偽物の 美人は嘘が もろばれて 男が怒る 男が逃げる
*今週はわたしもいくつか詠めたのですが、大火のこの勢いに気おされて、また大火の歌です。
もろばれとか、きついスラングを使って、彼が歌う歌は、いつも人間の痛いところを、鋭く突きますね。
偽物の美人の魂胆は、他人から盗んだ美貌をかぶって、美人に化け、それで男をだまし、自分の思い通りにしようということです。要するに顔で男をだましてからめとり、自分だけいい目をみようとするのです。いうまでもないことですが、汚いですね。
昔は、人間の男もそんな女に簡単に騙されていたものですが、いつまでも同じ手は通用しない。顔で女を選んだ失敗を重ねて、男も賢くなる。また、天使が偽物の美人の正体をみんなにばらす。馬鹿な女がどんな卑怯な手を使って男をだまし、自分の欲のために利用してきたかを、みんなに教える。
偽物の美人の正体は、はるか昔に勉強をやめた、原始の魂なのだ。人の美貌を盗んで、他人の美人ばかり生きてきて、本当の自分を生きたことは、ほとんどない。彼女らは、盗んだ顔でいい目を見るという人生ばかりやってきて、人の痛みもつらさも勉強してこなかったから、いまだに愛がわからず、動物的エゴと欲のみで生きている。
そんな女は愛しても苦しいだけなのだと、男も気づいた。
男の気を引こうと、表面はずいぶんときれいにしているが、目つきが嫌らしくて、心と言葉が美しくない女は、相手にしないほうがいい。
馬鹿な女のずるさに、男も相当怒っている。
ここらへんで心を改めないと、偽物は大変なことになりますよ。人の美貌を盗んで、男をはめて、利用しようとしている、最も汚いブスになる。
いい男と結婚したいなら、潔く嘘の美貌を捨てて、本当の自分に戻り、愛の勉強をまじめにやり直していくことです。