ムジカの写真帳

世界はキラキラおもちゃ箱・写真館
写真に俳句や短歌を添えてつづります。

おひがたき

2024-10-02 00:55:32 | 短歌





おひがたき おのれをおひて みちとせの 罪を清めよ 放蕩の民





*今週はあまりよいのが詠めませんでした。ゆえにこれは先週の作です。添島がまだがんばっているので、わたしにあまりエネルギーが回ってきません。

背負い難い自分を背負い、三千年の罪を清めなさい、放蕩の民よ。

みちとせ(三千年)というのは、長い長い年月という意味で、数字に特に意味はありません。数字でいうなら、万年というのが正しい。それくらい長い間、おろかな人間は、神に逆らって生きてきたのです。

自分を嫌がり、自分から逃げて、他のもっといい別の存在になろうとして、あらゆる馬鹿をやってきた。人のものを盗み放題に盗み、自分に飾り付けて、馬鹿らしい美人になろうとしてきた。

その、苦い罪を犯してきた自分を、すべて背負い、本当の自分をやり直せというのが、歌の意味です。

放蕩の民、というのがきついですね。人類の馬鹿の最も痛いところに、ぐさりと突き刺さる言い方です。そのおかげで、歌がきつい感じでよいものになりました。

確かに人間は、神の心を無視し、自分のことばかり考えて、放蕩の限りを尽くしてきた。その夢の中で、いつでも馬鹿なことばかりしている自分から、逃げようともがいてきたのです。

しかしいつまでもそれは許されない。

神は放蕩の民に、本当の自分に帰り、すべてをやり直すことを要求する。

それができないのなら、もう二度と愛さないとおっしゃる。

さて、どうしますか。




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狂ふほど

2024-09-25 01:46:53 | 短歌




狂ふほど さいはひの実を 食ひちらし まだ満たされぬ 魂の飢ゑ





*今週は、添島がエネルギーを回してくれたので、いくつか良いのが詠めました。これはその一つですが、X(ツイッター)で発表したときは、最後の七が「魂の闇」になっていました。それを今回、「魂の飢ゑ」に推敲してみました。そっちのほうが現実に近いと思ったのです。

これは、わたしたちが例の悪魔と呼んでいる、ある野球選手について詠んだものです。今その選手は大活躍をして、歴史的な大記録を次々と塗り替えているところですが。

あれはものすごい嘘なのです。

世界中が大騒ぎしていますがね、残念ながらあれは、馬鹿の霊集団がみんなでやっている、汚い嘘芝居なのですよ。

馬鹿が霊的ずるをふんだんにやれば、ああいう超人的な選手は、いくらでも作れるのです。

今、あれは、冷静に見ればおかしいほど、幸運に恵まれています。だが本人の顔と目を見ると、ちっとも幸せそうではない。何かに動かされて、仕方なくやっている、悲しい芝居のように見える。なぜでしょう。

それは彼が、本当に幸せとは何かを、知ってしまったからです。本当の幸せは、金や名声に恵まれることでも、愛してもいない美人の妻を得ることでもない。

愛に生きる美しい自分であることなのです。

それなのに自分は、その愛を大きく裏切る生き方をしている。人の幸福を盗み、自分一人につぎこみ、自分だけの幸福のために、あまりにもたくさんの人を犠牲にしているのです。

それは愛ではない。愛ではないことをしているのに、表面は実にかわいい好青年のふりをしている。その汚さが、みじめなくらい、つらいのだ。

彼が狂ったように幸福をむさぼるのは、少しでもそのつらさから逃げるためでしょう。だがそんなことをしても魂の飢えはごまかせない。

かわいそうに、彼は一生、あの地獄のような幸福の人生の中で、魂のもだえに苦しまねばならないのです。




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心なき

2024-09-18 02:12:56 | 短歌





心なき ものととらへて 月星に 糞を投げつる 人の愚かさ





*別館の詩や、X(ツイッター)で繰り返し訴えているように、わたしたちは宇宙開発については大反対です。

人類はそれを、自分たちの英知のなせる美しい大事業だと思っているようだが、とんでもない。それは宇宙の愛の秘密について、何も知らない馬鹿がやる、大愚行なのです。

月や火星や、他の星々は、地球の神々とは違う神々が行った麗しい創造なのです。そこは人類が足を踏み入れてはならないところ。ごみのような探索機を投げ入れてもいけないところ。

