もう終了してから少し日が過ぎてしまいましたが、京都高島屋グランドホールで開催されていた川瀬巴水展に行ってきました。

大正から昭和にかけての日本の風景が木版画の手法で写しだされています。
名所旧跡は別として、あそこがこんな風景だったのかと、ほんの100年足らずの間にここまで変わってしまったかと驚かされます。
「江戸」は歴史の世界、別世界という気がするのですが、昭和の東京・大阪(大坂と表記されている)などは昔々とは思えないのに道頓堀などはすでに別世界。
日本全国を旅し、多くのスケッチを残し、木版画も600点を超えるそうです。
雪と月が印象的ですが、何気ない風景に配置された人の姿が懐かしさを増幅させます。
下絵の水彩画でももう作品として成立されているのですが、各工程の職人さんたちの力でしょうか、やはり版木に写し何度も刷重ねたものは色の深みが違って見えます。
試し刷りと本刷りされたものを比べると、好き嫌いは別として、版元である渡邊庄三郎氏が選んだものはなるほどなと思わせます。

大正から昭和にかけての日本の風景が木版画の手法で写しだされています。
名所旧跡は別として、あそこがこんな風景だったのかと、ほんの100年足らずの間にここまで変わってしまったかと驚かされます。
「江戸」は歴史の世界、別世界という気がするのですが、昭和の東京・大阪(大坂と表記されている)などは昔々とは思えないのに道頓堀などはすでに別世界。
日本全国を旅し、多くのスケッチを残し、木版画も600点を超えるそうです。
雪と月が印象的ですが、何気ない風景に配置された人の姿が懐かしさを増幅させます。
下絵の水彩画でももう作品として成立されているのですが、各工程の職人さんたちの力でしょうか、やはり版木に写し何度も刷重ねたものは色の深みが違って見えます。
試し刷りと本刷りされたものを比べると、好き嫌いは別として、版元である渡邊庄三郎氏が選んだものはなるほどなと思わせます。