明日は暦では“大寒”を迎えます。ますます、厳しい寒さとのたたかいがはじまります。天気予報では、冬型の気圧配置によって厳しい寒さが続き、特に北日本の日本海側や北陸などでは“雪”マークがついています。
今朝の“冷え込み”も厳しかったですネ。いつも通り早朝宣伝を30分間行つていましたが、演説してから20分位経過すると“ほっぺ”がこう着状態化し言葉が上手に出てきません。それでも予定時間までやり通しました。同伴してくれた後援会員さんが、「寒かったんでしょう。いつもの滑らかな喋りと違っていたヨ!家に寄って暖かいコーヒーでも飲んで行ったら・・・」と声をかけてくれました。早速頂いたコーヒーは特別美味しく、低体温状態から脱することが出来て助かりました。
過日のこと、冬期間は“除雪機のオペレーター”の仕事をしている兄から、「連日のドカ雪で身体はクタクタだヨ!僅かな距離なのに1時間もかかるんだ・・・」と聞いて驚きました。思い出すのは日曜日のこと。勉強会に札幌から講師が来る予定でしたが、大雪のためJR線も高速道路も止まって身動きできない、との連絡でした。同じ北海道でも太平洋側の苫小牧はまるで別世界です。まだ、除雪車の出動は1回しか見ていませんから。
この間、除雪で苦労したこともありますが、降雪量の違いはあるとは言え日本海側地域に住んでいる方のことを考えると(私は)恵まれていると思います。
“厳寒”と言えば、厚労省と文科省の両省が昨日まとめた今春卒業予定の大学生の就職内定率(昨年12/1時点)が調査をはじめた1996年以降で最低の68.8%という“超氷河期”が続いています。と同時に、高校生の内定率は前年よりも2.5ポイント上昇したとは言え、70.6%と厳しい状況は同じです。
訪問先のおばぁちゃんが、「渡辺さん聞いてほしい。孫が学校紹介で就職して喜んでいたのに、実際働いたら話が違う勤務状況。結局、身体を壊して・・・」と涙して語りだしました。ちょうどお孫さんが遊びに来たので事実経過を聞くと「夢があって選んだ職業だったのに、勤務条件が違って、同僚が辞め、補充しないので労働強化になり、私は病気になりました。(学校の)先生にも話したら驚いていました。今は身体を治すこと。そして就活に・・・」と明るく応対していましたが、学校に来ている求人募集まで虚偽記載がまかり通るのであれば、絶対に許すことはできません。「菅さんの言う1にも2にも3にも“雇用”とは誰に発している言葉なの・・・」とおばぁちゃんの怒りの声は止まらないのは当然です。
若者の社会人の第1歩が失業者という社会は、まさに政治の責任です