小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

JAL、再上場の摩訶不思議

2012年09月23日 | 社会戯評
JAL、再上場の摩訶不思議
それにしても、優待券を期待して、個人株主になった人達は、投資結果への自己責任という形で、どれ程の損害を、これまで、被ったことだろうか?あれから、2年程で、今度は、全く、異なった株主により、再上場が、果たされ、公的資金の一部が、これで、回収される目途が、ついたと報じられている。おまけに、再生法の適用であるから、これからも、一定期間、法人税の免除の優遇が継続されると言うではないか?大手証券会社によるインサイダー取引や、一部大企業顧客への不当な利益供与が、株式市場で、公然と行われているという現状では、本当に、平等、且つ、公正な条件での取引・競争が、なされているのであろうかと疑いたくもなる。今年に入って、世界的にも、フェースブックに次ぐ規模での上場規模であるとも、報じられているが、、、、、、。本当に、證券市場の活性化と信頼回復に、寄与しているのであろうか?他方、ANAの株価との余りの値差や、LCCとの今後の競争や、地方路線からの撤退など、本当に、安心と安全、消費者の利益を考えた再上場なのであろうか?いつも、去って行った従業員の犠牲と、個人株主の紙切れ同然の損失と債権放棄という魔法の杖で、惑わされていることはないのだろうか?