小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

与えられる側から与える側へ:人生での出会い

2019年03月15日 | 社会戯評

下記のFB上での発言を、シェアーさせて貰いました。(赤い太字は、ブログ筆者修正)

(QUOTE)

<117期メンバー 上田高校を卒業しました。>
3年生広報のSです。この度、私たち上田高校カンボジア井戸プロジェクトの3年生は上田高校を卒業しました。井戸プロが始まって約2年、これまで数え切れないほどたくさんの方々に応援をしていただきました。関わってくださった全ての皆さん、本当にありがとうございました。
振り返るとこの2年間はあっという間に過ぎてしまいました。2017年の4月、フィリピンスタディツアーから帰ってきたメンバーを中心に、世界の貧困問題に対して117期生独自のアプローチが出来ないかと考えた結果、このカンボジア井戸プロジェクトが発足しました。正直に言うと、発足当初は井戸プロの成功に対して懐疑的な人が非常に多かったと思います。というのも、バザーで本当に10万円が集められるのか、実際にカンボジアに行ってしっかりとした井戸が建設できるのか、という思いを皆が抱いていたからです。実のところ私たちメンバーも同じ思いを持っていたときがありました。
しかし、私たちの活動を止める理由は一つもありませんでした。たくさんの壁が私たちの前に立ちはだかりましたが、「少しでも安全な水を必要としている人の力になりたい。」という私たちの強い思いが揺らぐことはなかったからです。また有志だけでなく117期全員がこの思いを共有し団結したからこそ、その後の道が開けたと思っています。
私たちは初めてのバザーで地域、全校の皆さんの協力を得て10万円の収益を達成し、その後は現地渡航に向けての準備を始めました。この段階においても様々な問題が発生しました。しかしその度に顧問のT先生と共に私たちメンバー自身の思いを発信することで最終的には全ての周りの人が快く私たちを送り出してくれることになりました。
そしてカンボジアでの6日間。私たちはここに書き表せないほどたくさんのことを経験しました。悩み苦しむことの方が多かったかもしれません。帰国後、私たちは自身の経験や井戸掘りの重要性を伝えるため数え切れないほどたくさんのプレゼンテーションを行なってきました。そして2年目のプロジェクトの実施も決まり、第二回バザーでは20万円の収益を達成、今月の1,2年生のカンボジア渡航・井戸掘りへと繋がりました。私たちの活動報告にはたくさんの方が関心を持ってくださり、県外にも協力の輪が広がっていきました。
このプロジェクトを通したくさんの人々と出会いお世話になりました。今でもカンボジアで出会った子ども達のことを思い出さない日はありません。そして渡航前の期間においてはたくさんの方に支援をしていただきました。これまで私たちは何かを「与えてもらう」側だったと思います。しかし高校を卒業した今、今度は私たちが何かを「与える」側にならなければなりません。まだまだ未熟な私たちではありますが井戸プロで得た経験を生かし更に成長し、お世話になった方々に恩返しが出来るよう努力して参ります。
私たちにとってはこれで一旦「上田高校生」としての井戸プロは終わりになります。しかし私たちは自分たちが立ち上げたこの井戸プロを「ライフワーク」であると考えています。実は既に新たな私たち117期井戸プロの発信活動や渡航計画が少しずつではありますが進行中です。まずは今月の1,2年生の渡航が成功することを応援して、そしてこれからも井戸プロがずっと上田高校の文化として残っていくように私たちの最善を尽くしたいと思います。
最後になりましたが改めてこれまでのご支援・ご指導、本当にありがとうございました。そしてどんな時も私たちを信じてくれた一番の理解者である顧問のT先生、本当にありがとうございました。
そして今月23日からは1.2年生がカンボジアに渡航します。これからも井戸プロジェクトへの応援をよろしくお願いします。(UNQUOTE)

 

若い頃の<人との出会い>は、自分の人生を振り返っても、<良き師と良き友人>との出会いは、半世紀を経た今日でも、年に一度は、必ず、続けられており、仕事の上でも、公私ともに、その生活の上でも、大変意義深いものがあります。<50年前の若者>にとっては、これから、次代を担うべき有為の若者達が、自主的な活動と共に、或いは、T先生のような人たちの指導や外部の水知らずな関係者とも交流を重ねながら、<カンボジア井戸掘りプロジェクト>や、<シリア難民写真展>のような学内外・国内外活動を、<企画・組織化・実行・フィードバック>してゆくことは、PDCAサイクルではありませんが、将来の彼らにとっては、大変、自信にもつながり、将来の人生観や生き方にとって、意義深いモノであろうことは、疑いのない事実であろうと文章を読んでいて、感慨深いものがありました。札幌農業学校のクラーク博士ではありませんが、<Boys Be Ambitious (like my old gentleman) ! > ほんのわずかな時間でも、この年寄りのように、、、、のごとく、そんな出会いが、その若い人たちの人生を左右するものなのかもしれません。私の小学校の恩師(女教師で、国語専攻、書道・日舞・フォークダンス・卓球趣味)は93歳になり、私たち70歳になりたての生徒達よりも、誰よりも、知力・体力、健康で、はつらつとしています。<継続は、力なり>ではありませんが、是非共、継続できる限り、このプロジェクトを、継続指導していただきたいと思います、微力ながら、多少の散財のお手伝いは、年寄りの社会貢献、社会への恩返しと思って、協力したいと思います。又、東京でのフォローやケアーなども、<フーテンの寅さん>ではありませんが、人生の良き、<反面教師として>、人脈の紹介や相談に乗ったり、悩みを聞いたりしてお付き合いして貰いたいと考えております。多少、若い人には迷惑かもしれませんが、全く、利害を有することのない、爺さんの方が、両親や兄弟達とは異なる観点からの客観的な助言が、出来るかもしれません。何せ、先生と違って、私の友人達は、自分も含めて、<反面教師>ですから、、、、、、、。

又、お目にかかれる日を愉しみにしております。ご活躍をお祈りしております。

 



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