人類があさはかな探求心で、星々にごみを投げつけることは、星々を単なる物体として扱う、あまりにも無礼な所業なのです。それは星々の神を深く侮辱するのです。

宇宙開発は早期のうちにすべてやめねばなりません。月星の神々に無礼を働いたことへの、お詫びの儀式を行い、すべての愚行を認めねばなりません。それは人類の重い義務というものだ。

無知の時代になした、人類のこの大愚行は、いずれ法則上の復讐として、人類に帰ってくるでしょう。そのときになって初めて、人類はどんなに馬鹿なことを自分たちがしたのかを、思い知ることでしょう。




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花の野に

2024-09-04 03:19:29 | 短歌




花の野に 花になきもの あまた咲き さかへゆく世の あさましき闇




*今週も不調ですね。添島が今張り切っているので、なかなかわたしにエネルギーが回ってきません。まあいいでしょう。今は彼に譲って、わたしは少し遠慮しておきましょうか。そのうちなんとかなるでしょう。

表題の作は、パラリンピックの開会式の写真を見て詠みました。障害のある人たちが、がんばって、誇らしげに歩いているという図でしたが、悲しいことに、ほとんどの人が、偽物でした。

徳分を他人から盗み、自己活動を他霊にやってもらっている、ずるい人たちでした。

本来なら、そんなところに出てこられるはずのない魂が、大勢パラの開会式に出ている。

目立つところに出て、輝かしい名誉を浴びるのにも、徳分がいるのですよ。前世かこの人生で、すばらしくよいことをしたものでないと、そんなところに出られないはずなのです。

本人は、自分で努力して、障害を乗り越え、自分の力を発揮していると思っていることでしょうが、本当はその活動のほとんどは、他霊がやっていることなのです。自分の霊はほとんど何もやっていない。

オリンピック、パラリンピックに出ている人たちは今、ほとんどが偽物です。それは馬鹿どもの霊たちが、総出でやっている、霊的ずるを駆使して馬鹿をいいものにするという、馬鹿げた活動なのです。

そんなずるい偽物たちが、栄えに栄えて、社会のよいところを独占しているのが、今のこの世界なのです。本当のよき人たちは、徳分を盗まれて、社会のかたすみで縮こまるようにして生きている。

パラリンピックの図などは、時々感動的なまでにうるわしく見えますが、偽物だとわかると、あまりにも悲しい。人々をだましていることになるからです。

こんなあさましいことがはびこる世界は、改めていかねばなりません。

本当によき人が、よいところに出て、社会をうるおしていく、そういう正しい世界が来ることを、願ってやみません。




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なししこと

2024-08-28 04:06:09 | 短歌





なししこと 身にかへりきて 見る夢は 闇夜の底か あしたの道か




*今週は一首しか詠めませんでしたね。相変わらず不調は続いています。でもまあ、何とかやっていきましょう。細々とでも続けていけば、そのうち何かがつかめるかもしれません。

さて、因果応報の言葉の通り、自分のやったことは、必ず自分に返ってきます。悪因悪果、善因善果、その法則は冷酷なほど厳しい。

そのことを知らず、人間は多く馬鹿なことをやってしまい、その反動に苦しむものですが、さて。

しかし人間には、その反動を乗りこなすこともできるのです。悪いことをしてしまい、その反動がもろに返ってくる前に、何かよいことをすれば、反動が小さくなってくるからです。

だから、何も知らずにひどい馬鹿をやってしまった人たちに、わたしたちは言うのです。自分として、みなの幸福のために、よいことをしていき、法則の反動を何とか乗りこなしていきなさいと。

迷惑をかけた人みなに謝り、償いを誓い、自分を投げて人々のために働き、自分の罪を清めていけば、何とかなってくるのです。

謝ることや償うことを嫌がり、何もしないでいれば、法則の反動は無情にあなたを切り裂くでしょう。自分のやったこと、言ったことが、正確に自分に返ってきて、むごい運命が表現される。

