面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

自民党新総裁は岸田文雄に決定した

2021-09-29 18:59:52 | 政治
自民党総裁選は岸田文雄が勝利し、新総裁に決まった。内閣総理大臣を決める特別国会の召集は10月4日なので第100代内閣総理大臣にはまだ選出されていないが、事実上決まっている。

最初の投票結果は次の通り。



決選投票の結果は次の通り。



河野太郎は国会議員票が少なく、党員票でも伸び悩んだ印象だ。

事前予測は河野太郎が1位で、2位、3位連合で2位通過した岸田文雄が逆転というものだった。しかし1票差とはいえ岸田文雄が1位通過した。高市早苗も国会議員票では河野太郎を上回っている。

河野太郎は人望がないようだ。その点は石破茂と同じかもしれない。

河野太郎は新自由主義、構造改革路線を実行するつもりだったようなのでまずはひと安心だ。

私としては保守派の高市早苗が良いかもしれないとは考えていたのだが、アベノミクスの継承では困るとも考えていた。その点岸田文雄は小泉内閣からの新自由主義の転換を掲げている。逆に基礎的財政収支の黒字化目標については高市早苗が「凍結」で岸田文雄は「維持」なのだが。

しかし岸田文雄のみならず総裁候補は誰も消費税を減税するつもりはない。

野党は時限的とはいえ消費税5%への減税を公約にしている。政権交代を望む方が良いだろうか?

総選挙までにもう日にちはない。岸田文雄次期内閣総理大臣の資質を見極める時間はない。

比例は国民民主党に入れるつもりだ。れいわ新選組も良いのだが、少し左過ぎるし、安全保障に問題がある。しかし小選挙区は自民党候補にするか立憲民主党候補にするか迷っている。もちろん私の一票で当落が変わるわけではないのだが。

自民党総裁選での論争は有意義だった。ようやく新自由主義、構造改革、緊縮財政が少し改まるはずだ。総選挙で与野党の論争により財政出動の競争をして欲しいものだ。とにかく国債発行して需要を満たす以外日本経済が再生することはないのだから。

とりあえずは岸田文雄第100代内閣総理大臣の人事を見せて貰おう。少なくとも世代交代は進むだろう。

(敬称略)

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