11月1日~30日までの、ジュンク堂池袋本店7Fでの『秋の昆虫展』、
いよいよです。
きょうは期間中に2回にわたり行われるトークセッションのお知らせです。
1回目:11月9日(水) 19:30~21:00(開場19:00)
鈴木海花、はたこうしろう、北森芳徳
「『わたしたちのカメムシずかん』ができるまで」
岩手県葛巻町で行われたカメムシ調査と取材のために、膨大な写真が撮られました。
その一部をご紹介しながら、これらがどんなふうに絵本になったのか、
著者、絵本作家、担当編集者の3人が熱く、楽しく語ります。
この絵本が10倍楽しく、興味深く読める話題がぎっしりのこのトーク、
読んだ人も、まだの人も、ぜひご参加ください。
(トーク後、本の販売とサイン会も行います)
2回目:11月25日(金) 19:30~21:00(開場 19:00)
新開孝、向井裕美、鈴木海花
『こんな面白いカメムシがいたのか!ベニツチカメムシの驚異の保育行動』
ベニツチカメムシは、体長2センチ近くもある美麗なカメムシです。この亜社会性ツチカメムシ類の一種は、メス親がエサの実を口吻につけて幼虫たちの待つ巣に運びます。
さらに、たまごが孵化するとき、「生まれるのは、今よ!」とメス親が、たまごのなかの「胚」に、呼びかけることがわかってきました。その鍵は「振動」。一斉孵化を促すこの行動の謎は?
昆虫ではほかに見られない行動と生活史について、奇しくも時期を同じくしてこの10年あまりの間、
研究を重ねてきたカメムシ学者の向井裕美さん、と生態をたんねんに撮影してきた昆虫写真家 新開孝さんのおふたりをお迎えし、この6月に保育行動を観に宮崎まで遠征してきた鈴木海花が、未発表の生態について、根掘り葉掘り、お訊きします。
向井さんと新開さんは、7F壁面で展示もされています。ぜひ見に来てください。
(トーク後、本の販売とサイン会も行います)
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以上2回のトークセッションは、事前の申し込みが必要です。
参加費は1000円(一人 飲み物付き)
お申込みは、ジュンク堂池袋本店:03‐5956‐6111 まで。
11月からはじまる『秋の昆虫展』。
販売アイテムを少しずつご紹介していきます。
まず、新進気鋭の板金作家、真野貴光さんが世に問う(笑)のは、
「カメムシ・アロマランプ」です。
ムードたっぷりですね。
虫友への、暮れのプレゼントにいかがでしょう?
匂いが心配? 笑
いったい、どのくらい売れるのか・・・・・・見当もつきませんが 笑。
いよいよ来月です。11月のまるまる一か月間、『秋の昆虫展』やっています。
ポスターもできました!
木版画家竹上妙さんがこのポスターのために制作してくれた新作!です。デザインは中山泰。
壁面展示:はたこうしろう『わたしたちのカメムシずかん』原画展
石川忠、長島聖大『葛巻町でのカメムシ調査報告』
新開孝の『みんなカメムシのたまご―誰のたまごかな?』パネル展示
向井裕美『ベニツチカメムシの驚異の生態』
フェア台:
○矢後勝也、川邊透、鈴木海花セレクト 虫関連書フェア
○阪本優介の「蛾のキレイどころ勢ぞろい!」
○世界の昆虫切手展示
○虫グッズ販売(イモムシグッズ:西塚em、カメムシ・アロマランプ:真野貴光、蛾まぐち各種:森田珠生、 虫はんこ:井上恵子、標本の作り方DVD:佐々木仁、木版画アイテム:竹上妙)
○会期中のフェア関連トークセッション:
11月9日(水)鈴木海花、はたこうしろう、北森芳徳
「『わたしたちのカメムシずかん』ができるまで」
11月25日(金)向井裕美、新開孝、鈴木海花
「こんなに面白いカメムシがいたのか!ベニツチカメムシの驚異の保育行動」
入場料1000円(ドリンク付き) 要予約:03‐5956‐6111 どちらも19:30~21:00
トークセッションの詳細はこちらで:http://honto.jp/store/detail_1570019_14HB320.html
岩手県にお住まいの方にお知らせです。
明日10月14日 18:15から岩手放送IBC『ニュースエコー』のなかで、
この間私が葛巻へ『わたしたちのカメムシずかん』を届けに行ったときの様子が放送されるそうです。
新幹線で2時間半座っていて、最寄駅「いわて沼宮内」で降りたときは足がへなへな。改札に向かうと・・・正面に三脚をたてたテレビカメラが!
え、なに?と思って一瞬止まっていたら、横から校長先生が「すみません、きょうは密着取材なんで」と駆けていらして、あわてて足をしゃんとして・・・・・・。
たぶん私のへたっぴいな読み聞かせの場面も映るんだろうなあ。恥ずかしい・・・。