闇夜の底か、あしたの道か、というのは、自分次第で自分の運命が決まってくるという意味です。

法則の反動の前に、何もしないで、地獄のような闇夜の底に落ちてしまうか、それとも自分から何かをなしていき、あしたの道に希望を見出してゆくか。

どちらにしろ、選ぶのは自分です。





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たましひの

2024-08-21 04:28:11 | 短歌





たましひの 愛の御国を たてむとて きよきまことの ことのはを積む




*今週はかろうじて2首ほど詠めましたが、あまりよくありません。

かなりつらいですね。エネルギーを添島の方にとられていて、わたしらしい歌がなかなかきれいに詠めません。こまりましたね。

しかし、やる気になっている者の邪魔をするのも気が引ける。今は添島の活動に多くを譲りつつ、自分の方も少しずつなんとかしていきましょう。

表題の作は、昨日詠んだばかりの歌です。2首のうちでは、これがましなできなので、とりあげることにしました。今週は、過去作に頼らなければならないかと思うほど、歌ができなかったので、ぎりぎりで何とかなった形ですね。

わたしたちの大きな夢の一つは、この世界に愛の天国を建設することです。

地球上のすべての人間を解脱に導き、愛に目覚めさせることで、この世に愛がすべてを統括する、美しい愛の国を造るのです。

すばらしい夢だが、一朝一夕でかなう夢でないことはわかっている。この世には、厳しすぎる現実がありすぎるほどにありますから。

戦争、虐殺、テロ、レイシズム、ヘイト…、人間存在の生を苦しめるお化けのような現実がたくさんある。そこを乗り越えて、この世にすばらしい愛の国を建てるには、一体どれだけの年月と苦労が必要なことでしょう。

しかし恐れてはいけない。迷ってはいけない。人間はこの時代、自分の真実を知った。愛に目覚め、他に二人といない、ただ一人のこの自分存在のすばらしさを知り、美しい魂の天国を知った。すべてがそこから始まる。

一粒の愛の姿であるわたしたちが、その夢のためにできることは、この存在の表現力を駆使して、愛の真実を叫び続けることです。それによって、たくさんの人々を解脱に導くのです。

別館の詩や、X(旧Twitter)での大火のつぶやきを通して、おもしろおかしく、時には真面目に厳しく、真実を人間世界に投げ込んでいく。

誰も聞いていないかに見えて、確かにそれは人々の心に届いている。

波のように繰り返し、まことのことばを吐くことで、人々の心を導いていきたい。正しい真実と、おもしろい知恵を、教えていきたい。

愛のために、自分ができることをまっすぐにやっていけば、小さなブログが、人類を変えてゆくこともできるのです。




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虚しさの

2024-08-14 03:26:50 | 短歌





虚しさの まなこに出でて さいはひの 一世の夢は 黄金のひとや





*今週は三首ほど詠めました。添島のほうにエネルギーをとられて、ここのところ全然詠めていなかったのですが、少し調子が戻ってきたようですね。

表題の作は、わたしたちが例の悪魔と呼んでいる、ある野球選手のために詠ったものです。

世界的に有名な選手でね、今もテレビの中で大活躍しているのですが、本人は全然楽しそうじゃない。才能にも名声にもお金にも美人の妻にも、全部恵まれているのに、目から虚しさがこぼれ出ている。

愛が何もないからです。すべては嘘だからです。

人から盗んだ福をつぎ込んで、人もうらやましがるような、何もかもに恵まれた人生をでっちあげてみたら、みごとの黄金の牢屋(ひとや)ができあがった。何も知らなかった馬鹿者は、一生あの牢獄から出られない。

魂が愛に飢えて、疲れ果てていくのに、幸せのふりを続けていかねばならない。馬鹿が馬鹿をやりすぎて、世界中の人をだましてしまったからです。

かわいそうだが、わたしたちは救いの手を差し伸べるつもりはありません。あれは当然の報いだからです。愛を馬鹿にし、人を馬鹿にし、すべてを自分のエサにして、自分だけの豪勢な幸せを味わおうとした、悪魔の行き着いた、当然の結末なのです。

人の苦しみを振り向きもせず、自分の幸せのためだけに生きてきた。だから自分が苦しんでも、だれにも振り向いてもらえない。

黄金の幸せでできた、豪勢なひとやの中で、彼は一生、冷たい孤独を抱いて、苦しまねばならないのです。




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目も見えぬ

2024-08-07 03:29:18 | 短歌





目も見えぬ 赤子に金を 与えては ひと世の夢を 地獄に流す




*今週は第3館からいきましょう。これはオリンピックに寄せた4首のうちの一つです。

最初、それらを詠んだとき、タイトルを「オリンピックのために」とするのはまずいんじゃないかという意見もあったのですがね、わたしが強行しました。テレビで見たオリンピックの様子が、あまりにひどかったからです。

