小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

出張族が宿泊できないらしい:

2015年08月12日 | 社会戯評
出張族が宿泊できないらしい:
そりゃ、さもあらん!何せ、訪日観光客が、年間1000万人を越える勢いで、ますます、オリンピックに向けて、増加してくる以上、その収容キャパが、増えない限り、ところてん式に、あぶれてくることは間違いない。しかも、出張日程などは、何ヶ月も前には、決められない以上、片や、旅行日程を随分前から、ネット予約で、決めてゆく旅行者と較べれば、ハンディキャップがあるものである。しかも、政府は、未だ、旅館業者の法律的な規制を緩和することなく、一方で、海外からの旅行者は、Aibnb等のサービスをどんどん使っていて、なし崩しも何も、現実には、もう、空いている部屋は、すぐに埋まってしまうような状態で、都心の高級ホテルのような施設とは別に、地方都市でも、Aibnb等のサービスが、浸透して来つつあるのが現状である。今更、実態調査とは、何をやらかすのであろうか?誠に、官のやることは、変化の兆候を捉えるのではなくて、見えてきて初めて、調査するという所謂、後追い、追認である事は間違いないであろう。こういう情況が、進行してくると、終いには、出張族は、カプセルホテルですら、海外旅行バックパッカーと一緒に、寝泊まりしなくてはならなくなるのかも知れない。それにしても、現実は、どんどん、変化してゆき、自己防衛もままならぬ局面に陥ってしまうかも知れない。空き屋対策ではないが、片一方で、空き屋が余っているのも、不思議な情景である。


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