面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

枝野幸男覚醒か

2021-09-28 23:41:05 | 政治
枝野幸男が覚醒した。



そう評価するほど公約が良い。時限的ではあるが、消費税の5%減税。そして年収1000万円以下の人の所得税の1年間免除を打ち出した。

しかも朝日新聞記者による財源の質問に対して

「こんなもの国債に決まっているじゃないですか」

と答えた。凄すぎる。そうなのだ。国債を発行すれば財源は賄えるのである。枝野幸男はそのことをようやく理解したのではないか。

所得税の最高税率の引き上げや株式配当の分離課税の是正など格差是正をしようというのも高く評価できる。

自民党総裁選で追い詰められたから国民に手厚い政治をすべきだと考え直したのではないか。

だが、総裁選でメディアジャックしたことにより総選挙は自民党の勝ちなのだ。どうにもならない。マスコミ(テレビ)の力とはそれほどのものだし、個人はともかく国民、大衆、集団とはそうしたものだ。

総選挙は自民党の勝ちだ - 面白く、そして下らない

安倍晋三信者には何を言っても通じないのだが、安倍晋三は経済だけではなく外交も失政ばかりだった。

日韓慰安婦合意では慰安婦への強制を認めて「賠償」までしたのだから。それで私は安倍晋三を見限った。そもそも河野談話を踏襲した安倍晋三と河野洋平に何の違いがあるのだ。

安倍晋三は日韓慰安婦合意を結ぶべきではなかった - 面白く、そして下らない

拉致被害者は一人も還ってこない。北方領土はもう返還されることはあるまい。尖閣諸島は着々と侵略されている。これのどこに外交的成果があるというのだ。



立憲民主党の外交安全保障の公約だ。「専守防衛」ではどうしようもないが、日米地位協定改定を公約に掲げたことは評価できる。

しかし「対等な日米関係」を築くなら軍事費を増やして、米軍と対等な自衛隊は無理だが、一方的に守って貰う関係を変えなくてはならない。リベラルにそれを要求するのは無理な相談か。しかし「保守」のはずの自民党は安倍晋三から河野洋平まで米国の狗なのだが。

枝野幸男がこれほどの公約を掲げられるのであれば政権交代しても良いのではないか。そう思える。自民党総裁選にメディアジャックされてどうするかは考えつかないが。


(参考サイト)

三橋貴明『こんなもの国債に決まっているじゃないですか』

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