6月に出る拙著『毎日が楽しくなる 虫目のススメ―虫と、虫をめぐる人の話』の、まえがき、もくじ、コラムページに、すてきなゾウムシとハムシのイラストを提供してくださっている、イラストレーターの宇佐美朋子さんのグループ展に行ってきました。
展覧会のタイトルは……
「わたしたちは みんながめをあけたら いちばんはじめに
なんてこえをかけようか かんがえていました」
というもの。
なんだか、気持ちを惹かれるタイトルです。
いきものが好きな4人のアーティストによる、とてもかわいくて、幻想的な展示でした。
会場の天井から壁まで、一面に葉っぱが生えています。
その数なんと1600枚!
宇佐美さん、すっかり展示の一部になってます。
布でつくった新作のガのオブジェ。
陶器製の幼虫たち。
虫だけでなく、いきもの(実際にいるものも、想像上のものも)すべてがつながっていることを
肌で感じさせてくれる、4人の作家たちがつくりだした、いつまでもいたくなるような楽しい空間でした。