木版画家 竹上妙さんの原宿シーモアグラスでの展覧会『見るもの 見られる』
9月29日(日)午後から、絵本の読める小さな喫茶店、原宿のシーモアグラスで
竹上さんの展覧会、はじまります!
ぎりぎりまで制作している新作も展示されるというので、すごく楽しみです。
そして同日、12時から『虫カフェ@原宿シーモアグラス』も開催です。
もう少しだけお席があるので、下記の要領でお申し込み受け付けています。
ところで、今朝、赤穂のアース製薬飼育棟のNさんから
キマダラカメムシの成虫と幼虫が届きました!!!
キマダラカメムシは、1770年(この数字、ちょっと古すぎるような気がするけど、ウィキではこうなっていた)日本に移入後、沖縄や九州で繁殖し定着したカメムシですが、その生息域はどんどん北進し、
西日本、そして最近では東京での目撃情報もきくようになりました。
とはいえ、関東ではまだまだ非常に珍しいカメムシ。
去年の夏、アース製薬の有吉立さんと虫探しをしたとき、
大石神社の境内で、毛虫を吸っている5齡幼虫を発見。
ずっと見たいと思っていたカメムシだったので、飼育してみたかったけれど
毛虫好きの肉食系だと、飼育が難しいとあきらめたのですが・・・・・・
帰ってきて調べたら、けっこう広食性で、サクラも食草とのこと。
植食性だったのね・・・・・・。
それにしても、大石神社でみた幼虫の吸いっぷりは、つい肉食かと思ってしまったほど
すごかった。
以来、キマダラカメムシ欲しいよ~
と言っていたら、Nさんが送ってくださいました。
全部で8頭。うち幼虫が3頭。
幼虫と成虫では、まったく見かけが違います。
29日には、成虫と幼虫を虫カフェに連れて行こうと思っています。
どうぞ、お楽しみ(?)に!
『虫カフェ@原宿シーモアグラス』のお知らせ
今回は拙著の表紙の木版画をつくってくださった版画家の竹上妙さんが、虫カフェの会場であるシーモアグラスで、『見るもの見られる』と題して展覧会を開きます。
29日は展覧会初日となるため、いつもの虫カフェとちょっと開催時間が違いますので
ご注意を! 日時:9月29日(日) 午後12時~14時まで(14時以降は通常営業)
場所:絵本の読める小さな喫茶店「原宿シーモアグラス」
(住所:〒150-0001東京都渋谷区神宮前6-27-8京セラ原宿ビルB1F
地下鉄明治神宮前駅 7番出口から徒歩3,4分。
1階にAIGLEのショップがある京セラビルのB1です)
またいつもより開始時間が早く、時間も短いので
今回は、ドリンクのみとし、参加費は飲み物代(お茶、ジュースなど)込みで
700円です。
虫カフェが終わった14時からは、シーモアグラスは通常営業になるので、
ランチやおやつを食べたい方は、別途オーダーしてください。
さて、今回の「海花の部屋」のゲストは、
8月に与那国島まで、長年の夢であったヨナグニサンを観に行ったふたりの女性たち―
イラストレーターの宇佐美朋子さん
と、美大生の千葉ちさとさんです!
ヨナグニサンを観るのは、年々難しくなっており、以前は生息していた石垣島では
もう年に数例しか観察されていない、ということで、ふたりは与那国島まで出かけました。
でも与那国島でも、野生のヨナグニサンを観るのは至難の技。
最後の夜……。
拙著『虫目で歩けば』の「虫目のつくり方」の項で、
「この虫を観たい!と熱く思うこと」と書きましたが、まさにふたりの熱い思いが
ヨナグニサンとの出会いを可能にしたのでしょう。
ふたりの写真と話が楽しみです。
今回申し込んでくださった方々のなかに、6月のオオムラサキセンターでの『虫愛づる一日』にも
来てくださった大学生のWさんがいます。
彼女は暇さえあれば、いつでもどこでも虫の消しゴムはんこをつくっているひと!
6月に会ったときも、布の手提げから、さっと道具を取り出して、一心に彫りはじめたのでびっくり。
とても精巧な虫のハンコです。
29日の虫カフェでは、作品をを披露してくれるそう。(販売もあるのかな?)