★ベトナム・ハノイは「こんなとこ」★

コネなし、金なし、能力なし。50を過ぎて、単身ハノイで会社を作り10年目。毎日「こんなふうに」すごしています。

ベトナムハノイの「デング熱」

2023-07-31 16:17:58 | ベトナム・ハノイ

 日本では「このニュース」あまり知らないのではないだろうか?

ベトナムでも外国人は「ローカルニュース」を注意してみないとなかなか知り得ない。

コロナが終息したが「デング熱が昨年比43%も増加している」

この病気は「蚊が媒介する」ハノイでは未だ町の浄化はされておらず「ボウフラが発生する環境が残っている

どころか増えているらしい」 すでに100名以上が無くなっているが「ハノイでも未だ危機感や認知度は低いようである」

要するに「街をきれいにし、媒介する蚊の生息環境を減らせば病気は減ってくるはずである」

症状もあいまいなため、ベトナム人の多くが行っている。簡単に買える市販薬でしのいでしまうのだ。

そして重篤化した時にはもう遅いのである。ベトナムは「集団検診」などの法律整備が整っていない。

それなりの会社に勤めていれば「法律で年一回の健康診断は義務化されてはいるが?」

 弊社社員のご両親でも「地方故に検診もなく、体調が悪くても市販薬でごまかし、いよいよ我慢できずに地元の

病院に行ったときにはすでに遅く「ハノイの大きな病院に紹介状を持って行かされ」そして検診すると

既に手遅れの状態になっていることも多いのだ。一人の女性社員のご両親は最初に父親が「胃がんでハノイに来たが」

開いてみると「もう手の施しようがなかった」その数年後、今度は母親が「乳がんで、これもハノイに来た時には

手遅れだった」・・・ベトナムにも「インターナショナルレベル」の病院はできているが、それ以前の

「早期発見のための仕組みや習慣」がないのが欠点なのだ。

「コロナはうまく管理した、しかし今回のデング熱に関しては少々心配な状況だ」

もう11年暮らすベトナムで「病気と対峙するには」とにかく「早期に手を打つことである」

会社でも「そろそろ高齢化してくる社員の親御さんに対して、状況を注意して診て、疑わしい時はすぐにハノイの

大きな病院に連れてくるように事あるごとに伝えている」

悲劇を防ぐにはこれしかないのだ。

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