雪になるんじゃないか、という寒さのなか、先週木曜日は、木版画家の竹上妙さんと
いつものフィールドへ行ってきました。
お目当てはまだ小さい幼虫。
スイカズラの葉先に、数ミリの越冬巣をつくるというイチモンジチョウとアサマイチモンジの幼虫探しは、やってみると難航。
ブルブル
気が付けばもう2時間がたっている。体が冷え切って、手先が凍えてきた。
でも~
ついに、みつかった!!!
5ミリあるかないかの幼虫で、まだ1齢か2齢。この段階ではイチモンジチョウかアサマイチモンジか判別できませんが、両方の特徴であるサボテンにそっくりのトゲトゲはすでに見ることができます。
去年の5月末、初めて見たアサマイチモンジのただならぬ幼虫姿が忘れられません。
顔中トゲトゲがあって、「ウニ顔」。
ぜひ飼育してみたいので、スイカズラとともに持ち帰りました。
すると2日目、もう脱皮。色も緑色が主体に。
しかも、5ミリほどだったのがいきなり1.3ミリに!
左側が頭部。なかなか顔をあげてウニっぷりをみせてくれません。
葉も良く食べて、フンもたくさん。
元気そうです。
幼虫の健康度を測るバロメーターは、フンにあり。
ぐんぐん変態していく虫を見ると、「おお!春よ」。