毎日が変化、変化で書くことがたまってしまいました。
が、まずは今朝の近所散歩で見つかったカトウツケオグモ(メス)。11ミリ。
図鑑『日本のクモ』によると、『個体数は極めて少なく希少種。里山、山地に生息。和名は高尾山で本種を初めて見つけたセミ学者の加藤藤正にちなむ』とある。
朝からこんなのが見つかると、テンションあがる。
きょうは池袋へ、何か美味しいものを買いに行こう、と思っていたけれど
予定変更。
これからフィールドへ。
毎日が変化、変化で書くことがたまってしまいました。
が、まずは今朝の近所散歩で見つかったカトウツケオグモ(メス)。11ミリ。
図鑑『日本のクモ』によると、『個体数は極めて少なく希少種。里山、山地に生息。和名は高尾山で本種を初めて見つけたセミ学者の加藤藤正にちなむ』とある。
朝からこんなのが見つかると、テンションあがる。
きょうは池袋へ、何か美味しいものを買いに行こう、と思っていたけれど
予定変更。
これからフィールドへ。
サクラもコナラもクリも、冬の間固く閉じていた新芽からみずみずしい葉がひらいてきました。
クリの幹にいたコミミズク
クロボシツツハムシ
ウスタビガの幼虫もね。
サクラには、頭部に赤いしるしが見えるヒメヤママユの幼虫。まだ5ミリ。
クロヒラタヨコバイ
サクラに数匹はりついていたこれは?
カイガラムシの類かな?
でも体はふわふわして、12ミリもある。
さて、きょうはオニグルミの様子を見に行ってこようかな。
気が付いたら前回記事をアップしたのは2月。
ずっとなまけていました。
とはいえ、虫さがしも虫育もいつもの通り。
まず飼育していたオキナワルリチラシがついに羽化したことから。
うーん、美しい
石垣島で初めて見つけたときの感激がよみがえってきます。
緑色の虫は数おおけれど、この深い緑色は忘れられない色。
腹側には青と黄色と白が隠れています。
3月のはじめには、近所の小学校の虫クラブのみんなと、エノキの大木の根元で、ゴマダラチョウとオオムラサキの越冬幼虫探しをしました。
なんとゴマダラチョウは31匹、オオムラサキは7匹も見つかった!
エノキが大きかったせいか、アカボシゴマダラは1匹もいませんでした。
冬の間に見つけたウスタビガの卵付きの空繭からも幼虫が孵化しました。
去年はコナラで2齢幼虫を見つけて飼育をスタートしたのだけれど、
今年は孵化幼虫から見ることができて幸せ。
さっそくコナラの吹いたばかりの新芽を食べ始めました。
そしてさっき、食草の採取に行ったら、あら、切った枝にヤママユガの卵!
これもほどなく孵化するだろう。
きのうはガの専門家たちと都内の公園へ遠征。
目的はオオモクメシャチホコの越冬繭を見つけること。
これがねえ・・・なかなか難しい。
なんと、こんな風に樹皮のなかにしっかり埋まっているのです。
これは羽化したときの穴が開いているので空(から)ですが
生きている蛹入りの繭の多くは、樹皮の奥に埋まっている!
しかも、繭は木化していて、すごく硬い。
樹皮の内側にしっかりくっついている。
やったー!メスと思われる生きている蛹が見つかった。
ほかのみんなはちゃんと生きている蛹入りの繭を掘り当てたのに、
私はもう死んでしまっている蛹入りだけ・・・・・・ぐすん。
今後リベンジしたいです。
ほかにもクロマツの菰のなかで越冬しているマツカレハ幼虫や
毛むくじゃらの謎の蛹(マイマイガの蛹らしい)とか
シブイロカヤキリとか、
ナミテントウとか
ヒロズコガとか
都会の公園もあなどれないなあ、と痛感した一日でした。
はじめてのフィールドでの虫さがし、すごく楽しかったのでした。
昨年暮れに8ミリの2齢幼虫をいただいたオキナワルリチラシ。
食草のヒサカキの葉をもりもり食べて、大きいものは20ミリを超えました。
ヒサカキは近隣にたくさんあるので、毎日新鮮な採りたてをあげています。
昨日、掃除をしようと飼育容器の蓋をあけると・・・あれ?毛先に水滴がたくさんついている・・・。
こんなことは初めてだけれど、容器の中が過湿なんだろうか?
