛けをふやすのはどうか。まとめサイトの名前欄に「新聞不買」と書いてくれれば効果があるかもしれない。悪目立ちもするのだが。

テレビはワイドショーだけは見ないこと。これに尽きる。他のドラマやバラエティ、スポーツ、アニメは面白ければ見て構わない。つまらないのに見ることを止めてくれれば良いのだ。

選挙は自民党を下野させるしかないだろうが、立憲民主党の代表次第で消費税減税があり得なくなるから比例は消費税減税を公約に掲げる少数政党に投票して欲しい。社民党と共産党は論外だが。

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