事あるたびに自分は「日本の若者は外(海外に)に出るべきであると「諭している」
理由は「自分は30歳前に最初の会社から「海外出張」に行くよう指示され、多い時には年間100日以上海外出張に出かけた」
幸か不幸か「この会社はアジアだけでなくアメリカ、ヨーロッパなどなど」工場や支所があり、取引も遠くは南アフリカや
オーストラリア、北欧(スウェーデン)、メキシコ、台湾、中国・・・」とも取引があり、良い意味で「世界中に行かされた」
2つ目の会社でも月に1回は1W~10日ほど出張をしていた。(マレーシア、ベトナム、中国が多かった)
そんなわけで「早くから日本と言う国を外から見る機会が多かった」現在はベトナムに住んでいるが、「その国での問題」
を肌で感じる。もちろんどの国でも「良いところ、悪いところ」はある。そこにいる人間も「ダメなのも居ればよい人、優秀な人も」
居る。だから「ベトナム人は勤勉だ?」などと言うことに同意はしかねる。どこの国でも「ほぼ同じ比率で」ダメな人、良い人が
経験から、居ると思っている。そして「長く日本を外から見ていると」もちろん最近の「日本の衰退状況」は強く感じるが
同じくらい「日本と言う国の【良いところ】も実感するのである」 この感覚は「日本を外から見ないと感じられないのかもしれない」
*モラルが高い【比率が高い】(災害時にきちんと順番通り並ぶこと、交通ルールを守ること、犬の糞の始末などをちゃんとすること、
ごみや、タバコなどを捨てない事、公共の乗り物や施設を大事にすること、公共の乗り物内の態度、等々数えればきりがない)
*公務員や店員の態度(警察官の厳格さ、公共場所の職員の態度の良さ、店での接客の態度、公共の乗り物の運転手の態度や運転状況
、賄賂等を要求しない、等々
*売るものへの信頼、保証(店で買うものの品質の高さ、保証制度、接客態度、等々)
*病院等レベル、医師、看護師等の質(医療レベル、医師のスキル、看護師のスキルと態度、病院のサービス全般、料金・・・等々
これらの事は「日本のレベルは間違いなく世界のトップレベルにあることを実感する」
●レストランに行って「無料の水やお茶、そしておしぼりが出される国なんて日本ぐらいなのだ」
●医者に行って「支払いが現状の日本のレベルなんて」ごく少数だった。
●警察に交通違反で捕まり「直接警察官からお金(賄賂)を要求されないのも世界では「珍しい」
●町中にごみや犬のフン、吸い殻、等々が目につかない国なんて珍しい。
・・・・これらは「日本の外に出てみて初めて、気が付くことなのかもしれない」日本では当たり前の事柄が
多くの国では「珍しい事の方が多い」事も事実なのだ。日本が「島国故に他の国影響を受けずに国づくりが出来たこと」は
奇跡に近いのかもしれない。
どうか、日本の若者よ「外から日本を見てほしい」そして「日本が正すべきこと、危ういところ、直すべき内容・・・」を
感じ「それを日本に帰って直してほしい」 そしてそれだけでなく「日本の本当に素晴らしいことも自覚して誇ってほしい」そして
そのことを「グローバル化した中でも」忘れずに頑張ってほしいものである。