最近「会社の近くのオフィスビル」で「けたたましく音をたてながら工事を行っている」
どうやら「ビルの外側に非常階段を作っているらしい」 少し前もそのはす向かいの「1階がカフェ、上部がアパート」の
建物に「同じく外付けの非常階段を作っていた」・・・最近はこの手の工事が非常に多い。
さかのぼること3年ほど前、ハノイの「カラオケ店」(地位様ビル1棟がカラオケ店だった)で火事があり、確か20人以上が
犠牲になった、その他やはり商業施設やアパートでも同じような事故があり、多数の人が無くなっている。さすがに
腰の重い「ベトナム政府」も「動き出し」、この手の「非常階段の無い施設に対する罰則や、改修命令がたくさん出ている」
思い出せば「カラオケ店」確かにメインの階段以外の「逃げ場所は無い」もし下の階で「火事が起きたら?」
窓も無く逃げ場所は「唯一の階段しかない」もうアウトである。思い起こせば「現在のオフィス」も同様である。
エレベータの他は「その近くの1つだけの階段」しかないのだ、まあ現在のオフィスは2回なので窓から飛び降りても
けがで済むようだが? ・・・つまりこれは「ベトナムと言う国、最近までこのような非常階段などの設備の制限が無かったということなのだ?
多くの犠牲者が出て「初めてまずい事に気づくのだが?」 もうその時は「取り返しのつかない建物がたくさんできてしまっていた」
「いくら経済成長率が高くても」やはり「たくさんの経験」をしないとこのような「危うい状況が起きてくる」
現在でもこのような建物の方が「圧倒的に多い」最近ようやく「建築認可にこの種の制限が出てきたのだが?」
まだまだ「危うい物件は多い」 少なからず「安いホテルもこのような物件になっている」
皆さんも「節約旅行で安ホテルに泊まったときには、最低限火災の時に逃げられるルートがあるのか?」確認してほしい。
「無いと気づいてももう遅いのだが?」・・先進国では絶対に許されないこういうことが「未だに行われてしまっている」
それもまた「ベトナムである」 工事の溶接火花が容赦なく振ってくる歩道を「相棒ミッと逃げながら」
そんなことを考えた。
少しわかりにくいが? ビルの側面から「歩道にもうすれすれに飛び出した」
非常階段を後付けで作っている。ここのビルは未だ「おそらくビル敷地内に収まっているが?」
はす向かいのビルの「外付け非常階段は全く歩道上にオーバーハングしており」
最後の地上に降りる階段は「当たり前だが歩道をふさいでしまうため」
最後の階段は「可動式になっており、下りるときに電動で可動式の階段が下りるようになっている?」
しかし火事でこのモータに電気が来なかったらどうするのか?
「誤作動したら?歩道をあるっている人の頭上に重量物の1階分の鉄の階段が降ってくることになる」
日本では絶対に許可にならない構造である。そもそも「パブリックスペースの歩道上にまるまる非常階段が
作れること自体が信じられない国である」