裏で嫌なことばかりしている馬鹿が、自分を選ばれた良い人間だと思い込んで、メダルをぶら下げてたいそううれし気に笑っている。その様子が、目もあてられぬほど、ひどかったのです。

彼らは自分たちが努力して、メダルを得たのだと思い込んでいる。しかしそのことは、まるごと嘘なのです。彼らは、不正な霊的援助を駆使して、馬鹿が作り上げた、偽物のアスリートなのです。

彼らは自分の霊では何もやってはいない。日頃の訓練も何もかも、他霊が自分の肉体を動かしてやってくれているのです。本人は、他霊がやってくれている自分の人生を、眺めているだけなのです。

そんなずるい人間たちが、たくさん集まって、オリンピックのお祭りで騒いでいる。あまりにも愚かな風景だ。

メダルをとれば、世間にもてはやされて、望み通りの幸せが得られると思っている。馬鹿は何もわかってはいない。かたちばかりのきらびやかな栄光と引き換えに、何を失うのかを、まるでわかってはいない。

まだ目も見えぬ赤子というのは、何も勉強していなくて、大事なことが何もわかっていない人間ということでしょう。そんなものに恐ろしく高い金を与えてしまったら、そのあとが大変なことになる。

馬鹿がずるいことをして、恐れ多い栄誉を盗んだことになり、その罪を支払うために、地獄のような思いを味わわねばならなくなるのです。




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地に落ちて

2024-07-31 03:44:42 | 





地に落ちて まだ生きたしと 七日蝉





*今週は、わたしも大火も、あまり良い歌が詠めませんでした。ですから久しぶりに俳句をいきましょう。これはタイッツーのほうに発表したものです。

まだ七月で、蝉が鳴き始めて少ししか経っていませんが、ある朝、散歩の途中で、早々と落ちた蝉を見つけました。まだ生きていたので、少し哀れと思い、助けてやりました。

うごめいている蝉の足に、指を差し出してやると、蝉は指につかまってきました。そのまま近くの草にとまらせてやりました。美しい蝉でした。

何年も暗い地中の中で暮らし、地上に出て飛べるようになってからは、七日しか生きられないという蝉。夏の蝉時雨は焦るように生きる彼らの、熱い息吹なのだと感じます。

ひと夏の短い恋を終えると、たぶん蝉はすぐに死んでしまう。それが神の決めた蝉の生き方なのだ。

だが地に落ちた蝉は、まだ生きたいというように、動いていた。短い残りの生の中で、蝉の魂は何を感じていただろう。

生き物としての使命を終えた、蝉にとって、地に落ちてからのしばしの時間は、神が蝉に与えてくれた、美しい恵みなのだと感じます。そこで蝉の魂は、生きることの何かを、確かに感じているのだと思う。


終はり来て 七日の蝉の ひとあがき    夢詩香





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悪魔のうめき

2024-07-24 08:52:32 | 短歌





われのみの さいはひをこひ 夢のごとき 地獄を生くる 悪魔のうめき




*わたしたちが、例の悪魔、と呼んでいるのは、ある有名な野球選手のことです。まあ知っていると思いますが。

彼は自分の幸福な人生を作るために、あまりにも多くの人間から幸福を盗み、それを独り占めしている。だからあのように、人間とは思えないような、すごい幸福者になることができるのですが。

本人はちっとも幸せそうではない。鋼鉄の仮面のごとき、好青年の外面で隠してはいますがね、時折見せる暗い表情や、むなしさの漂う目つきに、本当の心が見える。

人もうらやむような見栄えのいい幸福を作るために、美人と愛のない結婚をしてみたら、まさしく自分の人生が地獄になった。金も名声も才能も、すべてがあるのに、全然楽しくない。全然愛がない。

愛を馬鹿にして、自分だけの幸せのために、すべての人間を奴隷化し、利用してきた人間の、目指してきたすばらしい幸福とは、愛が何もない、黄金の地獄だったのだ。すべてがあるのに、何もない。

かわいそうに、本当の自分をごまかして、うその自分を生き続けていれば、究極、そういうことになるのだ。自分で作った黄金の幸福の、夢のような地獄に、一生住んでいなければならない。

愛がなければ、何もないのだということが、深く分かった時には、すべてが遅い。

人間を恐怖で締め上げ、自分の思い通りにできる馬鹿にしてきた、悪魔活動の、最終結果の見本を、彼は人類に、見事に教えてくれるのです。




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