面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

10月14日衆議院解散、総選挙11月7日投開票か

2021-10-01 18:21:18 | 政治
~~引用ここから~~

衆院選11月7日投開票で調整 岸田氏、10月14日解散の見通し | 毎日新聞

 自民党の岸田文雄総裁は次期衆院選を26日公示、11月7日投開票の日程で行う調整に入った。与党は4日召集の臨時国会の会期を14日までの11日...

毎日新聞

 


 自民党の岸田文雄総裁は次期衆院選を26日公示、11月7日投開票の日程で行う調整に入った。与党は4日召集の臨時国会の会期を14日までの11日間とする方針で、新首相に選出される岸田氏が会期末の14日に衆院解散に踏み切る見通しだ。

 自民党の森山裕国対委員長は1日午前、立憲民主党の安住淳国対委員長と国会内で会談した。与党は野党側に対し、臨時国会の日程案を伝達する。

 政府・与党は臨時国会について、4日に衆参両院で首相指名選挙を行い、岸田氏を第100代首相に選出したい考え。8日に所信表明演説を行い、11~13日に両院で代表質問を行う日程案を想定している。

 ただ、野党側は、予算委員会の開催を要求しており、与野党の攻防が強まる可能性がある。【木下訓明、宮原健太】
~~引用ここまで~~


岸田文雄総裁は10月14日に衆議院解散に踏み切り、総選挙は10月26日に公示11月7日に投開票の日程を組むつもりのようだ。関係者がマスコミ、毎日新聞に流した情報だから今の時点では正しいだろうが、岸田文雄が心変わりすれば日程が変更されることはあり得る。

岸田文雄の解散戦略は正しい。総理総裁を交代した直後のご祝儀相場の支持率と自民党総裁選でメディアジャックしたことによる追い風に乗って総選挙に挑むのだ。

これで勝てなければ岸田文雄を選んだ自民党が悪いし、岸田文雄の人事も悪いが、何より国民が自民党に嫌気が差しているとしか言いようがない。

総選挙予測は夕刊フジがしていたので引用したい。

~~引用ここから~~

岸田新総裁で単独過半数見えた! 衆院選、自民党には「シビアな戦いだが10~20減」「人事次第で50減も」 「政治のプロ」が大胆予想

自民党総裁選で29日、岸田文雄前政調会長(64)が、第27代総裁に選出された。岸田氏は10月1日にも党役員人事を実施した後、4日召集の臨時国...

zakzak

 


(略)

 この選挙について、前出の松田氏は「自民党には、シビアな衆院選になるのは間違いない」と語った。今月2日発行の夕刊フジで、菅首相のまま衆院選に突入した場合、現有の276議席(当時)から「72~73議席減らす」と衝撃的な予想をしていた。

(略)

 松田氏は「菅首相が退陣表明後、報道各社の世論調査で自民党支持率、比例投票先の数字は軒並み上昇した。19都道府県に発令していた緊急事態宣言も30日で全面解除された。ここで岸田氏が中堅・若手や女性を閣僚や党役員に積極的に登用し、党の若返りと『チーム力』を印象付けられたら、さらに好転する。もはや、『単独過半数(233議席)割れ』はないだろう。総裁選を争った河野氏や高市氏、野田氏を要職に処遇すれば支持率はさらに上がり、減少幅は『10~20議席程度』にとどまるだろう」と分析した。

(略)

 ただ、懸念もある。

 総裁選の1回目投票で、国民世論の動向が反映されやすい「党員・党友票」では河野氏が最も得票が多かったが、「国会議員票」との合計で岸田氏が1位となり、決選投票でも圧勝した。これを、一部の野党やメディアは「世論を軽視した」などと批判している。

 久保田氏は「この影響は一定程度出かねない。小選挙区の負け幅が少なくなるが、比例では『世論に沿わないなら筋が通らない。お灸を据えよう』となる。河野氏で決着していれば『30減』だったが、単独過半数割れの『50減』にまで膨らむ可能性もある。衆院選は『党首力』が問われる。『ご祝儀相場』で当初の支持率は50%程度だろうが、岸田氏は地味だ。よほど国民が共感する人事をしないと、衆院選と来年の参院選に勝つのは難しい」と分析した。

(略)

 一方、立憲民主党や共産党、国民民主党などの野党陣営はどうか。

 久保田、松田両氏は「接戦区を中心に野党統一候補をどれだけ擁立し、共倒れを防ぐかがカギだ」と口をそろえる。

 現時点で、210選挙区程度で候補者調整を終え、このうち約140選挙区で立憲民主党に一本化した。ただ、立憲民主、共産両党が70選挙区で重複するなど、調整は一進一退を続けている。

 久保田氏は「今のトレンドでは、最後は約5割の無党派層が勝敗を決する。コロナ禍で国民にはストレスもあり、時代は世代交代を求めている。必ずしも『実績があればいい』という時代は終わった。野党が伸びしろのある若者や、清新な女性候補を多数立てれば、自民党が予想外に取りこぼす事態もあるだろう」と指摘した。

 松田氏は「岸田氏は総裁選で格差の是正を訴え、『令和の所得倍増計画』を提唱した。野党としては、主張が重なる岸田政権は戦いにくい相手だろう。衆院選は政権選択選挙だ。野党は与党との違いをどう伝えられるかが問われる」と語った。
~~引用ここまで~~
 

総理総裁交代と何より「メディアジャック」の効果を過大評価し過ぎたか?私は岸田文雄次期内閣の支持率は70%まで上がるのではないかと考えていたのだが。自民党に好意的な夕刊フジの分析でご祝儀相場で支持率は50%程度だそうだ。

10月4日に臨時国会で内閣総理大臣に任命されて組閣した直後にマスコミ各社は緊急世論調査をする。そのときに「答え」はわかるが、国民は自民党に嫌気が差しているのだろうか。岸田文雄の人事を見る限り政権交代を起こすべきだと考えるが。

甘利明を幹事長に。鈴木俊一を財務大臣に。山際大志郎を経済産業大臣にするそうだ。この3人はみな麻生派の政治家で、岸田文雄が麻生太郎に配慮していることが読み取れる。5ちゃんねるには岸田文雄は麻生太郎と結託していたとの書き込みがあり、私もそれに同意する。

岸田文雄新政権は安倍晋三の傀儡ではなく、麻生太郎の傀儡なのだ。麻生太郎は副総裁という何の権限もないポストに退くが、金丸信のようにキングメーカーとして君臨するかもしれない。

麻生太郎は以前は積極財政派だったのだが、内閣総理大臣を逐われてから緊縮財政派に「転向」した。自分を内閣総理大臣から逐った国民に対して「復讐」しているのではないかとさえ思う。緊縮財政は国民に「痛み」を強いるからだ。

そんな麻生太郎が後ろ楯の岸田文雄新政権に新自由主義からの脱却ができるとは思えない。

総選挙まで一年あれば岸田文雄を見極められる。しかしもうすぐ総選挙だ。そんな時間はない。人事から見極めるしかない。そして麻生太郎の傀儡では新自由主義からの脱却は無理だと考える。政権交代しかあるまい。

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