冬の終わりに仲良しだった横浜の親類のMさんが内臓疾患のため亡くなりました。あんなに吉野桜が咲くのを待ちわびていたのに。白やピンクの蘭たちが主を待っているというのに。
手元に1枚の写真があります。戦争中の昭和18年か19年、ふたりの赤ちゃんが並んで座っています。Mさんの実家の東京で撮ったものと思われます。大人になってからは東京、横浜と、宮崎と離れて住んだ関係で一時は交流も途絶えていましたが、この2、30年は何回か会ったりラインで交信したりしていました。四か月違いの兄妹のようでした。ふたりとも植物が好きで、Mさんは殊に桜が好きでした。ラインでは文章のほか、いろいろな花の写真を送ってくれました。
透析などの都合で葬儀に参列できませんでした。あと少しで花の季節です。今年はしっかり花を見て仏壇に報告します。
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きっと毎年 桜咲く頃に 思いを持った人の心に帰ってきてくれるのでしょうね 抜群の笑顔で!
合掌