あるいは次のステージへの変化の兆候なの?
幼虫をいただいた鳥取大学のN先生に伺うと
『水滴は青酸配糖体を含んだ毒入り粘液です。大量に食べたら死ぬと思いますが、舐めたくらいだと「うわ、まずっ!」程度です。』
と教えていただきました。
毒液だったのか!
しかも青酸系。
粘り気があるので、アリなどは一発で撃退できそう。
この毒粘液はストレスや危険を感じたときに出すのだそうです。
舐めてみるのは・・・やめておこう 笑
風もなく、暖かいので家の近くの多峯主山(とおのすやま)へ登ってきました。
といっても途中の見晴台までだけど。多峯主山は標高271mしかなくて、運動目的で慣れている人はトッ、トッ、トッ、と20分くらいで山頂までかけ登るというけれど、最後の傾斜が険しい。
虫を観ながら登ると1時間半かかる山登り苦手な私は、山頂まで行ったのは一度だけ。
ふだんは5本の「マイ・コナラ」(樹高が虫を探すのにちょうどよいので勝手にこう呼んでいる)がある見晴台まで。
脱皮したオキナワルリチラシ幼虫のために新鮮なヒサカキと、ツノトンボのために何か小さい虫を探そう。
ヒサカキはたっくさんあり、コナラの下枝で、クリオオアブラムシみっけ。
卵を産んだ後のちょっと弱ってるメス成虫だけど、とりあえずこれを食べてもらおう。
アラカシの幹に虫らしきものが。でも死んでいるみたい。これ、気になるなあ。
シダの枝についているのはもしかしてムネアカの?と思ったけれど、色があまり白っぽくないから普通のハラビロカマキリの卵鞘かな。
埼玉県内では見つかっているけれど、このあたりではまだムネアカハラビロカマキリ成虫はみたことがありません。
道を歩いていると、ん?かすかに かすかに 花の香りがしました。
春を待ち焦がれる気持ちが、鼻に幻の花の香りを運んできたのかも。
現実にいるような、いないような虫柄・・・・ヴィヴィアン・ウエストウッドのバンダナもらいました。
そして、思いがけなく、なんとオキナワルリチラシの幼虫も!
年末にはこんなどきどきしちゃうのような思いがけないプレゼントがいくつかあって、
今年もみなさまのおかげで、いい一年でした。
どうぞよいお年をお迎えください。
散策の途中でアケビの葉をひっくり返していたら、ん?
指先になにかクニャっとしたものが。
うっすらピンクで、2センチある。
手持ちの図鑑を見たけれど、似ているのはあるものの、アケビ喰いのものがない。
金属のフェンスにからんだアケビにいたので、周囲にはほかに植物もなし。
シャクガの仲間かな?
ひきつづき、調べてみます。
立川でむしむし探検隊という活動をしている加藤禮子さん。
さっき、FBにこんな投稿をされていました。
加藤禮子さんの投稿。
小学校で羽根つきを教えてきました。
2年生相手の授業です。
羽根つきを教える、、、
不思議な感じがする方も
いらっしゃるかと思います。
今時の小学生は、
相手が打てないように
やり込める、と
思っているようです。
テニスやバドミントンとは、
違うのです。
ひとりで、
また、ふたりで
続けるのが羽根つきだよ、と
教えると、
なんと難しいらしい。
相手が取れるようなところに、
取れやすく打つ。
思いやりが大事なことに
気付きがあるんだな。
ペアになって、
3回までは、
なんとか。
目標を5回に設定しけど、
超えられたのは、
オイラとユウくんのペアで、
6回でした。
そうか、バドミントンやテニスとどっか違うと感じていたけど。
やたら負けず嫌いのが子ども最年少記録をつくったとか、そればかりもてはやされる昨今、メンタルの違うこういう遊びは貴重だなあ。
子どもの頃、暮れになると小遣いをにぎりしめて、マーケットのなかにある駄菓子屋兼おもちゃやに羽子板と羽根を買いに行ったものでした。羽根をひとつひとつ慎重に吟味して、気に入ったのを真剣に選んだっけ。羽根の玉はムクロジの実。ムクロジの樹の下でツチカメムシを探すと羽根つきを思い出します。