面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

基礎的財政収支の黒字化は有害なだけだぞ財務省の犬の読売新聞社説

2024-08-06 15:48:56 | 新聞社説批判
日銀の利上げで株価が7000円以上値下がりしたら、今日は3000円以上値上がりした。ジェットコースターだ。株をやろうと思った時もあったが、こんな急変動するのでは怖くてできない。長期保有すれば良いのかもしれないが。

今年の夏は暑くて堪らない。去年は膿瘍で頬が痛くて大変だった。人生初手術に初入院するはめになったしな。

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~~引用ここから~~
基礎的財政収支 黒字化試算で健全化を怠るな

基礎的財政収支 黒字化試算で健全化を怠るな

【読売新聞】 政府は、国と地方の基礎的財政収支(PB)が2025年度に黒字化する試算を公表した。しかし、試算に楽観せず、財政健全化に着実に取り組むことが重要だ。 ...

読売新聞オンライン

 


 政府は、国と地方の基礎的財政収支(PB)が2025年度に黒字化する試算を公表した。しかし、試算に楽観せず、財政健全化に着実に取り組むことが重要だ。

 PBは、借金に頼らずに政策に使う経費をどれだけ税収などで賄えているかを表す指標だ。

 政府は、02年にPBの黒字化目標を導入したものの、達成したことは一度もない。今年1月の試算でも、25年度は1・1兆円の赤字になると予想していた。

 政府が、今回初めて、25年度にPBが8000億円の黒字になるとの試算を発表したのは、企業業績の向上や物価高などを受けた税収増を根拠としている。黒字化が実現すれば、34年ぶりとなる。

 だが、試算上で黒字化するとしても、実現は容易ではない。年度の途中に組む補正予算が考慮されていないからだ。

 政府は、コロナ禍に見舞われた20年度に73兆円という大規模な補正予算を組み、21年度、22年度も30兆円台を計上した。

 昨年6月に「歳出構造を平時に戻していく」との政府方針を示したにもかかわらず、23年度の補正予算は13兆円に膨らみ、財政再建の道筋は遠いままだ。大型補正が常態化しているようでは、25年度の黒字化は到底見込めまい。

 岸田首相は税収増を想定して、今秋には、年金受給世帯への給付金などを含む経済対策を策定する方針だが、野放図な財政出動は慎まねばならない。

 財政再建と経済成長は両立させる必要がある。だが、試算が好転したのは、家計を苦しめている物価高の結果、消費税収や法人税収、個人の所得税収が増えている面が大きく、手放しで喜べない。

 25年度の予算編成に向けた概算要求基準(シーリング)も、前年度とほぼ同じ内容で、財政健全化の意気込みは見えない。

 シーリングは各省庁が予算要求する際の目安だが、賃上げや物価高対策などの重要施策は、要求時に金額を明示しない「事項要求」を認めている。これでは、要求が青天井となる懸念がある。

 国債など国の借金の残高は約1300兆円に上る。国内総生産(GDP)比で2倍以上に達しており、主要先進国で最悪の水準だ。たとえ、25年度にPBが黒字化したとしても、巨額の債務を減らしていく一里塚にすぎない。

 財政への不安が、消費の抑制につながっているとも指摘される。政府・与党は、安心できる財政健全化の道筋を示してほしい。

令和6年8月5日読売新聞社説
~~引用ここまで~~


>政府は、国と地方の基礎的財政収支(PB)が2025年度に黒字化する試算を公表した。しかし、試算に楽観せず、財政健全化に着実に取り組むことが重要だ。
>PBは、借金に頼らずに政策に使う経費をどれだけ税収などで賄えているかを表す指標だ。

基礎的財政収支の黒字化には何の意味もないどころか有害でしかない。黒字化して何か良いことがあるというのか。何もないではないか。

>政府は、02年にPBの黒字化目標を導入したものの、達成したことは一度もない。今年1月の試算でも、25年度は1・1兆円の赤字になると予想していた。
>政府が、今回初めて、25年度にPBが8000億円の黒字になるとの試算を発表したのは、企業業績の向上や物価高などを受けた税収増を根拠としている。黒字化が実現すれば、34年ぶりとなる。

基礎的財政収支の黒字化のという呪いで満足に消費税減税と財政出動ができず、GDPが500兆円からほとんど増えなくなった。ようやっと実質GDPが555兆円になったに過ぎない。バブル崩壊から適切な財政政策を採っていればGDPは数千兆円にはなっていただろう。自民党と財務省の罪は重い。財務省の犬の新聞もだ。

>だが、試算上で黒字化するとしても、実現は容易ではない。年度の途中に組む補正予算が考慮されていないからだ。

もし補正予算を組まなければGDP4%程度縮小する。何の意味もない基礎的財政収支の黒字化のためにだ。財務省と自民党そして財務省の犬の新聞はその事を理解しているのか。

~政府は、コロナ禍に見舞われた20年度に73兆円という大規模な補正予算を組み、21年度、22年度も30兆円台を計上した。
>昨年6月に「歳出構造を平時に戻していく」との政府方針を示したにもかかわらず、23年度の補正予算は13兆円に膨らみ、財政再建の道筋は遠いままだ。大型補正が常態化しているようでは、25年度の黒字化は到底見込めまい。

これだけ補正予算の規模を縮小することは政府の赤字つまり国民の黒字を減らすことだ。当然GDPも減る。基礎的財政収支の黒字化はGDPを4%も縮小させてまで実現する価値のあるの目標か。そんなわけはない。

