相棒ミッは「食が細い」今までこんなに「食べない犬は初めてである」犬と言えば
食べてはいけないものまで食べてしまう動物だと思っていた。
30年ほど前に飼った「リコ」と言う犬はすさまじかった
*食卓に「アツアツのカツ丼」を置き、キッチンに「飲み物を取りに行ったその間に」リコは
カツ丼をあらかた食べてしまうほどの「大食感であった」そして一番の事件は
「床に置いてあった【酒粕】1袋をすべて食べてしまった」事である。
その日、リコが「千鳥足でよたよた歩いているのを見て」初めて「酒粕を1袋完食し、酒粕でもこんなに犬は酔うというのを初めて知った」
その後2日酔いならず3日間酔っていて千鳥足だったが「幸いその後は元気になった」
犬とはそんな「食欲の持ち主だと思っていたのだが?」 居間の相棒ミッは違うのだ。
とにかく食べない。そんなミッと今日も「10時の散歩に出かけた」帰り際、いつも立ち寄っている「チャーダー」の店に近づくと
ミッは「ある容器」に異常に反応した。もう中身は無かったが「どうやらチュンビンロン(アヒルの半分羽化した卵)」を
入れてあったものらしい。オフィスに帰り、部下が「チャーダーに行くというので、試しにチュンビンロンの購入を頼んだ」
持ち帰った「チュンビンロン」をさらに出すが早いか? いつもは全く食物に反応しないミッが「あっという間に完食し」
皿までなめまわして「お代わりを要求したのだった」・・・
普段では考えられないような「ミッの食欲に」やっぱり「ミツはベトナム生まれ、ベトナム犬なんだな?
と「改めて認識したのだった」・・・「やっぱりミッはベトナム犬であった」