先にお知らせしました、ナショナル・モス・ウィークに開催する『夏のむし塾』、参加申し込み受付開始です。
世界中のモス・ファンとともに、虫の多い自然豊かな山梨で、蛾まみれの1日を過ごしませんか?
National Moth Weekは、10年以上前にアメリカの小さな町ではじまった、市民参加型の科学プロジェクトです。去年は41カ国から参加があり、今年はもっと増えそうです~。 National Moth Weekのサイトはコチラ→http://nationalmothweek.org/
National Moth Week『夏のむし塾』
主催:むし塾
企画:国立科学博物館 動物研究部 神保 宇嗣(じんぼ うつぎ)、『むし塾』主宰 鈴木海花
協賛:北杜市オオムラサキセンター
日時:2014年7月19日(土) 12時30分~16時まで(受付開始12時)
講師・観察会指導:国立科学博物館 動物研究部 神保 宇嗣(じんぼ うつぎ)先生
*神保先生は、先日朝日新聞で紹介されました!http://www.asahi.com/articles/photo/AS20140513000258.html
また文一総合出版『このは』春号と夏号に私がお訪ねしたときの記事が載っています。
定員:25名
参加費:1名/1500円
<当日のスケジュール予定>
12時 オオムラサキセンターにて受付開始
12時30分~オオムラサキセンター映像室にて、神保宇嗣先生による『蛾入門』講座
13時30分~15時 神保先生とオオムラサキセンター生態園地域のフィールドで昼蛾、幼虫、繭などの観察会
15時~ 映像室にて、観察会で観たり撮ったりした結果のデータ集約(この日のデータはナショナル・モ
ス・ウィーク本部に送られ、世界中で共有できるデータになります)
16時終了
「夏のむし塾」はここまでで終了ですが、自由参加で同夜20時より、オオムラサキセンター周辺で灯火観察を行います。(終了時間未定)
こちらは自由参加(参加費無料)なので定員はありませんが、申し込みの時に、「灯火観察も参加希望」と書き添えてください。またこの灯火観察だけの参加もOKです。
夜が遅くなると思いますので、宿泊が必要な方は日野春駅前の志満屋さんに各自予約を入れてください。『むし塾』参加の方は、もし志満屋さんが満室でも、近隣の宿に紹介してくれます。また、それぞれの宿から観察場所への往復の送迎もやってくださいます。http://www.j-gate.net/~ozawa-ch/hinoharu/simaya.html
ご家族での参加も歓迎ですが、基本的に大人の方々を対象にしたプログラムになっています。
蛾が好きなんだけど・・・なかなか夜間の灯火観察は体験するのが難しい、という声を女性の虫好きの方からききます。そんな方はこの機会にぜひ!
なお、雨天の場合のプログラムについては、まだ未定ですが、灯火観察は雨が降っていても大丈夫なので、予定通り行います。昼間の「夏のむし塾」については、天気の予報に基づいて検討し、申し込みをしてくださった方にメールにて連絡いたします。
参加申し込みは、siisaa@blue.ocn.ne.jp
まで、メールでお願いします。「夏のむし塾」参加希望、と明記してください。
また灯火観察(無料)だけに参加したいという方も、上記メールにご連絡ください。
*観察会―「自由参加」って?
虫の観察会について、ちょっと説明。
観察会はいろいろな形で行われていますが、参加希望者を一般募集するためには、
万一事故が起きたり、怪我や病気などで具合が悪くなった参加者が出た場合に対応できるような、複数のスタッフや救急の体制が整っていないとできません。
上記昼間の「むし塾」での観察会は、北杜市オオムラサキセンターさんのバックアップをいただき、正規の観察会として行います。
一方、20時からの自由参加の灯火観察は、私(鈴木海花)個人が、「灯火観察ってなかなかできないから、よかったら、ごいっしょに!」という気持ちで行うもので、組織が行うような体制の整った観察会ではありません。ただし夜間のこともあり、だいたいの人数を把握したいと思っていますので、ご理解のうえ、「いっしょに蛾を見たい」という方は連絡ください。
それでは、参加申し込み、お待ちしております~。