土曜日の午後、「掃除洗濯片付け」を済まし、プールでひと泳ぎした後、疲れた体を休めていた。
ふと見ると「相棒ミッ」は暇そうにしていた。「その表情が愛おしく」思わず「散歩行こうか?」
と言ってしまった。彼はもうこの言葉は「理解している」表情が変わり、騒ぎだした。
仕方なく「泳いで疲れてはいたが」昼食も未だだったし、散歩に行ったついでに「カフェで何か食べよう」
と思い「相棒ミッ」と出かけた。出かけると言っても「住んでるアパートの1F」そこそこ大きな建物なので
この周りを周回するだけでも散歩になる。「はしゃいでいるミッ」をなだめながら、ここを3周ばかりした。
さすがに暑い。ここの1Fにはカフェが1件、ベーカリー兼カフェが1件ある。いつも利用するカフェとは
異なるカフェに入ってみた。きれいなショッピングセンターのオープンスペースのカフェである。
日本ならば「ペットはお断り」と言われそうな場所である。しかしここはベトナム。「ミッを連れて入っても」
セキュリティのおじさんは「ただあやすだけだった」
早速カウンターで「小さなバインミーとカフェアメリカ―ノのHot」を注文した。
オープンスペースなので「モールに来た人や、カフェにいる人たち」がひっきりなしに目の前を通っている。
そんな中でも「相棒ミッ」は平然としている。吠えるでもなく、うなるでもなく「ただマイペースで、興味ある者には
興味を示し」基本「お座りするか、寝っ転がってその様子を見ている」大したものだ。
この落ち着きようは「今まで飼った犬の中でも上位に入る」安心して「外に連れ出せる犬だ」
もちろん「そそうは全く無い」(家のトイレ以外では、元の飼い主の5歳友人宅では、友犬がいるので
そこら中にマーキングするのだが、他ではほとんどそそうはしない)
しばし、久しぶりにカフェで「バインミーを食べながらコーヒーを飲む」と言う優雅な午後を過ごした。
「ミッ」にはバインミーを勧めたが、「相変わらずの拒否」だった。それでもお互い
家ではできない環境で楽しみ、土曜日の午後を過ごした。
一人なら「まずはしない行動だ」相棒ミッが居ることで、自分の生活も「少しづつ変わってきている」
良いと思う。60過ぎの日本のおっさんが、土曜日の午後ハノイのカフェで犬と共にくつろいでいる。
これもまた「一興である」
オープンスペースのカフェで土曜の午後「相棒ミッ」と散歩の後、くつろぐの図
(ミッの顔は平たい)