面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

韓国が軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を破棄

2019-08-23 23:34:08 | 北朝鮮・韓国
韓国が日本に軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄を通告した。

韓国は日本に対してはだけは自尊心が高い。支那には卑屈で、北朝鮮には左翼政権は機嫌を取る。米国には多少逆らうこともあるが基本的には従順だ。

しかし日本に対してだけは居丈高だ。日本の朝鮮統治に対する反発だけではない。李氏朝鮮は日韓併合以前から「小中華思想」で日本を見下していたからだ。その日本に統治されていたことがことのほか屈辱なのだ。日本が戦争に負けるまでは極めて従順だったのだが。

だからGSOMIAで得ていた安全保障上の利益を損ねても破棄することは予想できた。米国が延長するよう圧力をかなり掛けていたし、GSOMIAそのものは韓国に利益なのだが、日本が関わると反日で理性的な対応が採れないのだ。

日本に取ってもいちいち米国を介しないで韓国から情報を入手できることはそれなりに安全保障上の利益になっていた。しかし破棄されるなら是非もない。また米国頼りになってしまうのが問題だが、それほどの打撃にはなるまい。

憲法で手足が縛られている日本は兎の耳を持たなければならない。偵察衛星を増やすべきだし、対外情報機関を創るという話はどうなったのだろう。安倍晋三に期待する方が間違いなのだろうが。

米国は韓国を捨てるのかでは鈴置高史の考えを参考に米国は韓国を捨てて北朝鮮を空爆するという説を書いたが、やはり米国にとって韓国は「鶏肋」に思える。あまりに言うことを聞かなくて役に立たないが、捨てるには惜しいものだ、と。

情報の共有という最低限の提携もできず、GSOMIAを破棄するようでは米国は韓国見限りに多少傾いたかもしれないが、決定打ではあるまい。まだ「鶏肋」なのだ。

それにGSOMIA破棄よりは政府が韓国にレジストの輸出を許可したことが気に掛かる。政府は輸出管理強化に過ぎないと主張しているが、朝鮮人戦時労働者の不当判決への報復であることは疑いの余地がない。むしろあそこまでやられて報復のひとつもしない方が問題だ。

政府が韓国への経済制裁を制裁と明言しないのはなぜだろうか。米国をはじめ第三國を味方にするためだろうか。日本の措置は「正当防衛」的なものに過ぎない、と。

だとしてもレジストの輸出を2度も許可することはないと思うのだが。安倍晋三の考えは理解しがたい。

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