>岸田首相は税収増を想定して、今秋には、年金受給世帯への給付金などを含む経済対策を策定する方針だが、野放図な財政出動は慎まねばならない。

9月の自民党総裁選で岸田文雄は交代だ。しかし新総理総裁が大規模な補正予算を組まなければ恐ろしい緊縮財政になり、経済が縮小する。それは避けなればならない。

>財政再建と経済成長は両立させる必要がある。だが、試算が好転したのは、家計を苦しめている物価高の結果、消費税収や法人税収、個人の所得税収が増えている面が大きく、手放しで喜べない。

物価高には消費税減税しかないのだが、財務省と財務省の犬の自民党と新聞は考えもしない。世論調査で国民に訊くこともない。だから新聞は有害なのだ。不買・解約を進めるしかない。

>25年度の予算編成に向けた概算要求基準(シーリング)も、前年度とほぼ同じ内容で、財政健全化の意気込みは見えない。
>シーリングは各省庁が予算要求する際の目安だが、賃上げや物価高対策などの重要施策は、要求時に金額を明示しない「事項要求」を認めている。これでは、要求が青天井となる懸念がある。

予算の削りすぎであちこちおかしくなっている。大学予算の削減で研究力はイランにまで抜かれてしまった。予算を削減して研究力は維持できない。公共事業予算も増やして老朽化するインフラを整備しなくてはならない。財政再建に囚われず財政出動をしなければならない。

>国債など国の借金の残高は約1300兆円に上る。国内総生産(GDP)比で2倍以上に達しており、主要先進国で最悪の水準だ。たとえ、25年度にPBが黒字化したとしても、巨額の債務を減らしていく一里塚にすぎない。

債務残高を減らすのは無理なのだ。その裏に国民の黒字があるからだ。国債残高を減らすことはGDPを縮小させる。GDPを増やしてGDP比の債務比率を下げるしかないのである。そのためには基礎的財政収支の黒字化目標に囚われず財政出動をするしかない。

>財政への不安が、消費の抑制につながっているとも指摘される。政府・与党は、安心できる財政健全化の道筋を示してほしい。

財務省の犬の決まり文句だ。消費が少ないのは財政への不安からではない。国民の財布の中身がないからだ。中身がないものを消費することはできない。必要なのは消費税減税だ。財務省の犬に騙されてはならない。


財務省の犬の新聞社説への批判も4日連続になれば厭きてくるが、怒りも増してくる。財務省のご機嫌取りしか頭になく国民のことを全く考えていないからだ。

国民の目と耳であるマスコミが財務省の犬では財務省の緊縮財政に逆らえない。フランスのように緊縮財政反対のデモを毎日しなければならないが、国民は政治に関心がない。ネットで対抗もなかなか大きくなれない。国民の望みは経済再生で一貫しているのだが。

財務省の犬の新聞を徹底的に批判して部数を減らすしかない。今の新聞は毒でしかない。

テレビも8月の戦争特集など見たくもない。寝ているかネットをやっているだろう。読者にも見ないことを勧める。つまらないだけだからだ。

選挙は益々重要になってくる。それも衆議院総選挙だけではない。参議院通常選挙もあるし、各地で地方選挙もある。棄権しないで投票して欲しいのだ。

最後にランキングボタンを押してくれるようお願いする。ランキングが上がればより多くの人に読まれるし、私の気持ちも上向くからだ。

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2024-08-06 18:55:37
ライブドアブログランキングには見当たりませんよ??
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https://blog.livedoor.com/lite/category/162/ranking.html
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殺人組織・ザイム (素浪人)
2024-08-06 22:21:48
初めまして、今晩は。素浪人と申します。

三橋さんのブログで幾らか経済の知識を仕入れている駆け出しですが、PB黒字化の莫迦さ加減は理解しているつもりです。政府が黒字になる=国民が赤字になる、というのは三橋さんが何度も言及されていることですのでお莫迦な愚生でもようやく理解して来ました。

愚生の結論では、少なくとも経済分野での我が国の諸悪の根源は、どう考えても罪務宦官府(俗称、財務省)、特に主計局。そして罪務宦官府の下位組織である酷税宦官庁(俗称、国税庁)。これで政治家や国民を税金絡みで脅し、社会的に抹殺して来た悪の組織と言えるでしょう。

安倍さんですら、罪務宦官府に抵抗し切れず、モリカケ問題で無いこと無いことをカスゴミにリークしたのも罪務宦官府。今後、高市さんの様な政治家でも、罪務宦官府に抵抗出来るか、甚だ心配です。

高市さんら安倍さんの遺志を継ぐ政治家でも罪務宦官府を操縦出来ない時にはどうするか?ですが、愚生は究極の選択肢として、日本革命(イギリスの啓蒙思想家ジョン・ロックが主張した、民主制度下の国民の革命権)も必要だと思っています。無論、天皇ご皇室を護持する革命であり、君主を処刑してしまったフランス革命的な歴史断絶であってはなりませんが、革命の上で罪務宦官共を国民裁判に掛け、罪の軽重により死刑にしたり禁固刑にしたりすれば宜しいかと思います。

しかしながら飽く迄、日本国民の総意が有っての革命ですから、こればかりは愚生が主張していてもそれだけの、空想上の話ですので主様のコメント欄を物騒にして誠に申し訳有りません。

最後に、血を流さずに罪務宦官府を無力化若しくは解体出来ればそれに勝るものは無い、という事だけを駄文に申し添えます。
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