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産経新聞社は23日、本社や全国の総支局の取材を通じ、第26回参院選(7月10日投開票)の序盤情勢を探った。自民、公明の与党は非改選議席69を含めた参院全体の過半数(125議席)に必要な56議席を上回るのが確実な情勢。改選議席(124)の過半数の63議席にも達する勢いだ。投票先が未定の有権者も多く、今後、情勢が大きく変わる可能性がある。
共同通信社の22、23両日の電話情勢調査でも同様の傾向が出ており、与党で改選議席の過半数を上回る勢いだとしている。
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選挙区(75議席)では、全国32ある改選数1の「1人区」のうち自民が4分の3程度で先行している。22勝10敗だった令和元年の前回参院選を上回る勢いだ。
野党は1人区で伸び悩んでいる。前回は主要野党が全1人区で候補者を一本化したが、今回は12選挙区にとどまった影響もありそうだ。
全国13ある改選数2以上の「複数区」でも、自民が少なくとも1議席を固めている。東京、神奈川は2議席が見込め、北海道や千葉でも2議席が視野に入った。公明は5以上の複数区で当選圏に入っている。
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比例代表(50議席)では、自民が前回の19議席を確保する見通し。公明は目標の7議席が射程内にある。立民と維新は7~8議席程度をうかがい、「比例代表で野党第一党」の座を争う。共産は4議席、国民民主2議席を得る展開。れいわ新選組も2議席をうかがう。社民党、NHK党、参政党は1議席を得る可能性がある。
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◆あなたは、岸田内閣を、支持しますか、支持しませんか。
・支持する 57(64)・その他 2(5)
・支持しない 28(26)・答えない 13(6)
(略)
◆参議院選挙の比例代表では、どの政党の候補者、あるいは、どの政党に投票しようと思いますか。次の中から、1つだけ選んでください。※
・自民党 36 ・社民党 1
・立憲民主党 8 ・NHK党 1
・日本維新の会 10 ・幸福実現党 0
・公明党 6 ・参政党 1
・国民民主党 2 ・その他の政党 0
・共産党 3 ・決めていない 23
・れいわ新選組 2 ・答えない 7
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自民党を勝たせたくはないが、マスコミ各社が探った参院選の序盤情勢は自民党が勝つことを示している。残念ながらこれが現実だろう。しかし物価高への不満がじわりじわり高まっている。これは参院選「序盤」情勢だから結果はまた変わるかもしれない。変わって欲しいものだ。
読売新聞の調査では自民党へ比例で投票するとの回答がまだ圧倒的ではあるが、結構落ちてもいるのだ。
自民党政治で良くなったことなど何もないはすだし、自民党の公約違反もTPP参加など数限りない。それでも多くの国民が自民党を支持するその理由がわからない。立憲民主党に投票したくないというのはわかるのだがだからと言って自民党支持ともならないはずなのだが、何を支持するというのだろう。国民が最重視する経済では岸田文雄は消費税を減税するつもりはないと繰り返し表明しているからだ。自民党も立憲民主党も駄目なら新興政党という選択肢もあると思うのだが、新自由主義の維新が支持されるくらいで他はあまり支持されていないのだ。
自民党が勝ってしまうと岸田文雄は財政再建派だから緊縮財政が続く可能性が高い。消費税も減税どころか増税する可能性さえあるのだ。
自民党の外交安全保障については評価できるが、岸田文雄の発言が防衛費をGDPの2%にまで増やすのは怪しくなってきた。財務省が嫌がっているからだろう。財源も国債で良いのだが、それをせず他の予算を減らして防衛費を増やすのではないか。それでは経済に良くないのだが、財務省の「広報機関」である財政審は国債で防衛費を増やすことに反対している。財務省の犬の新聞もだ。
私も国民が自民党に投票しないよう、自民党が勝たないよう投票日までネットで足掻くつもりだが、一介の国民に影響力はほとんどない。それでも物価高への不満がじわりじわり高まっているから変わるかもしれない。
「節電月数十円」の怒りから「風」が変わるかもしれない。
それを願う。
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